ケニアに行くための準備は2つです。
ケニアに入国するための査証(VISA)の取得とワクチンの接種です。
ワクチンといえば、今は新型コロナのワクチン接種が始まった話で持ちきりですが、ケニアに行く際に私がしたのは黄熱病の予防接種です。
今後は、海外旅行に行くのに、新型コロナワクチンの接種義務が当たり前になるかもしれませんね。
黄熱病は新型コロナより恐ろしい
ケニアは黄熱病の汚染国に該当します。黄熱病は野口英世が罹患し死に至ったことで有名ですが、21世紀の今でも致死率が高く、感染して数日で死亡するケースも珍しくない、恐ろしい病です。
イエローカードの携帯は必須?
黄熱病ワクチンを接種すると黄熱予防接種証明書(イエローカード)がもらえます。これを私はパスポートとビザと共に携帯して行きました。
但し、イエローカードの携帯は日本から直でケニアに入国する際には必須ではありません。日本が黄熱病の汚染国ではないからです。しかし、他国を経由して入るときなどには提示を求められることがありますので、注意する必要があります。
黄熱病ワクチンが有効になるまでに10日かかる
黄熱病ワクチンは1度接種すると10年間効力があると言われていますので、新型コロナワクチンのように何度も受ける必要がなくて楽です。実は私はケニアに渡航した2011年より前の2007年にイエローカードを既に取得済みでしたが、黄熱病ワクチン同様、イエローカードも取得後10年間有効でしたので、使いまわせて便利でした。
と思っていたら、違ってました。(むしろ朗報)
今、確か10年だったよねと念のため調べていたら・・・なんと
10年間有効➡︎一生涯有効(2016年7月以降)
に変更されているではありませんか!2016年から変更になったようです。
詳しい理由は分かりませんが、超得した気分。イエローカード捨てないでいてよかった!
ただ、黄熱病ワクチンの接種に際しては、他とは異なる一つ大事な注意事項があります。それはワクチンは接種後10日ほど経たないと有効にならないということです。
どうせ一生涯有効なのですから、行く前ギリギリではなく、余裕を持って1ヶ月以上は前に打っておくのがベストです。
しかも、イエローカードの取得費用は高くないので、むしろ感染リスクを考えると新型コロナの何倍も致死率の高い黄熱病の予防対策はしていくべきだと考えます。
イエローカードはケニアのみならず、赤道直下の国(主にアフリカや南米諸国)に行く際のリスク低減につながるので、蚊の多い熱帯地域への旅行が好きであれば取得しておいて損はないでしょう。
ケニア入国ビザの取得はオンラインでOK
次に査証(VISA)の取得です。
こちらは10年前はケニア大使館まで2度も出向いて取りました。
でも今はオンラインで取得可能になったようです。
www.kenyarep-jp.comこれから行かれる皆さん、ラッキーですね。
渡航のたびに思うのですが、各国大使館に足を運ぶのって結構面倒です。
しかも、ビザやイミグレの担当者って、慎重に対応しないと怖いイメージがあります。私の友人で昔、オーストラリアの学生ビザの延長の際に、イミグレの担当者の機嫌を下手に損ねてしまい、ヘソを曲げた担当者に意地悪をされて、一時的に不法滞在のステータスになってしまった人がいました。人間って怖いですね。
ケニアのVISAは写真の通りちょうど3000円でした。
こちらはイエローカードと違い、必要なものさえ持っていれば現地でも入手できるみたいですが、それもイミグレの機嫌次第と考えると(偏見強くてゴメンなさい)、私は事前に取得していく方を選びます。入国審査官に賄賂とか請求されても嫌ですしね。
VISAと言えば、昨年8000円以上かけて取得した中国留学ビザが、一度も使われることなく無効になり、今でもむなしくパスポートに貼られています。
やっぱり新型コロナ、腹ただしい!!!
③に続く。