晴れ女のわがままジャーニー(人生も旅も)

自由人です。やりたいことをやります。まず、やってみる。

中国語のレッスンで学べること:3週間の中国語オンライン留学を終えてみての感想

f:id:KirigirisuMax:20200426141444p:plain

過去3週間、平日はほぼ毎日1日4時間ほどオンライン授業を受けました。

詳しくはこちら⬇︎

「ほぼ」とあるのは、1日だけ先生のパソコンの不具合で3時間の授業ができなかった日があったので。振替授業は月曜日に受講。

 

結果、使える表現とボキャブラリーは格段に増えました。

今回の授業の重点は会話力の向上。

なので、勧められたテキストよりももっと簡単な「汉语口语速成(提高篇)」を敢えて使いました。というのも、自分の弱点を克服するためにやるべきことは新しい単語を覚えることではないと自分でも分かっていたからです。

特段新しいことを習うよりも、「学習済み」のボキャブラリーをデビューさせるための訓練をするのが目的でした。

授業の中では教科書の単語や表現を使ってとても面白い話をたくさんしました。そのおかげで、一人で勉強するときよりも記憶に深く刻まれた気がします。昨日、台湾ドラマを見たときに、前よりもかなり聴き取れるようになっていて手応えを感じました。

例えば、「滚。(gun3)」Go awayの意味ですが、このひとつの音も、先生が「滚下来」という表現が出てきたときに派生して教えてくれていなかったら、ドラマを見ても音が一瞬すぎて聞き取れなかったと思います。

 

中国語のレッスンの中で学べること。それは、自分がそれまで使ったことのなかった言葉を正しい状況で発せるようになることかもしれません。先生の前で自分が使ってみるまで、それがその場面で使うのが本当に正しいのか、その使い方で本当に楽しいのかがわかりません。それを知る貴重な機会を提供してもらえるのがレッスンの場です。

私はテニスをやっているのでテニスに例えると、コーチがボレーはこう打つんですよ〜と説明するだけのレッスンならDVDを借りてきて自分で家で見てできる。けど、わざわざお金払ってコートに行くのは実際にボールを打ってみたいから。実際にボールを打てないのなら、来た意味はないんです。ボールを打って、それをコーチが打ち返すなり、そのフォームを直すアドバイスなりしてくれて初めて習っていることになるのだと思います。でなければ、自分で勝手に壁打ちでもしに行きますわ。

ところが、先生が説明ばかりしているレッスンではそれができません。教科書に沿って進めるだけの授業ではその機会は奪われてしまいます。先生の力量は、教科書に出てきた要素をいかに日常に溶け込ませられるかだと思うのです。そのために、先生は生徒に色々質問したり、その単語を使わせるように誘導して、生徒が少ない語学力でも日常で使えるような疑似体験をさせる必要があります。いかに生徒を喋らせるか?それが先生の仕事です。手本を示す以外、自分が喋ることは先生の仕事ではありません。授業で喋らされた生徒の失敗体験や成功体験がそのままその人の語学力につながります。

ただ、残念ながらそれができる学校や先生は中国語に関しては多くありません。これまで過去に習った韓国語の先生で一人だけまさにそのような先生がいました。

今年になるまでまともな1対1の中国語のレッスンを受けたことがなかった理由は、いろいろお試しレッスンを受けたものの、どれも満足のいく授業ではなかったからです。お試しレッスンは主に通学で受けましたが、実は7校ぐらい試しました。でも、どこもお金を出して通うほどだとは正直思えなかった。

これだ!と思えなかった理由で一番多かったのが、単純に講師が授業の準備をちゃんとしていないか足りないと感じたことでした。授業で使う教材を知り尽くして、授業の準備をしていれば、こんなことにはならないだろうと思えた授業がほとんどでした。つまり、これなら自分で家で一人でできるのに、この人はお金を取るのか?しかも1時間4000円以上も!というのが率直なところ。教科書をなぞるだけのレッスンにお金を払いたくはありませんでした。

なので、最初にとある学校で発音を習ったのと、去年の最後の数ヶ月間HSK5級のクラスに通った以外は、今までマンツーマンのレッスンを受けずに来ました。

ところが、ここに来て、オンラインレッスンで素敵な出会いがありました。それがKeatsのレッスンです。Keatsの先生は毎回教える内容を準備してきているのが分かります。そして、私のように1日に3時間授業を受ける生徒を飽きさせないよう毎回様々な仕掛けを用意してくれています。そして、最初の頃は何回か授業をした後、「このような授業の進め方はどう?」と尋ねてくれました。教材研究をきちんとしているので、教科書をうまく使いつつも、教科書から派生して教えてくれることもたくさんあります。Keatsの授業は1時間2100円ほどです。でも、60分フルで教えてくれ、宿題も毎回考えて出してくれます。宿題を出してくれる先生は、私は生徒の力を本当に伸ばそうとしてくれている先生だと思います。一方で教科書を進めるだけの先生はただ授業をしてお金を稼ぎたいだけの先生のように感じます。Keatsの先生は宿題だけでなく、毎回授業の中でも前に習ったことを細かく口頭でテストして、これまで習ったことが身についているか確認してくれます。

そして、何よりもこの先生、私に喋らせます。単語でも文法の構文でも必ず私を試します。私は必ず文を作って発話しなければならず、教科書の練習問題や発表以外に先生に聞かれて答える機会を山ほど作ってくれます。

自分が中国語をしゃべってみて、そこから学べる。こんな嬉しいことはありません。

しかも、聞き取れなかった単語も簡単には書いてくれません。漢字を見ればすぐにわかるのですが、まず説明を聞いて理解させようとします。どうしてもわからない時だけ最後の手段で漢字をくれました。

 

というわけで、45時間の楽しかった授業は終わってしまいましたが、このままでは勿体無いし、この先コロナの終息の兆しは全く見えないので、すでに支払った残高を全て使い、来週からさらに73時間のオンラインレッスンをすることにしました!なので、後5週間は留学気分を味わいながら楽しく引きこもれそうです。

それまでしばしの春休みです。

天天のオンライン授業は春休みもありますが・・^ ^ /

 

ツイッターやってます

twitter.com