晴れ女のわがままジャーニー(人生も旅も)

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上海ひとり旅 [1]【ちょっとおしゃれな語学学校「漢院」にプチ留学した話】

こんにちは。

梅雨にはさすがに勝てない晴れ女です。

上海のフランス租界とは

いきなりですが、上海にあるフランス租界を知っていますか。

租界とは中国のかつて外国人居留地だった場所です。

フランス租界とはかつてフランス人がたくさん住んでいた場所で、異国情緒漂う建造物がたくさん残っています。

上海にはこのほかにイギリスや米国、オランダ、ドイツなどが一緒に持っていた共同租界もあります。

私がフランス租界を訪れたのは

2016年のゴールデンウィーク(GW)のことでした。

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フランス租界の一角

 

フランス租界にあるちょっとお洒落な中国語学校「漢院」ってどんな学校?

何をしに行ったかのというと、その街にある国語学校「漢院」に数日だけプチ留学をしに行ったのでした。

上海滞在は確か8日間でしたが、学校に通ったのはそのうちのたった4日間ほど。

全日制の学校で、朝から夕方まで授業があったので、残りの日数は勉強だけじゃもったいないと思い、遊びにとっておいたのでした。

別の記事で昨年2月に行った台湾が初めての留学と書いたかもしれませんが、正確にはこのど短期留学が初めてです。ただ、これを留学としてカウントしてよいものかは要審議。

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漢院の入り口

検索でもよくヒットする漢院は有名らしいので、おそらく説明は不要かと思いますが、一応学校情報のリンクを下に貼っておきます。

www.hanyuansh.net

5年前はまだ今ほど中国語が話せなかったのですが、この学校はメールで日本語が通じるので、私は個人手配しました

基本的に独学者だったので、本格的に中国語を話す機会を初めて自分に与えることが目的でした。

だから、ちょっとワクワクしました。

 

漢院の中は大人の雰囲気

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学校の入り口

漢院の中の写真を何枚か撮ったので、これから行ってみたいなーという方用にシェアします。

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入り口(中から見た)

入り口からもう普通の学校のエントランスではないです。

古い洋館を改築した感じの内装で、ちょっとお洒落な雰囲気。

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階段を上がった2回が教室

階段には私の大好きな切り絵が飾られていました。

切り絵大好き。

一旦見始めると、細かいところまで凝視してしまいます。

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切り絵が飾られている

私が授業を受けた教室はこちら(下)

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案内された教室はこの扉の奥

休み時間に誰もいないときに撮った写真ですが、
机が丸く、椅子も重厚感があって洋館風です。

大学の教室のような「学校です!」感はあまりなく、全体的に落ち着いた雰囲気の部屋だったので、私のようなアラフォーやおじさんが座っていても違和感がないのが良かったです。

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教室内

こちらは授業中の自分の机の上。

この時はたまたま先生からお菓子をもらったので机に置いてあります。

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自分の机の上

ちなみに机にはドリンクが置いてありますが、これは1階にバーみたいなのがあって、そこで頼んでいれてもらったお茶です。

ドリンクは言えば何杯でも入れてもらえました。

 

窓の外は緑が豊かで、気持ちいい環境です。

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自分の席から見た景色

ちなみに学校のお庭は小さいながらも洋風で小綺麗。

滞在中にちょうどここでBBQが行われたので参加しました。

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外に出る

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ここでランチを食べている人もいました

BBQにはクラス以外の現地に住んでいるここの学生の方なども多く集まりました。

この学校は、上海に駐在の方などが多く通っているらしく、上海に実際に住んだ話などを聞けて、とても興味深かったし、クイズなどもあり、知らない人がほとんどでしたが、楽しい会でした。

 

漢院の授業の様子

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先生

授業は全体的にリラックスした雰囲気で行われました。

生徒数はGWの集中クラスなのでもっと人が多いかと思っていたのですが、

実際は3〜6名ぐらいの間で日によって変動しました。

多すぎず少なすぎずの良い人数です。

リピーターの方も数名いらっしゃいました。

 

担当の先生は私の参加した前半3日と後半1日で違う先生が来ました。

最初の先生は、とても親切で明るく、毎日クラス全員をお昼ご飯に連れて行ってくれました

先生は、きっと本当は休憩したい時間なのに、毎日私たちと一緒にお昼を食べてくれたんです。生徒思いのとても優しい先生でした。

後の先生は前の先生とは全くタイプが違って、ランチにはすぅーっと消えていなくなり(多分こっちが普通です)、休み時間に生徒とおしゃべりすることもほぼなかったですが、若いのに教え方が上手で、ハキハキした感じでやはり好感が持てました。

 

漢院の先生と学生さんのホスピタリティーに感謝

実は私、この滞在中に誕生日を迎えました。

学校での滞在はたった4日間だけだったですし、初対面の人に知らせても、何?って感じだと思ったので、同じクラスや先生には自分が誕生日を迎えることは一切知らせていませんでした。

ただ、学校主催のBBQで出会った現地学生の方と雑談をしている時に、その人だけに誕生日なんだよねという話をちらっとしたんです。

その方はGW集中コースの学生さんではなく、一般コースの方だったので、その夜しか会う機会はなく、別に問題ないだろうと思っていました。

 

が、なんとその翌日の授業後にサプライズで学校でお誕生日をお祝いしてもらいました!

これにはびっくりしました。

まさかこの知らない土地で、自分のためにバースデーケーキが出てきて、

みんなに

《祝你生日快乐》(Happy Birthday to You)《祝你生日快乐》(Happy Birthday to You)

と歌われるとは思ってもいなかったからです。

この歳になって学校で誕生日を祝われるとは・・・知り合いも少ないし、正直とても恥ずかしかったのですが、気がついたら、ろうそくの火を吹き決していました!笑

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サプライズのバースデーケーキ

どういうことだったかというと、後で聞いた話ですが、

BBQの時にたまたま話をしたあの現地の駐在の方がスタッフにこっそり私の誕生日のことを告げていて、それを知ったクラスの担任の先生がわざわざ翌日自ら出向いてバースデーケーキを買いに行ってくれたというのです。

教室で「ハピバ〜」だけでもよかったのに、なんとも温かい心遣い。

素敵な学校でした。

学校の環境やスタッフの対応もとても良かったです。

また機会があれば訪ねたいです。

 

(2)に続く。

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