ジラフセンターを後にし、この日のうちにナイバシャに移動しました。
紹介が遅れましたが、現地で雇ったドライバーはジャクソンさん。
若くてちょっとシャイな好青年でした。
そのジャクソンさんが運転するバンに乗ってナイバシャへのロングドライブ。
ナイロビの街は人が多いですが、郊外に出るとすぐに田舎道の中をひたすら走り抜ける感じになります。
高原をひたすら走り抜ける
同じように空が開けていると言っても、オーストラリアの赤土や乾いたユーカリの大地とは全く違った雰囲気で、どちらかというと、開けた山道という感じ。
ケニアは高原だからか、思ったより緑が豊かです。
ナイバシャに行く途中にはグレートリフトバレー(大地溝帯)があるので、展望台に寄ってくれました。
グレートリフトバレーの展望台は飛び乗るべからず(2011年6月時点)
でも、わーい展望台だ〜あ!
などとはしゃいで小躍りしながら飛び乗ってはいけません。
なぜなら・・
非常に危険な様子。。
私もうっかり飛び乗るところでした。
ケニアさん、「危険」のサインを出すか、修理するかしてください!(もうやったかな?10年も経ってるし)
でも心配は無用です。
展望台に上がらなくても、見える景色は同じです。
展望台に上がらずに撮った写真。
こちらが細心の注意を払い展望台の途中まで登って撮った写真(下)。
ただ、その大きな溝は展望台からは見えません(笑)!
なぜなら、真上から見ているわけではないからです。
大地溝帯は我々が想像しているよりもはるかに大きいのです。
ドローンでも飛ばして上空から見ない限り、地球の裂け目を見ることなどできないのでした。
地球の裂け目は目視できない
眺めはいいですが、裂け目というよりは崖の上から覗く感じ。
写真でいうと、ちょうど緑が切れているあたりの向こうに裂け目があるイメージです。
良い景色は堪能できましたが、溝のインパクトは薄め。
グレートリフトバレー展望台唯一のおみやげ屋さん
気を取り直して、おみやげ屋さんを覗いてみることに。
お店に獣(ケモノ)感が現れていて、中から山賊が出てきそうです。
アフリカ感はありますが、ポップな印象はなく、店内も薄暗かったです。
残念ながら、私の欲しいものはありませんでした。
何も買わずに出るのも気まずいので、店主に挨拶がてら話を聞いてみると、最近(10年前)は商売上がったりなんだそう。
お店のディスプレイや商品のチョイスなどもう少し見直したらどう?とアドバイスしたかったですが、なんだか勇気が出ませんでした。
⑥に続く。