地球一周の旅シリーズを書き始めておいてなんですが、実は上海シリーズもまだ終わっていません。書き始めたのに、突如興味を失ってしまうことが少なくないので、自然消滅しかけましたが、思い直して、今回で強引に完結したいと思います。
地球一周の旅シリーズも、途中で半周の旅とかになってまうかも。笑
ま、仕事じゃないので気楽にいきます。
今回は上海旅行の時に私が目にした中国の姿をリポートします。
- 中国のリアルその1【激安でも激ウマ】
- 中国のリアルその2【使えるものは何でも最大限に利用する!】
- 中国のリアルその3【街で働く人たち】
- 中国のリアルその4【中国人は人工物がお好き】
- 中国のリアルその5【上海にはお洒落な街がある】
- 中国のリアルその6【世界随一のスマホ先進国にも公衆電話はあった】
中国のリアルその1【激安でも激ウマ】
中国には美味しいものがたくさんあります。
でも、それは高級店のお料理に限ったことではありません。
綺麗めのお店に座って西洋風のお料理を食べればそれなりの味ですが、中国はそれ系は値段が高いです。普通にイタリアンを食べても、庶民の食堂の5〜10倍のお値段であることがザラ。
でも、庶民の台所のような場所でやっすいグルメを食べてもとにかく美味しいのが中国の良いところ!
私が中国で特に気に入った小吃(シャオチ)を2つご紹介。
1. 蛋饼(ダンピン)
クレープみたいな小麦粉の皮に卵や具を入れて巻いただけのシンプルな食べ物ですが、これが美味しすぎて病みつきに。
軽いので、朝ごはんにぴったりなんです!
朝になると小さい屋台のような場所やお店の店先で目の前で焼かれたものをアツアツで食べることが可能です。


中の具は選べるし、つけるソースも選べるので、その日の気分に合わせてリクエストします。
ちなみにこちらは1つたったの4元(60〜70円くらい)!!
2. 生煎包(シェンジエンバオ:焼き小籠包)
言わずと知れた焼き小籠包のことですが、安くて美味しいランチとして私の中では滞在中に大ヒット。
こちらも安く、1人なら不気味な⬇️このスープも付いて、5元(80~90円)くらいでランチできちゃいます。
見た目は不気味な黒色ですが味は美味しい春雨と団子のスープでした。
ただ、ここのお店のおばちゃんがちょっと怖めで、油断すると大声を出されるのでご注意。
当時は中国語力が今よりも乏しく何を言っているかよく理解できませんでしたが、おばちゃんは多分怒っているわけではなく、単に威勢が良かったのだと思います。
中国のリアルその2【使えるものは何でも最大限に利用する!】
いつも思うのですが、中国人は非常に合理的です。
便利なものはすぐに活用するし、真似できるものは真似る。
さすがに、コロナ禍でグレープフルーツの皮をマスクにして真顔で着けている人がいたのには笑ったけど・・・。
そんな何でもありの中国で出会った、私だったら、そりゃやらんよ!第1位だったのがコレ⬇️
必殺!歩道橋布団干しの技!!!
です。
(꒪ȏ꒪)エッ?
ちょっと待って!!!!
歩道橋って誰でも使っていいんだっけ?
公共物だよね歩道橋って!?
いやいやいやいや〜何をおっしゃいますやら!
ここって〜ちょっと高い場所にあるし、障害物もなくて、めちゃくちゃ陽当たりがいいのよ〜!!!
使わない手はないですよ!
だって、空いているんですから!!!
公共物の持ち腐れよ!!
ヾ(*´∀`*)ノ
そうですそうです!
いーんです!
これがリアルの中国アルよ!
ちなみに中国ではどこの家庭でも洗濯物をたくさん干しているのを見かけます。
そして、その干し方もかなりクリエイティブ!
上の写真、よ〜く見ないと気づかないと思いますが、右側のシャツなどが干されているのは恐らく電線です。
運が悪ければ感電必死。
また、⬇️の写真は自分の家から公道に縦にせり出した物干し風景。
公共の場所でも、空間はいくらでも利用するぞという意気込みが感じられます!
実際に道路をブロックしているわけではないけど、私はこれをやる勇気ないな。笑
上海みたいな大都会でも少しメインの通りから遠ざかると、こんな感じで容赦ない洗濯物干し合戦が繰り広げられているのは面白いですね。
中国のリアルその3【街で働く人たち】
中国の街を歩いていると、日本と違う光景に気づきます。
一つは、街に清掃員がたくさんいることです。
朝方や夕方に大きなゴミを持ったり、掃除しているのをよく見かけました。
通りが異様に綺麗だったのは清掃員の方々のお陰なんですね。
二つ目は、交差点にポリースが結構いることが多いということ。
私が上海に滞在した1週間は普通の日だったとは思うのですが、街角におまわりさんがよく居ました。
日本だと秋の交通安全運動のときなどくらいですよね。
いつも居るのかな?
ちょっとわかりません。
でも常に睨みを利かしている感じがしたので、信号無視とかはしないでおこうと心の中で思っていました。
ある意味・・・とても安全安心。
みなさん、お疲れ様です。
中国のリアルその4【中国人は人工物がお好き】
中国は国土が広く、大自然が豊かな国です。
たくさんの洞窟や山など自然のままでも十分に美しいのに、たまにあれ?と思うような人工物が添えられていたりします。
例えば、洞窟にカラフルな照明を施してインスタ映えスポットにしてみたり。
洞窟の自然な美しさだけで十分ではないかと思うのですが・・・価値観は人それぞれですね。
ところで、上海の公園には美しい花々が綺麗に植えられていますが、蝶々が人工でした!
いや、可愛いですよ。
インスタ映えです!
おとぎの国みたいです!
それはそうなんだけど。。
でもね、
蝶々がいなくても十分綺麗なんです。
各所で趣向を凝らした演出で人々を楽しませてくれるのはいいのですが、こんなカラフルな蝶がお花畑に陣取っていたら、本物の蝶々はさぞかしここにやってきづらいことでしょう。
人工物は有効な場合も多いですが、蛇足のなことも多いですね。
中国のリアルその5【上海にはお洒落な街がある】
恐らくですが、自分が見聞きする限り、上海で暮らすのは経済的に余裕がないとしんどそう。
でも上海にはお洒落な街やお店が点在していることも事実で、それが特に若い女性に人気の秘密なのではないかと思います。
学校と宿の近くにある新天地は、地下鉄10号線でもサクッと行けるお洒落なスポットで、私のお気に入りの場所でもありました。
火鍋屋ですが、外観がお洒落。
週末に友達とまったりするにはうってつけの場所だと思います。
綺麗なスタバもあるしね。
私は⬇️このZENというシノワズリ陶器のお店がすごい好きで、ずっと商品をじろじろ見て回っていたのですが、割れ物を持って帰るのは面倒だと思い、結局買いませんでした。
とにかくここの陶器は可愛すぎ!!
コップやお皿などいろいろあるのですが、中でもソープディスペンサーが気に入ってしまい、強盗前のロケハンよろしく・・ぐるぐるぐるぐる・・お店を徘徊しました。
帰国後、やっぱり買って帰らなかったことを後悔しました。
洗面所に置きたかった。。ソープディスペンサー。
今度上海行くときは絶対ZENで何か買う!
この記事を書きながら改めて心に誓ったのでした。
中国のリアルその6【世界随一のスマホ先進国にも公衆電話はあった】
中国といえば、公共料金の支払いから、お年玉や結婚式のお祝いまですべてスマホで完結する国。
そんな世界随一のスマホキングダムにも公衆電話はまだありました(2016年時点)。
ちょっとレトロ感のある公衆電話です!
中国ではスマホがないと本当に不便です。
今やタクシーにも乗れないとか(私が行った時は大丈夫でした)。
一般旅行者の外国人が中国に行ったら、WeChatとかがないと思うのですが、その場合はどうやって生きていけばいいのでしょう。
謎です!
いろいろあるけど、
でも、なんかこの国に惹かれてしまうんですよね。
大自然や悠久の歴史、中国の無数の面白い昔話や笑い話などが私を惹きつけて止みません。
中国って本当に不思議な国です!
〈完〉