私とガタガタおじさんを乗せたカタール航空はナイロビに向けて順調に飛行を続けました。
前回のお話⬇︎
途中、おじさんの、大人しくなったり、うるさかったり、大きなため息を吐いたりに振り回されはしましたが、窓越しに眼下に広がるアフリカの大地が想像を掻き立てすぎて、おじさんに注意を向けるどころか、気分は最高潮に!
今回の飛行ルートをおさらい。
本当はデジタル&スマートに書きたかったのですが、破いた裏紙に手書きおばさんで失礼します。
関空〜ドーハを経由して約20時間後、ほぼ定刻のお昼過ぎに無事ナイロビのジョモケニヤッタ国際空港に到着。
ナイロビでまず向かったのが、
ジラフセンター(きりんセンター)
です。
ジラフセンターは到着日や帰国日の時間潰しに最適
ケニアに旅行に行く人は、そのほとんどがマサイマラその他僻地のサファリに行くことを目的にしていると思います。
でも、飛行機の時間によっては到着日や帰国日に暇になってしまうことも。
そんな時は、ナイロビからすぐに行け、現地所要時間も1時間ほどのジラフセンターが、手軽に楽しめて、時間潰しに最適です。
www.giraffecentre.orgナイロビは治安が悪いという噂
ジラフセンターはナイロビ中心部から車で40分ほどのところにあります。
ケニアの公用語は英語なので、一人で行っても良かったですが、ナイロビは治安が非常に悪いので、私は現地ドライバーを雇いました。
私が勝手に怯えているだけなのですが(小心者なので)。
とはいえ、日本人旅行者の女性が日本人らしい格好で一人でナイロビの街をぶらつくのは危険すぎると判断しました。
ただ、現地ドライバーまで雇うのはちょっと・・という場合は、ナイロビの日帰りツアーなどでいく方法もあるみたいです。
ジラフセンターのキリンは穏やか癒し系
ジラフセンターに入ると、キリンがうようよいました!
いっぱい顔を出しちゃって、おやつを待っているのね〜と思いましたが、餌としてもらえたのはカンガルーにあげる飼料みたいな玉だけ。
キリンの餌やりは、オーストラリア時代にもシドニーのタロンガズーでやったことがありますが、あの時はニンジン数本でした。
いくら人が沢山いるとはいえ、ちょっと少なすぎやしないかい?
こんなのキリンにとったら、ちっちゃいラムネ1個ぐらいの感覚でしょ?
とは思いましたが、一応あげてみたら、やっぱり楽しい。
しかも、なんともお上品に食べるじゃないですか!
タロンガズーのキリンは、ベロを恐ろしいほど長く伸ばしてきて、もっと乱暴にニンジンを奪い去っていったのに。
ケニアのキリンさんはとってもお上品〜。
ちっちゃい飴玉みたいな餌をちょっとずつ、ちょっとずつ食べてくれるんです。
もう”お行儀オブザイヤー”をあげたいくらい。
表情も豊かで可愛かったです。
なんというか、キリンのイメージ爆上げの体験でした!
ケニアでキリンと触れ合える貴重な場所
この後サファリで野生のキリンを死ぬほど見ることになりますが、サファリで野生動物に触れるのは厳禁です。
お行儀の良いキリンとこんなに触れ合えるのはここだけなので、行って良かったです。
④に続く。