晴れ女のわがままジャーニー(人生も旅も)

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私が東京の満員電車での通勤をやめた理由

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先日東京では雪が降るとか降らないとかニュースでも大きく取り上げられていましたが、結局都心部に積雪はなく、通勤への影響がほぼなくて良かったですね。

と言っても、私は最通勤電車に乗る生活にピリオドを打ったので、もう冬の大雪や夏秋の台風による通勤への影響を心配する必要はなくなりました。

正直、清々しています。

満員電車が嫌いな人は多いと思いますが、私のように満員電車に乗っていると消えてしまいたい衝動に駆られていた人ってどれくらいいるのでしょうか?考えても仕方がないですが、私は満員電車で通勤していた時は週1ぐらいのペースで「消えてしまいたい」と思っていました。

「降りたい」ではなく、「消えてしまいたい」です。

満員電車を降りれば済むはずのことなのに、なぜ消えてしまいたい!とまで思うのか、自分でもよくわかりませんでした。

でも、一つ自信を持って言えるのは、私は人一倍満員電車が嫌いだった!ということです。そんなことに自信を持ったってしょうがないのは分かっています。でも、もし、私と同じように思っている人がいたら、一人で悩まずにいてほしいのです。

何を大げさな?とお思いかと思います。

思うに、見知らぬ人と密着してぎゅうぎゅう詰め込まれる満員電車は、その物理的な不快さのみならず、人間の精神をも破壊してしまいかねないのでは?

 

見ず知らずの人に睨まれる

見ず知らずの人にエルボーされる

見ず知らずの人に体重を載せられる

見ず知らずの人にヒールで足をわざと踏まれる(ありました!)

見ず知らずの人のカバンが自分の溝おちに入る

見ず知らずの人が見ず知らずのお年寄りに席を譲らない

見ず知らずの人に乗車時に跳ね飛ばされて倒れる(ありました!)

見ず知らずの人のカバンの金具で自分のストッキングが出社時に破れる

見ず知らずの酔っ払いが車内で見ず知らずの座っている女性の頭の上に嘔吐する(見ました!最悪です。吐かれた人はもっと最悪でしょう)

見ず知らずの痴漢が見ず知らずの若い女の子に密着する(怒鳴りつけました!)

見ず知らずのお年寄りに電車で席を譲ったら異常なまでに感謝される→恥ずかしい(どれだけみんな席を譲らないのか・・)

 

電車の中で人にされること、人がすることがすべてネガティブとは言いませんが、殺気立った満員電車によるストレスや見過ごせない行為、さらにそれに対する怒り、そんなストレスを抱えながらしか生活することしか選択肢がないと感じる虚しさなどが、自分の仕事自体よりも通勤電車に乗ることへの不安やストレスに変わっていったのかもしれません。そして、知らず知らずのうちに自己否定へと変わっていったのだと思います。ただ、それは今だから冷静に考えられることであって、毎日戦っている時はなんでだろう?なんでだろう?としか思えず、今にもテツandトモが出てきそうな勢いでした。

ま、要するに

私にはムリでした!満員電車。魂を抜いて乗車するなどいろいろ試しましが・・

東京に住み始めて15年以上が経ちますが、気付くのが遅すぎましたね。

人はどうあれ、私は東京の満員電車の通勤をやめなければいけない人間なんだ!と、頭では分かっていたのですが、なかなか行動に移せませんでした。

そんな私が悟ったのは、昨年の初夏に「ぎっくり背中」をやった時です。「ぎっくり背中」についてはここでは割愛しますが、要するにぎっくり腰の背中バージョンで、息もできないくらい肩甲骨の下が破れたように痛くて動けなくなる症状でした。そんな状態でも別に足は動くので普通に会社に行きましたが、

ぎっくり背中の時の満員電車って危険以外の何ものでもありません!!!

そう気付いたとき、その時こそがまさにTipping Pointでした。

 

ちょっと背中が痛いぐらいで相当な危険を感じる通勤ってなんなんだ!

ちょっと待てよ、こんな思いしなくても通勤や生活できる場所はいくらでもあるし!

 

そう、I snapped, seriously.(ブチ切れました、マジで)

 

電車でぎっくり背中を押されたとき、ピーンと頭のなかで何かが弾けました。

 

絶対通勤やめてやる!

 

と。

 

そして、通勤をやめたら、便秘が治りました!!

満員電車に乗らないことは精神衛生にも健康にも良いのかもしれません。

 

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