サンテルモ城からフニコラーレでトレド通りに再び戻ってきました。
このあとはトレド通りを北上してスパッカナポリへ。
まずはお腹が空いたのでピザ屋へ直行!
今日のランチはPizzeria I Decumani(イ・デクマーニ)で食べます。
Pizzeria I Decumani(イ・デクマーニ)へのアクセス
フニコラーレを降りて(地図左下)トレド通りに出ます。
トレド通りを北上し、地下鉄トレド駅を通過し、地下鉄ダンテ駅の広場のところで右折。
その時、アルバ門というちょっと暗い場所を通りますが、そのまま進みます。
そのまま突っ切るとTribunali(トリブナリ)通りに出るので、そのまままっすぐ5分ほど歩くと左手の赤い屋根がイ・デクマーニです。
地下鉄一駅乗ってもいいですが、初めての街を眺めながら歩くのは楽しいので、歩いても全然苦になりませんでした。
ここで一つ注意事項があります。
このトレド通りの左側はちょっと坂になっており下町っぽくなっています。
ここへは旅行者は女子一人の場合は昼間でも絶対に入らないのが賢明です。
「スペイン地区」と呼ばれる地区で、ナポリで危険な場所の一つだからです。
夜は一人でなくても入るのは絶対やめたほうがいい場所です。
とはいえ、トレド通り自体は危険な香りはさほどしなかったので、気にせず楽しく闊歩できました。
アルバ門を抜けると細いですが、人通りの多い賑やかな通りに出ます。
ここがTribunali(トリブナリ)通りです。
Tribunali(トリブナリ)通り沿いに進み、Sorbillo(ソルビッロ)も通り過ぎた所にある左手の赤い看板がイ・デクマーニです。
入り口はトリブナリ通りをちょこっと左に入ったところにあります。
ソルビッロも人気のピザ屋さんで、水色のストライプの看板の前にはこの日も大勢が順番待ちしていました。
ここもランチタイムをかなり外して行ったのですがダ・ミケーレほどではないにしろ、お店の前にはまだ順番待ちの人がいました。
ここは番号などはなく、店員さんに名前を告げて、順番が来たら読んでもらうシステムのよう。
私もダンディなお兄さん店員に名前を告げました。
ここで、日本人旅行者向けのTipを一つ。
外国に行くとこのように自分の名前を告げねばらないことが少なからずあります。
例えば、海外のスタバって名前聞かれますよね。
そんな時は私は横文字の名前を使っています。
日本人の名前って現地の人が一回で聞き取るのは難しいうえ
いちいちスペルを言うほどでもないのに教えられては向こうにとっても面倒なだけ。
お互いに不利益なので、そんな時は英語名を使えばいいと思います。
もし英語名がない場合は自分で勝手に作ればよし!
私は英語名の他にラテン系の国用にスペイン語の名前も使っています。
それらの名前を行く先々で臨機応変に使い分けると
相手が聞いて一発で覚えてもらえるのでとても便利。
普段からネットなどで使っているとさらに愛着が湧いていいですよ。
以上、旅のコツでした。
店の外でぼーっと待っていると、10分ほどで自分も名前を呼ばれました。
ここでもあまり待たずに済んだ!ほっ。
ここで食べたのは、このメニューの2番目にかかれているStellaです。
Stellaはイタリア語で星の意味。
ジャジャーン!
葉っぱが邪魔して見えづらいですが、星型です。
このピザをなぜ選んだかというと、1つで5つの味が楽しめるからです!!!
一人なので他の人のをちょっとちょうだい〜wというのができないのがひとり旅の辛いところ。
でもこのピザは星型で、星の5つの尖った部分の中にそれぞれ違う具が入っているんです。
きのこ、ほうれん草とチーズ、ハムと野菜、トマトなど、星のトンガリごとに味が違い、チーズもモッツァレラや他の種類も載っているので、お一人様にはぴったりのピザだと思います!!
ただ、ここでも一人一枚オーダーのピザ大食い選手権なので、
量がアラフォーの胃袋を圧倒して、やはり完食はできませんでした。。
台湾みたいに持ち帰りの文化もなさそうなので、お腹が破裂寸前までピザをできるだけ詰め込んで、大食い選手権会場を後にし・・じゃなかった、ピザ屋さんを後にしました。
お会計はチップも含めて €12.5。
良心的なお値段です。
しかもここはチップがたった €1だった!
ということはやっぱこの前食べたパスタ屋はぼったくりだったのか!?と思ってしまいました。(まだ根に持ってる。。へへ、ごめんなさい。)
食後は、お腹が満腹すぎてパンパンすぎるので、腹ごなしにスパッカナポリをお散歩しました。
するとすぐ近くにお土産屋さんを発見。
ピザの時計やらマグネットやらを売っています。
そう、私は旅先でマグネットを必ず買うマグネッター。
マグネットを旅先で買えないと発狂する生き物です。
なので、早速ナポリの象徴のピザのマグネットをゲット。
お値段なんと€1!!やっすー。
マグネッターのデータ統計上、お土産屋さんのマグネットは500~600円前後が相場。
前回台湾で買ったマグネットが700円近くしたことを考えると、ここは、「お値段以上ニトリ」も顔負けの出血大サービスです。
お土産買うならスパッカナポリが安くていいかもです。
トリブナリ通りからさらに南側のCroce(クローチェ)通りのほうにも行ってみます。
ここは歩いていて楽しい下町です。
もうこの頃には、ナポリが好きになってしまっていたので、落書きを見ても「危険」という認識はなくなってしまっていました。
このマルガリータのピザマグネットの個別写真はこのシリーズの①のアイコンとして使用しています。
クオリティーを確かめたい方はどうぞご覧ください。
落書きと戯れながらの散歩はまだまだ続きます。
⑮に続く。