20年ぐらいずっと頭痛に悩まされています。
ひとくくりに頭痛と言っていますが、偏頭痛と書くのか片頭痛と書くのか分からない偏頭痛や、頭部や肩のコリからくる緊張型頭痛、さらに群発性頭痛の時もあり、対処法も様々です。3種類もの頭痛合わせ技を持っている人って他にいるのでしょうか?
って、胸を張っている自分がちょっと悲しい。。
ただ、問題なのはこの3種類の見分け方が結構微妙です。最近でこそ自分の中で当たる確率もだいぶ上がってきましたが、昔は本当によく分かりませんでした。
なぜ見分けが必要かというと、
頭痛の種類によって対処法が全く異なる
からです。私の中では基本、偏頭痛はコーヒーが効き、緊張型頭痛はロキソニン、群発性頭痛もロキソニンと定義しています。偏頭痛の時は頭を冷やし、緊張型の時は血流を良くする必要があります。そう、対処法が全く逆なのです。チョコレートやチーズ、オリーブオイルは悲しいかな、偏頭痛には悪いと言われます。実は私、イタリアのフィレンツェでお料理教室に通ったこともあるくらいイタリア料理を作るのが大好きで、自宅でもよく作ります。本格的なイタリアンにはオリーブオイルとチーズが欠かせません。なので、偏頭痛かどうかを見分けるのは私にとってはとても大事な作業なんです。
又、厄介なのは緊張&片頭痛同時発生の時で、その時はコーヒー飲んでロキソニンも投入します。
さて、見分け方ですが、
一番簡単なのが群発性頭痛
群発性の場合は、朝起きる時に目の周りが痛くなり、既に頭痛が始まっている感じです。脈打つような感じで、発生頻度はそれほど多くないものの、一度始まると、私の場合は数日続きます。ロキソニン飲んで様子を見ますが、数日間油断できないので、本当に嫌です。目の周りが重たくなるのも私はすごく嫌です。
次に片頭痛と緊張型頭痛ですが、私なりの定義では、偏頭痛は頭を振ると痛さが増します。逆に緊張型は振っても別にという感じです。なので、振ると痛い時はコーヒーを飲みます。偏頭痛はそれでたいてい治りますが、それでも治らない時は、緊張型も併発していると判断してロキソニンも飲みます。
今でこそ簡単に書いていますが、このように頭が整理できるようになるまでには15年ぐらいかかりました。。頭痛専門医のもとに相談に行ったりもし、チザニン、イミグラン、スマトリプタン、エチゾラムなど数種類の薬を処方されたこともありますが、実際私に一番効くのはロキソニンという結論に至りました。チザニンは肩を緩めるお薬で緊張型に効くと言われましたが、私はチザニンを飲むと体に力が入りにくくなり、寝るしかなくなるので日常使いには向きません。一方、ロキソニンを飲んで眠くなったことは一度もありません。イミグランは強いお薬のように感じますが、間違った時に飲むと私は調子が悪くなるので、本当に頭痛で気分悪くて死にそうな時以外は飲まないようにしています。
ただ、こうしたお薬の副作用はあくまでも私個人の話です。人は似て非なるもの。お薬はそれぞれ個人がお医者さんの指示に従って服用してください。
さて、こんな私にはなくてはならないロキソニンも、飲みすぎはダメで、月に10錠以上は飲むなと言われています。一説には腸閉塞などのリスクを上げるとも言われているロキソニン、行きつけの漢方医さんには、ロキソニンの飲みすぎは早死にすると真顔で言われました。どんな薬でも飲みすぎはダメですよね。
とはいえ、痛い時はもう飲むしかありません。人生の先のことなど考えられないほどしんどいのですから、飲みますよね。ひどい時は吐き気も寒気もします。そんな時、寿命が縮まるからなどと冷静に考えられるでしょうか?来年生きている保証もないのに!
ですので、私は仕事中や旅行中などは躊躇せずに飲んでいます。
あーロキソニン、神!
そう、ロキソニンは私にとって一種の麻薬です!それで私の人生を少しでも快適にしてくれるのなら、生きる時間が多少短くなったって構いません。
旅行中もロキソニンは手放せません。でも薬局でロキソニンを買うと高いんです。私はおそらく平均よりたくさん飲んでいるので、耳鼻科でも婦人科でも内科でもなんでも医者にかかってしまった時はすかさず
「あのー、ロキソニンも一緒に処方してもらいたいのですが・・」
とお医者さんにお願いしてロキソニンを機会あるごとにコレクションしています。その方が安くつくし、ジェネリックのロキソプロフェンにしてくれたり、胃薬も同時に処方してくれたりして便利です。
さて、今日は低気圧のせいか偏頭痛と緊張のミックス頭痛がいらっしゃっています。
さっきマイルドカルディー(コーヒー)とロキソプロフェン(ロキソニンの後発医薬品)を注入したので、洗濯槽の洗浄作業にも張り切って取り組めそうです。
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