カプリ島の展望台で海を30分ほどぼーっと眺めた後、ふと我に帰りました。
十分癒されたし、海はお腹いっぱいになったので(飽きるの早っ)
港に降りようとフニコラーレ乗り場に歩いて戻りました。
すると、なんということでしょう。
チケットブースが閉まっとるやないかーい!
周りを見渡すと、私と同じくチケット買いたげな人たちがフニコラーレの乗り場周辺で困惑していました。
これもイタリアあるあるなのかな?
とりあえずそこで10分程待っていると駅員が戻ってきて何事もなかったかのようにチケットを売り始めました。
チケットは無事買えましたが、日本ではありえない話です。
イタリアではこうゆうことが結構多いようです。
でも、ここは日本人が是非とも見習うべきところだと思います。
日本人もこのようにストレスのたまらない働き方をすれば、毎日のお勤めがもっと快適になるハズ!
確かにお客は一瞬気を揉むかもしれないけど、そんなの大したことではありません。
働く側が毎日ストレスを溜めずに過ごせた方がいいのでは?
なーんて私は思います。
さて、無事に切符を買ってフニコラーレでマリーナの方に降りると
たくさんお土産やさんなどが並ぶ通りがあったのでそこでしばしお土産を物色。
賑やかな雰囲気で、フニコラーレの上より庶民的な感じです。
しばらく行くと、アナカプリ行きのバスがありました。
でも、このバスに乗って遠征はしませんでした。
デートには良いかもしれないけど、ピンのアラフォーが見るところはあまりなさそうだと思ったからです。
その辺で一番目立っていたのはリモンチェッロというリキュール(下)。
カプリやアマルフィで取れたレモンで作った特産物です。
このお酒はアルコール度数が強いので、小瓶でもお土産に良さそう。
瓶自体もおしゃれなので、私は小瓶数本を友達のためにゲットしました。
アイスクリームにかけたり、ソーダで割って飲んでも美味しいです。
お昼近くなると、さっき乗ったフニコラーレに長蛇の列が。
朝早くに行っておいてよかった!
船着場に戻ってみると、ポジターノとアマルフィに船が出ているようです。
洞窟に行けず、やることが急になくなって不完全燃焼だったので
急遽ここからアマルフィ海岸に船で行ってみることにしました。
早速ポジターノ行きのチケットをゲット。
アマルフィ海岸といえば、日本でもアマルフィが映画で有名になりましたが
船の時間までちょっとあったので海を眺めながら優雅に待機。
そして、いざポジターノ行きの乗り場に向かおうとすると
これまたソレントのときと同じく乗り場が全然見つからない。
人に尋ねまくってようやく見つかったと思ったら、なんと一番遠い端っこやないかーい!
結局猛ダッシュ&ギリギリセーフで乗船。
これは後半のフィレンツェなどでも感じたことですが、イタリア人には案内板立てるという概念はないのかね?
んでもってなんでいっつもこうバタバタやねん!
でもまあなんとかなるものです。
次回はアマルフィ海岸からお届けします。
⑳に続く。