そんなこんなで宿からあっという間にポンペイ遺跡に到着、お得で便利なアルテカードをゲットした後は、いよいよ遺跡の中に入ります。
さあ、れっつポンペイ!下地図の赤いところがポンペイスカビ駅で、そっち側に入り口があります。
ずんずん進んで行くと、もうそこはローマ帝国!?
左右前後全て遺跡でテンション上がり気味なのを抑えつつ、写真を撮りながら中へ中へと入っていくと、大きな広場に出てきます。そこからはベスビオ山が尾根二つ並んだ綺麗な姿で見えました。遺跡の背後にベスビオ山。なんとも言えない景色です。
とまあ右も左も遺跡です。なぜなら、街全体が丸ごと火山灰に埋もれてしまったものであるため、街サイズ。ツアーなどで滞在時間2時間などと書かれているのを見かけますが、ぶっちゃけ2時間じゃ半分も見れません。入り口でもらった地図はこんな感じです。
おすすめルートが4つ記してあります。
ただ、この地図・・・のせいなのか、遺跡があまりにもデカすぎて同じ色でありすぎるためかなんなのかとにかく最低3回は遺跡の中で自分がどこにいるのか分からなくなることを覚悟していったほうがいいです。しかも残念ながら遺跡には屋根がないので、晴れてたこの日もとても暑かったです。帽子と水は必ず持参していきましょう。この遺跡は一旦中に入ると、休憩所や売店などという気の利いたものは一切ありません。もちろん飲食スペースもなしです。疲れたら、その辺の遺跡の道端のボコッとした場所にみんな腰を下ろして休んでいました。
私はこの遺跡に5時間ほど滞在しました。それでも全部は見られませんでしたが、歩きすぎて足が疲れてしまったのであとは断念。
遺跡内には発掘された遺体から作られた石膏や調度品も展示してあります。一瞬にして火山灰や火砕流に飲み込まれたのでそのままの形で残っているそうです。
すごいのは、2000年前なのに、ある程度ちゃんとしたインフラが整っていて、水道などもあったことです!
また、当時描かれた壁画を厳密に再現したレプリカもそれがあった場所でみられます。本物はナポリの考古学博物館に多くが展示されています。こちらも後日本物を拝むために訪れました。
大きな円形競技場もあり、入って登ったり座ったり降りたり自由にできます。
ここを歩いていると、本当に古代にタイムスリップした気になります。歴史好きにはたまらん。
ポンペイ遺跡は実は未だに発掘が続いています。未発掘の場所はシートなどで覆われていて原則見学不可ですが、今もなお新たな発見が続いていて、多くに考古学者が古代ローマの文化や生活様式を知る貴重な資料として注目している場所です。
最後に有名な秘儀荘に行きました。
ポンペイ遺跡は絶対行ったほうがいいです!
この後はナポリにピザ🍕食べに行きます。
⑦に続く