ホテル住まいになってからは、毎晩こちらの番組を見ています。
チャンネルは無数にあって、中国語以外にも英語や日本語もプログラムもあり、いつも何を見るか迷ってしまいます。
ホテルでテレビを見はじめて気づいたのですが、こちらのテレビでは現在、毎回CMで新型肺炎にまつわるウイルス感染予防の注意喚起を行っています。
パターンもいろいろなものがあり、お医者さんが出てきて呼びかけているものもあります。それもちょっとやそっとではありません。
ドラマの毎回のCMで必ず流れますし、ニュースの合間にも流れます。CM1クールに必ず1回は注意を呼びかけたり、今やるべきこと、やってはならないことなどを流しているので、台湾の人々はテレビを見ている限り、1日にこのCMを何度も何度も繰り返し見ることになります。
内容も、こまめに手洗いをしましょうといったものから、漂白剤などで身の回りのものを消毒するよう奨励したり、公共の乗り物に乗るときのマナーを示すものなど多岐にわたります。
また、駅では張り紙でこうした内容の注意喚起を行っています。
もちろん大学の授業も毎回生徒一人一人が自分の座る机を消毒剤で拭き、先生は電気のスイッチなども拭いています。手は別のアルコールで消毒します。私が授業に参加してからこれをやらなかった日は一度もありません。
テレビCMを鬱陶しいほどやっているせいか、ここ台北でのマスク着用率は非常に高い印象です。乗り物だと必ず9割以上(体感的には98%)がマスクを着用していると言えます。ある日MRTに乗った時は隣の男性が手の消毒をしていました。
私は日本で男性が手の消毒を「キレイキレイ」などの消毒液でやっているのを見たことがありません。小さなお子さんを持つお母さんなどがよく「手ピカジェル」を使っていますが、そのような感覚でこちらの男性も使っていました。
2月の頭に私が東京を出た時、電車でマスクをしていた人は全体の3〜4割いたかいなかったぐらいに感じましたが、今はどうなっているのでしょうか?
ちょっと気になります。
花粉症の季節が始まって皆マスクゲットに奔走しているのかな・・・。