フィレンツェに行ったら、ぜひ一度は訪れたいのが、メルカート・チェントラーレ(中央市場)です。
ここには、あらゆる食材やお土産が売られているほか、食事もできます。
食事に関して言うと、この市場は2階建てで、2階にほとんどの軽食屋さんがありますが、どこも値段設定が高めです。ネットの評判を見ても、味も普通と書かれています。観光客向けですねきっと。
でも、市場の1階はぜひ訪れてください!
なぜなら、少数ですが、リーズナブルで美味しい軽食屋さんがあるからです。
その中で、特に、いや、絶対にオススメなのが、
ネルポーネのランプレドットです!
「ランプレドット」は牛のホルモンを煮込んだものをパンに挟んだフィレンツェのB級グルメです。このお店はホストファミリーのご夫婦が教えてくれたのですが、ご夫婦曰く、「ランプレドット」はどこでも美味しいわけではないそうです。
実は私、内臓系が全般的にダメなのですが、美味しいと勧められたので、どうしても食べてみたくなり、€4(安い)出して食べてみたら、めちゃくちゃ美味しい!
お昼になると混むのですが、ちょっと並べば買えました。
私はこのランプレドットにはまってしまい、滞在中数回行ったのですが、いつ行っても、勝手がよくわからないこのお店。
どこからどこまでが列なのか、いつお金を払うのか、全体的に曖昧な感じですが、なんとなく毎回、目のあったお兄さんに注文をしていました。お金をすぐに払うときもあれば、ちょっと待ってから払うときもあり、謎のシステムですが、物欲しそうな顔して見つめていれば、いつか自分の番がきます。笑
ソースは辛いのと辛くないのの2種類あって、どっちがいいかと聞かれるので、両方とお願いしてみましょう。個人的に、両方バージョンが一番美味しいと思います。
メニューは他にもろいろありますが、私は毎回これだけ!
十分ランチになります。
なぜなら、この後、ジェラートを食べなければならないから。
ネルポーネのお店の前には食べる場所があるので、そこに座って食べることが可能です。
パンは表面が硬くて、噛み応えがあって美味しいです。
中にはホルモンや野菜が挟まっています。
お肉は超やわらかくて、ちょっと濃いめの味付け。ご飯にかけても合うんじゃないかな。
肉汁がジューシーで、ピリ辛で、旨味のたっぷり詰まったランプレドット。
ホルモン感は低く、ホルモンが苦手な私でもハマる美味しさ!!!
絶対に食べたほうがいいです!!!
㊺に続く。