近年ガイドブックでも取り上げられるようになり、観光地としての知名度も上がっています。
私は5年ほど前のGWに一人旅で訪れたことがあったのですが、今回はいく先々で驚きの連続でした。
というのも、台中があまりにも変わっていたからです。
台中にはおなじみKKdayの外国人2割引チケットを利用していきました。
このサイトで新幹線の往復チケットを購入するときは、2つ予約を入れる必要があります。
台北→台中
台中→台北
をそれぞれ日付だけ指定して購入します。
これだけでOK!
あとは、当日乗る前にチケット売り場でスマホのバウチャーとパスポートを見せて乗る時間を決め、座席指定してもらえばいいだけです。SIMやWiFiがない場合は印刷済みのバウチャーでももちろんOK。
こうすることで、事前に乗車時刻が決まっていないので、時間を気にして朝起きたり、現地で時間を気にしながら行動する必要がなくなります。座席指定は追加料金は要らないし、最悪指定できなくても、自由席で乗って帰ることが可能なので、本当に便利です。
こんな紙のチケットをもらいます。旅のちょっとした記念になるかも。
新幹線乗り場は、乗車する車両番号や座席番号までホームに書かれているので、迷うこともありません。
台中に着いてまず向かったのは、彩虹眷村(レインボービレッジ)です。
前回行った時は台中駅からバスに乗って行ったのですが、今回は新幹線の到着駅である新烏日駅から新幹線を降りてそのままバスに乗っていきました。
下の写真の大きな出口からまっすぐ進んで前に出たらバス停があります。
バスの番号は56番です。
なんと10分ほどで彩虹眷村に到着。
こちらの方が全然近かったです。
台中のバスも悠遊卡(Easy card)が使えます。
そして、台中は10キロ以内はタダです!
なのでもちろん無料。
しかも、彩虹眷村のど真ん前に着きます。バスを降りて通りを渡ればいいだけです。
昔台中から行った時は、バスを降りてからも10分ほど歩いたし、グーグルマップ見ながらどこかな〜と探しながら行ったのですが、今回は彩虹眷村の前にかなりの台数のタクシーも止まっていて、かなり観光地化した印象を受けました。
そして、彩虹眷村の中にも変化が!
以前は村の一角にとても手狭なお土産コーナーがあっただけで、マグネットやハガキなどしか置いてなかったのですが、今回行くと、立派なお土産屋さんが誕生しており、ラインナップも衣服からマグカップ、マスク、タオルなど多岐にわたっています。
も、儲かったんですね、きっと・・・
それもかなり・・・
とても可愛いので私はおじいちゃんデザインのクリアファイルをゲット。
前回一緒に写真を撮ってくれた画家のおじいちゃんがいなかったので、お土産やさんのお兄さんに尋ねたところ、その時はちょうどお昼寝してて、1時間ぐらいしたら起きてくるとのことでした。
映え写真を撮った後は台中駅に向かいました。
変える方法は2つあり、元来た新烏日駅までバスで戻って電車で台中駅に向かう方法と、さっき乗ってきたのと同じ56番のバスに乗ってそのまま台中駅近くに行く方法があります。
乗り換えるのが面倒だったし、バス停が村のど真ん前にあったので、56番に乗って行く方法を選びました。
一つ注意は、このバスは台中駅ではなく、その近くの干城駅が終点だということです。そこから台中駅までは3分ほど歩きます。
又、時間も50分ぐらいかかりました。
なのでバスと電車を乗り継いだ方が早いかもしれません。但し、台中のローカル線は東京のように頻繁には来ないので、新烏日から台中までは距離の割には時間がかかると思います。
料金は後でチェックすると6元(約21円)でした。
10キロ超えたってことですね。
でもやっす。
私がバスに乗るときに使っているアプリは
台灣公車通
細かい時刻表が分かる上、今バスがどの辺にいるか詳しく知ることができます。さらに、地図上でもルートを確認できるのでとても便利でオススメです。
上の写真では10番がレインボービレッジです。
帰りの干城駅と台中の位置関係↓
47番から建国路をまっすぐ3分ほど南下すると台中駅です。
そうして着いた台中駅で、またしてもひっくり返りそうになりました。
まず、バスターミナルが恐ろしく立派になっていました。
前回は台中から直接桃園空港に高速バスで向かったのですが、その時使ったバスターミナルが、バスターミナルと呼べる代物ではなく、どこかの八百屋の敷地を広げてみました!という感じの手狭でゴミゴミした場所でした。
その上、私は夜20代のバスに乗ったので、夜の八百屋バスターミナルには怪しい人が多くウロウロしていたし、乗るバスが来たかどうかのアナウンスもいい加減で、自分がどれに乗るのか運転手さんに確認しに行くという余計な作業が発生していました。
でも、この時私の眼の前に現れたのは、紛れもなく
「新宿バスタ」の弟のような、いやお兄さんか?
と言わんばかりの立派な建物。
以前の姿からは想像もつかない立派で近代的な建物にバスが出入りしていて、各乗り場には電光掲示板もあり、時間も明確に示されているので、アナログな確認をする必要もなさそうです。
そして、さらに驚いたのが、
台中駅でした!!
でかっ!
前は原宿駅のような駅舎の前に夕方になると東南アジア系の若者がたくさん座り込んで怪しい会合?を開いていましたが、座り込むのを躊躇しそうな綺麗な空間が広がっており、巨大オブジェなんかもあって、 もう違う場所のようです。
その脇には古い駅舎もありました。
全く使われてなく放置プレーのようだったので、ここも外観を残しておしゃれにリノベし、カフェなどにすればいいのにと思います。
午後も街を歩いてみましたが、台中は以前よりはるかに洗練されていました。
街の歩道の至る所にあった段差も駅周辺は徐々に解消されてきているように感じます。駅前にの大通りを渡る時は、以前は車がはけたタイミングを見計らって半ば命がけで渡っていたのですが、今では立派な信号つきの横断歩道ができていて安心して渡れるようになっていました。
かなり観光客を意識した証ではないでしょうか。
過度に観光地化されるのは嫌ですが、安全で街歩きがしやすくなるのはいいことなので、どんどん進めてって欲しいです。
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