台湾土産の定番「パイナップルケーキ」。
私の大好物です。
台湾華語では鳳梨酥。
今回私がお土産に選んだ鳳梨酥は2種類。
佳德
と
SunnyHillsサニーヒルズ微熱山丘
です。
この2か所でパイナップルケーキを購入した後、大量のパイナップルケーキを抱えてTLIのレッスンに行き、そのことを先生に話したら、それは
"古いパイナップルケーキと新しいパイナップルケーキですね"
と言われました。
最初何のことだかよくわかりませんでしたが、よくよく話を聴いてみると、なるほど!そうゆうことですか!! と興味深かったのでここに書きます。
どういうことかというと、
従来式と先生が呼んでいるパイナップルケーキは、
材料の餡に冬瓜が使われていて、餡も生地があま〜いやつで、
先生が新しいパイナップルケーキと呼んでいるものは、
甘さ控えめで、餡は本当にパイナップルケーキだけで酸味があるものということでした。
なるほど、
実際に買った後にパッケージを見てみると、
確かに佳德には冬瓜が使われていて、SunnyHillsにはパイナップルが使われています。
つまり、前者が従来式で後者が新型です(コロナじゃないですよ)。
面白いことに、それはお菓子の箱や店構えの雰囲気にも表れているように思いました。
雰囲気全く違いますよね。
佳德は老舗の感じ、SunnyHillsは近代的でおしゃれな印象です。
佳德のパッケージはもう見ただけでヨダレが出そう。
佳德のパイナップルケーキは実はあまり知らなかったのですが、今回滞在中に遊びに来てくれた情報通のNちゃんが大人買いをしていて、1箱私に置き土産してくれたので、ホテル住まいの時に朝ご飯代わりに食べていたら、噂通りの美味しさで見事にハマりました。
オリジナルの金賞受賞のパイナップルケーキは癖になる味です。
パイナップル以外でおすすめは、店舗でしか買えないいちご味です。
これはもう、
とろける美味しさです。
生地の甘みといちごの相性が抜群です。
私はいちごファンではないですが、これだけを買いに台北に行けと言われれば、多分行くと思います。いちご好きなら悶絶すること間違いなし。
その他、クランベリーやチェリー、パイナップルと卵黄、メロン味などもあり、店舗では好きな味を自由に箱に詰められるので、ついつい調子に乗ってたくさん買ってしまいます。
クランベリー味の餡は、パイナッップルケーキの中にクランベリーが入っている感じです。記事にもクランベリーが入っていて、美味しいです。
見ると、お店を出る人は皆両手に大量のパイナップルケーキを携えて帰っていきます。
一方、SunnyHillsはすべて可愛い手提げ袋に入れて渡してくれるので、プレゼントにぴったりです。
こちらも最寄駅は南京三民駅ですが、駅からは15分ぐらい歩きます。
でも。歩いた分ご褒美が!
店舗では無条件でパイナップルケーキ丸ごと1個とお茶が出されます。
ちょっとおしゃれな空間でゆったり味見をしてお腹を満たしてから買い物できるんです。
SunnyHillsは東京にもありますが、佳德は台北の南京三民駅近くのここしか店舗がありません。なのでいつ行っても長蛇の列です。どちらも人気のお店です。
SunnyHillsのパイナップルケーキは周りの生地がサクッとしていて甘さ控えめ、中の餡はパイナップルの味を最大に生かした爽やかな酸味のある味に仕上がっていて、なんだかモデルさんが好んで食べそうな都会スタイルのパイナップルケーキのように感じました。
両者の味は全然違いますが、私は気分によって、どちらも好きです。
甘党は佳德が好みかもしれません。
佳德のこの列に並びたくない場合は、パイナップルのオリジナル味だけですが、ネット注文でホテルの宅配してくれるサービスはあります。短期の旅行で時間がない人には良いサービスですね。
ところで、こちらの両店舗、いずれも入店時には厳しいウイルス対策を施していました。
特に厳しかったのは佳德で、入り口で体温検査とアルコール消毒があり、さらにマスクをつけていない人は入店できないという掟がありました。
食べ物を売る店舗ですから当然ですよね。