前回は寄り道旅なのに、さらに寄り道してしまい、すみません。(汗)
⬇︎前回のお話⬇︎
クロコダイルファームの主役はもちろんワニです。
ここにはワニがうじゃうじゃいます。
そして、ワニのショーを観ることができます。
と言っても、ワニが自ら何かをするのではなく、お兄さんたちがワニにちょっかいを出すという、なんともワニにとっては迷惑なショー。
持ち上げられたワニ、なんだか窮屈そうで気の毒(写真上)。
でもワニを持っている側は気持ちがいいんだと思います。
昔、ケアンズのクロコダイルファームで子供のワニを抱っこさせてもらったことがあるのですが、ワニのお腹がプニプニしててとても気持ちが良かったです。ちなみにワニは目の間のおでこのような部分をスリスリしてあげると気持ちが良くなって、目を閉じます。本当に可愛いんですよ。
ところで、ケアンズとは違い、バンコクのクロコダイルファームはかなりサビれたファームです。椅子の老朽化が激しのに、放置されてる。こんなの危なくて、日本じゃ絶対にありえない。
ワニの調教師?のお兄さんはまるで犬に話しかけるかのようにワニと向き合っています。
そして、自分の頭をワニの口の中へ。
ワニにとっては迷惑な話。ワニもきっと「一体何やらされてんねん!」と思ってるはず。
ショーの他に、ワニに餌をやる体験もできます。
まず、餌を買います。餌はチキン。バケツ1杯でたったの20バーツ(約60円)。おったまげ〜。自分の夕飯も毎晩チキンにしたら、めっちゃ食費が浮きそうw
これを釣り竿で上から垂らすと、ワニがパクッと食べてくれます。
お肉の気配を察知したワニ君たちが続々と集まってきてくれます。
そして、パク!
で、私はちょっと意地悪なので、チキンをワニの頭上でポンポンとバウンドさせては引き上げて遊んでいました。でも、ワニは人間が思っているより賢いみたいです。しばらく私に遊ばれたワニ一同は、しばらくの間、まるで仏像になったかのように。一切動かなくなりました。私が頭をツンツンしても、数匹のワニは微動だにせず。これを数回繰り返して、私が「なーんだ、お腹が空いてないのかぁ?」と油断したまさにその時、ビュンと乗り出して、チキンをパクッとちぎり去ったのです。虎視眈々とチャンスを狙っていたんですね。
よかった、私、自然界に生きていなくて。これじゃすぐワニに騙されて喰われてしまうところだったわ。(汗)
餌はバケツ1杯分あるので、こうした駆け引き?が何度も楽しめます。
こんなに集まってくれて一緒に遊んでくれてありがとう、ワニさん。
愛くるしいワニを後にし、次に向かったのは、ゾウのショー。
サビれた園内ですが、ショーはちゃんとやってくれます。
ゾウさんたちは、椅子に立ったり座ったり2本足になったり、ボールを蹴ったりして観客を楽しませてくれました。
また、ショーを終えたゾウさんの足の下をくぐったり、近くで撮影したりもできました。
ショーの合間には餌やりもできます。
餌やりの時、ゾウと自分の間には一切柵などはありません。
餌はなぜかキュウリでした。私も太めのキュウリを数本握りしめてゾウにあげましたが、キュウリなんかゾウは一瞬で食べてしまいます。
動物との距離がものすごく近いので、動物好きにはたまらん場所です。
(3)に続く。