HSK受験は来年からHSKKと同時受験が必須!?
HSK6級受験が終わって1週間が経ちました。
もう1週間も経つというのに、昨夜また6級を受けている夢を見ました。
阅读の問題が全て「〜でないものを選べ」という問題なのに逆の回答を選んでしまっていて焦っているうちに時間が来てしまい、さらに书写も白紙で出す羽目に・・という夢。悪夢ですわ。
現実では书写が一番できたので、夢とは実にいい加減なものだと思いますが、相当引きずっていることには変わりありません。
中国現地のHSK受験やネット在宅試験は来年からHSKKと同時受験になりますが、それが日本の会場受験にどの時期に適用されるのかはまだ不明です。
HSK6級を受験する場合はHSKKの高級も同時に受験しろということなのですが、さすがに口语と同時受験はハードなので、リベンジ受験は今後の公式サイトの発表を待ちたいと思います。
天津外国語大学のオンライン留学「津津乐道」とは
さて、HSKが終わった翌日からは心機一転、テスト勉強はやめて語学を楽しもうと、天津外国語大学のオンラインコースに参加しました。
これは漢語橋という取り組みの一環で、さまざまな大学が異なる時期や形で提供している中国語と中国文化をオンラインで学べるコースです。
私はTwitterで主に語学好きや中国語好き、台湾好き、旅好きの方々と繋がっているのですが、その中の方からこのコースを教えていただきました。
「津津乐道」はその漢語橋の一つで、カリキュラムは以下の通りです。
ざっくり説明すると、前半は言語授業、後半は文化授業のセットで毎日進んでいきます。
漢語橋は無料!
漢語橋の期間は1ヶ月くらいのものから今回のような1週間のみのものまで様々です。
なので、現地のクラス授業に参加したことがない人でも気軽に参加できるのがいいと思います。
そして、これ全部なんと無料で受講できるんです!
すごくないですか?
実は私は他にもまだいくつか他の漢語橋に参加する予定で、期間は2、3週間のものもあるのですが、いずれも無料です。
コースでは通常1回1時間半程度のライブ授業のほか、録画の文化授業とライブの文化授業、さらに宿題を提出して添削してもらったり、クラスで発表し合ったりといった活動が含まれています。
また、コースによりますが、このコースは全授業を録画して後で観れるようになっていました。
私は昼間は仕事で参加できないので、平日の授業は主にアーカイブで録画を見て、最後土日の2日間だけ主に文化授業にライブ参加することができましたが、めちゃくちゃ楽しかったです。
念願の切り紙(剪纸)の授業!
以前から切り紙が大好きで、自分で本ももっているのですが、やり方がわからず、作ったこともありませんでした。
でも今回参加したコースで、実際に録画とライブと2回の授業で切り紙を体験することができたんです。(感動!)
最初の録画授業では先生が言う通りにやったら、以下の可愛いお花ができました。
たくさん折って、切って開いただけなのに、なんか感動。
これだけでも十分楽しいのですが、
土曜日のライブ授業では、先生が実際に実演しながら一つ一つ優しく丁寧に教えてくれて、以下の作品を仕上げることができました。
最初に提灯と春という文字、蝶々をつくって、それの応用で提灯の中に蝶々や春の文字を入れてより複雑なものを作成。
初めて切り紙の技法を学べてとても楽しかったです。
先生曰く、切り紙は手と頭を動かすので認知症予防になるし、リラクゼーションにもなるとのこと。
先生は中国語で説明しましたが、めちゃくちゃゆっくり話してくれる上、中国語初心者のために英語の通訳まで付いていました!
自分が切り抜いた「春」という文字を見て、早くコロナがない(願わくば花粉症もない)春が来ないかな〜としみじみ思いました。
書道(书法)の動画はいつまででも見ていられる!
文化授業は他にもあります。
日本人には珍しくもない書道ではありますが、この授業でまたおぉ〜ってなりました。
先生がいろんな書体で書いてくれるのですが、字が美しすぎて。。
こちらも録画とライブ授業とがありました。
録画は自分は筆を持たずに観ているだけでしたが、これが何時間でも見ていられる。
先生が撥ねる瞬間、はらう瞬間美しすぎて「うぉ〜〜」と萌えますが、分かりますかね?
そして、ライブの授業では実際に筆と墨で自分で書きます。
筆などの道具は100円ショップで簡単に揃いますので心配は要りません。
さらに私は墨汁が太麻烦だったので、実際にはこちらの秘密道具を使いました!
これなら硯や筆巻や文鎮を買わずに済むし、墨汁が飛び散る心配もない上、何回もかけます!
100円ショップで筆と合わせて220円でした。
この水で書けるシートは1つ買うと2枚入っていたので、一つが乾くのを待つ間にもう一つに書けます。
ただ、このシート、乾くのが思ったより早いので、できた〜!と言って先生に見せることにはなんだか亡霊のようになっていることも。。
なので自分の作品を披露するには不向きですが、
なんども書き直せるし、経済的で汚れないので良い選択肢でした。
ライブ授業ではいろいろな書体の「福」という文字を練習しました。
最後に赤い紙に清書。
現地の文化も堪能できる楽しいコースでした。