ピンの旅人、食事に誘われる
で書きましたが、サファリカーはラブラブのハピンの私はなるべく邪魔をしないように、いつも助手席に乗っていましたが、2日目に他の日本人カップルから話しかけられ、ディナーに誘われました。
もちろん一人で食べるより楽しいに決まっているので、二つ返事でOKしました!
純粋に嬉しかったのです。
でも、これが後でちょっとした珍事件に。
ランチは一緒に食べてもディナーは遠慮すべきだったなと。
まあ、その話の前にまず、素晴らしいオロナナのお料理を少し紹介します。
オロナナテンテドサファリキャンプの食事
私が泊まったマサイマラのオロナナテンテドキャンプのお料理はどれも美味でした。
ランチは3コース(サラダ、メイン、デザート)
ディナーは4コース(スープ、サラダ、メイン、デザート)です。
飲み物はアルコールも含めて全て込み。
一つ残念なのは、10年前はまだ自分がスマホを持っておらず、どでかい一眼レフをディナーの席で構えるのはマナー違反かなと思ったので、お料理の写真を撮らなかったことです。
そんなわけで、写真はランチと朝ごはんしかありません。
しかもカメラが下手くそで、画像が良くないのを先に謝っておきます。
(その後でカメラ部に入って修行したので、この時に比べると、今は多少は上達しましたよ^^)
どれも激ウマ!と日記には書いてありましたが、ちょっと詳しい味は覚えていません。
でも美味しかったのは確か!
ケニアのオムレツは白い
朝ごはんはこんな感じです。
コンチネンタルですね。
見てわかると思いますが、オムレツが白いです。
これはたまたまではありません。
毎朝全部白でした。
つまり、黄身があまり黄色くないということ。
白いオムレツの味は実のところ、日記にも書いていなかったので、はっきりとは覚えていないのですが、多分普通に美味しかった気がします。
ディナーは自分の部屋にも持ってきてくれる
写真は1度だけ自分の部屋にルームサービスしてもらった時のものです。
この日は日中活動しすぎてバテバテになり、「疲れたからディナーは要らんわ」とモリスに言ったら、わざわざバトラーに部屋まで持ってこさせてくれたので、あまり食べませんでしたが、食事を撮影しました。
テントの中なので暗いし、ラップがかかったままでよくわかりにくいですが、ランチと違ってどでかい肉があります。
Third Wheel(お邪魔虫)
私を誘ってくれた新婚のH夫妻。
一人じゃ寂しいだろうと気を遣ってくれたのだろうと思います。
とってもイイ方で、楽しくおしゃべりしながらディナーを満喫。
聞けば、私のことをツアーガイドだと思っていたようでした。爆!
理由は私がいつも助手席に座ってドライバーと話していたからだそうな。
こんなにお客ほったらかしのガイドがいてイイはずがないのですが、難しい部分だけたまに通訳もしていたので、それでなのかな。
いずれにしても誤解が解けて良かった!
ご夫妻のお陰で、和やかに話をしながら美味しい食事を堪能していました。
やっぱ一人で食べるより楽しいな。
でも、デザートも食べ終えて、さあじゃあもうそろそろお邪魔虫は消えよう・・・そう思った時、事件は起きました。
突然、高らかに響き渡るアフリカ人女性の透き通った太い声。
女性が歌い始めたのです。
それに続いて、スタッフ全員が歌い始めて、あっという間にレストランがハッピーな雰囲気に!
スタッフ十数人の素晴らしい歌声と手拍子
アフリカンなノリでものすごくカッコイイ!
ーーーーそして、それは、あっという間の出来事でしたーーーー
気がついた時にはもう、私たちの座っていたテーブルは彼らに囲まれていたのです!
ふと目をやると、
スタッフの一人が持っていたのは・・・素敵にデコレーションされたケーキ。
そう
これはハネムーンを祝うケーキ
そしてこれは
ハネムーンの二人を祝う舞!!!
レストラン中の人が注目する中、今日の主役H夫妻が照れ笑いしながら見つめ合っているーーーーそばに私がいる!!!
なんでやねん!
ドテッとひっくり返りそうな私のことなんかには目もくれず、なんだかみんな楽しそう。
これがどれだけ恥ずかしい状況かお分かりか〜!
モリス〜(支配人)!なんでやね〜〜ん!!!
幸せカップルと私の周りをスタッフが大声でかなり上手に歌を歌いながら回ってる。
まだ回ってる。
くるくるくるくる
くるくるくるくる
お、終わらん。。。orz
そして、スタッフがサービスで撮っている記念撮影に私も写ってしまっているではないか!
いかん!とっさの判断で、私、スタッフのカメラを取り上げ、H夫妻の撮影に没頭。
ほんまもんのガイドみたいになってしまった。。
だって、そうでもしなきゃ落ち着かんわこの状況!
こうして、宴は9:30くらいまで続き、ようやく解散。
H夫妻に申し訳なかった。
そして、私は完全なるThird Wheel(お邪魔虫)。
今もあの時のことは鮮明に覚えています。
めっちゃ場違いなお邪魔虫。
ひとり旅の教訓:
素敵な宿でハネムーナーとディナーをしてはいけない。
(ランチにしとけ!)
それでも、オロナナのベッドはふっかふかで、この日も気持ち良く眠りについたのでした。
⑯に続く。
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