晴れ女のわがままジャーニー(人生も旅も)

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ハルピン師範大学(哈尔滨师范大学)の中国語オンライン留学に参加した感想

前回、中国語の短期オンラインプログラムである「漢語橋」という中国語と中国文化について学ぶプログラムについて書きましたが、今回もまた書きます!

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先日終わったのはハルピン師範大学の漢語橋のプログラムです。

こちらのコースは天津外国語大学のときよりもさらに参加人数が多く、総勢110名ほどでした。

期間は2週間で(月〜金)のライブ授業に参加しました。

こちらは天津外国語大学のようなアーカイブはなかったのですが、夜の授業だったので、仕事をしながらでも毎回ライブ授業にちゃんと出席することができました。

レベル別クラスなので自分のレベルで授業が受けられる

人数が多いのでクラスは全体でA、B、Cの3つのクラスにレベルで分けられ、それをさらに3つの10数名ほどの小組に分けました。

ライブ授業は35人ほどのクラス全体で受けたのですが、毎回ブレイクアウトルームで小組に分かれて、そこにボランティアの先生が2人ずつ付いて、決められたテーマについて自分の考えを述べたり討論する時間が与えられたので、自分がみんなの前で発話する機会も毎回ありました。

このやり方が、全体35人の前で発言するときよりもさらに突っ込んだ詳しい話ができて、とても良かったです。

仕事を終えた後に1時間半授業を受けるので、終わると少し疲れますが、楽しかった〜。

授業中のリスニング練習が倍速!

中国らしいなと思ったのは、授業にちょこちょこ抖音(TikTokがちりばめられていたことです。

最初の授業のとき、「次の動画をみて質問に答えよ」みたいなのがあって、幾つか質問を聞いた後、抖音(TikTok)の動画を見て答えを探し始めたら、その音声が抖音にありがちな可愛い声の倍速くらいの早口の動画で、笑いました。

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倍速だけど2〜3回聞かせてくれる

授業中にまさかHSK6級より早い速度でリスニングをすることになるとは。。

でも先生は「分かるでしょ」ぐらいの感じだったので、一生懸命聞き取ろうとすることで集中できた良い時間でした。

その後も何度かちょくちょく結構早口の動画があり、それを聴き取ろうと必死に聴いていたので、リスニングが伸びたかも!爆!

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HSK6級のリスニングより速い!笑

中国語だけでなく、こうした動画は内容も面白くて知識が広がるので、オンライン授業を組み立てる上で良い方法だなと、自分も教師としても勉強になりました。

また、実際にHSK6級受験後「これが6級か!(ため息)」というほどの洗練を受けたので、普段から倍速でリスニング対策をするのもアリかなと思いました。

毎回必ず全員が発言する機会がある

授業中は、先に述べた通り、毎回小组で発言する機会がありました。

テーマはいろいろですが、例を挙げると、

・如果老师和同学们是吃货,想来一次美食之旅,你会我们打卡什么家乡美食呢?请用今天所学知识介绍一下。(グルメの友達や先生をグルメの旅に連れて行くなら絶対行くべきなのはどこ?今日習った知識を使って紹介してください。)

・你有没有踩雷的经历?有没有什么线上购物经验与我们分享?(お買い物で失敗した経験はありますか。ネットの買い物での経験があれば、シェアしてください。)

など身近で話しやすく、楽しいものばかりでした。

小组についてくれる若いボランティアの先生たちはみんなとても優しくて、私の変な話を真剣に聞いてくれ、話すことに自信が前より持てるようになりました。

中国やハルピンの文化や流行が学べる

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こうゆう言葉を普通に使えるようになりたい

言葉の中には中国人には当たり前の言葉ですが、学習者が知らないことは多いものです。

私が参加したクラスは中国に詳しい方が多く、半分以上がこうした言葉は知っているようでしたが、私は独学が主流なので、このような言葉を学べることが楽しくて仕方がありませんでした。

ちなみにこの写真の剁手は、ネットのバーゲンセールなのでいっぱい買い物しすぎて、後で請求がきたり、衝動で安くてたくさん買ってしまったけどあまり役に立たないものだったりで後悔に陥り、次に衝動で買ってしまわないように、自分の手を(クリックできないように)切り落とし()たい気持ちになることを言います。

面白い。

漢語橋は2週間のライブ授業+動画授業が無料!

こちらの漢語橋もお申込みするだけで、授業料などは一切かかりません。

なんかすごいな。。

最後の漢語橋報告ビデオ制作に参加

漢語橋は短期ながら、最初と最後に開会式と修了式のようなものがあり、ハルピンの结业式(修了式)ではAクラスの全員が1分間、2週間の学習の成果を発表する場がありました。

私はそこでもちろん授業の内容の話もしましたが、最近録画授業(录播)で習って急激にハマった切り紙(剪纸)の話をして,作品を披露したところ、先生に気に入ってもらえたのか、最後の報告用のビデオ制作メンバーとして呼ばれ、参加させていただきました。

制作は先生と学生代表4名で行ったのですが、制作メンバーとして呼ばれた4人のうち、3人が前日の閉会式で代表挨拶をした優秀な方々だったので、自分が呼ばれた原因は切り紙(剪纸)以外には考えられません!(嘲笑)

まあ理由はなんでもいいですが、光栄です。

実際、このハルピンの漢語橋で習った手法を用いて作った切り紙(剪纸)がこちら。

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ハルピンの漢語橋で学んだ方法で制作

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双喜が赤色じゃないのが残念ですが・・・

赤色の紙がなかったので、全部色紙の他の色で作ったのですが、とても楽しくて、これ本当に止まりません!

その喜びをが制作ビデオでも伝わるように、卒業式とは構成を変えて、切り紙制作の途中の過程も踏まえて発表させていただきました。

授業以外の場で中国語でスピーチをしたことがなかったので、少し緊張してしまいましたが、収録されるので事前に練習して臨んだところ、それがなかなか中国語の良い練習になったので、こうゆう風なトレーニング方法ありだな!と気づきました。

今度、中国語のスピーチコンテストにエントリーしてみようかな。

まとめ

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東方のモスクワと言われるハルピンのランドマーク

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ロシアに行かなくてもロシアグッズいっぱい買えるのね。

ハルピン師範大学(哈尔滨师范大学)のオンライン留学は、ハルピンにとても行ってみたくなる内容でした。

天津外国語大学と違って、宿題の添削などはありませんでした(出しっぱなし)が、自分の作文を直してもらったところで、別に作文が上手になるわけでないことは良くわかっているので、別に気になりませんでした。

今度機会があったら、「冰城」や「东方莫斯科(東方のモスクワ)」と呼ばれている異国情緒あふれるハルピンに行ってみたいです。(哈尔滨是一定要去打卡的地方了。)

天津外国語大学の漢語橋についてはこちら⬇️

kirigirisumax.hatenablog.com

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