ケニア最終日は、日本人ハネムーナーも誰もいなくなってしまって、サファリカーは私だけになってしまいました。
最終日のサファリカーは貸切状態!
ドライバーガイドのアンダーソンと2人だけのサファリ。
彼とはそれまでにたくさん喋って仲良くなっていたので、この日は気楽なサファリを楽しみました。
これまでチーターにあまりフォーカスしてきませんでしたが、チーターはサバンナでは登場回数の一番多い肉食獣でした。
それゆえに、ライオンやヒョウを追いかけすぎてしまうのですが、チーターも近くで見ると、とても美しい動物。
ずっと眺めていると、チーターの見事な点々模様をツンツンしてみたい衝動に駆られます。
ちょっと車を降りて、ねえねえ、ツンツーン、なんて出来そうという錯覚さえしてしまいますが、絶対にやってはいけません。
体はあまり大きくないので、一瞬勝てそうな気になりますが、噛まれたら多分相当痛いはずです。
でも、この数日後に可愛いチーターを抱っこできる機会がありました!(それについては別の回で書きます。)
さて、そんな気楽なサファリの時に、貴重な体験をさせてもらいました。
サバンナでの運転です。
それは私の何気ない一言から始まりました。
「ここで運転って気持ちいいだろうな。やってみたいな〜」
するとアンダーソンが、
「じゃあ運転してみたら?」
とあっさり運転席を譲ってくれ、私はハンドルの前に。
オーストラリア以外の国で運転するのは初めてでした。
運転させてもらったのはこちらの車。
マニュアル車です。
普段自分が運転している写真って意外と無いかも
隣でアンダーソンが記念に自分の写真を何枚か撮ってくれました(下)。
思えば、マサイマラに限らず、自分が運転している姿の写真は後にも先にもこの時撮ったもの以外にないんですよね。
写真って、非日常だからこそ撮るということが多いと思いますが、何気ない普段の生活も撮っておくと後で貴重な記念になるかもなんて改めて思いました。
マニュアル車は久々ですが、道はこんな風なので、ゆったりと運転でき、練習にはもってこいの場所。
サバンナは他の車とか気にしなくていいので、動物以外への注意は、たまに出没する意味不明な大きな穴ぼこぐらい。
ただ、思ったより、舗装されていない道はボコボコしていて、気持ちのいい走りの時と、激しくハンドルをカクカク取られる時がありました。
実際に運転してみて、アンダーソンの運転がいかに乗客思いの上手なハンドルさばきだったかに気づいたんです。
まあ、でもこの時は他にお客はいなかったので、穴ぼこにはまっても、2人がボワンとバウンスするだけ。
気楽に運転を楽しみました。
オロナナはサンダウナーも無料!
この日は他の観光客が誰もいなかったので、夜のゲームドライブでアンダーソンが頼んでもいないのに、サンダウナーを用意してくれました。
気がきくな!
サンダウナー(sundowner)とは、イタリアのアペリティーボみたいなもので、晩ご飯の前の夕暮れ時にちょっとお酒を飲んで楽しむことを指します。
サバンナの何もないところに、机を置いて、お酒とおつまみをセッティングしてくれました。
私はお酒は飲まないので、ジュースで乾杯ですが、アンダーソンはお酒をちょびっとだけ飲んでいました。笑
あれ、もしやお主、自分が飲みたかったのか!?
まあ、いろいろお世話になったから許してあげよう。
仕事に息抜きは必要ですよね^^
⑲に続く。