少し前にこんな記事を書きました。
この記事では、BigBongさんのお話をもとに、日本語と中国語と韓国語は密接に繋がっているという話をしたのですが、これにちなんでとても分かりやすい例を紹介します。
3言語の共通点・・・それは
漢字です!!!
韓国の時代劇のドラマを見たことがある人はわかると思いますが、朝鮮王朝時代に書物に示されていたのは漢字でした。
また、韓国の大統領がニュースなどで報道されているときは名前が漢字で書かれていることが殆どです。金大中とか現職の文在寅大統領とか。
皆さんこれを結構普通に受け入れていますが、韓流スターの名前を漢字で表記している記事はあまり見かけません。
じゃあなぜ大統領だけ漢字なんじゃい!と疑問はありますが、実は韓国人も漢字のお名前をそれぞれお持ちです。でも、韓国人は普段はハングル文字しか使いませんよね。
実は某新聞社に勤めていた時、韓国関連の記事で会社の代表やCEOなどが出てくると漢字で書くことになっており、英語の記事のアルファベットから漢字表記を探すのにとても苦労していました。
会社のウェブサイトを見ても漢字でなんか書いていない場合の方が多いからです。
しかも私はハングルは読むのが一番苦手で、検索するのも一苦労。
なんでカタカナじゃダメなのか、決まりを変えてはどうか?
といつも思っていました。
そんなわけで、この3カ国には漢字という共通点が存在します。
ハングルの単語も結局は漢字の読みから出てきたものなので、漢字は私たちトリオの共通のルーツなんです。
例を見てみましょう。
これはHOME | 日中韓共通語彙集というサイトからダウンロードできる日中韓共通語彙集 からの抜粋です。
例えば、「工夫」という単語。
日本語の意味はいうまでもないでしょう。
これが
中国語では:ある仕事をするのに必要な努力と時間(gong1fu)
の意味になり、
韓国語では:勉強(공부)
という意味になります。
出典:HOME | 日中韓共通語彙集
このように同じ漢字の語彙でも意味が変わってきたものもある一方で、
「性格」や「参考」などのように全く同じの意味のままのものもあります。
3言語で発音はそれぞれ異なりますが、漢字も意味もほぼ同じです。
こうした3言語の同じ漢字の意味を解説した便利な辞書が
以下のウェブサイトから無料でダウンロードが可能です↓
特に韓国語の単語を覚える時はこの辞書は使えるのではないかと思います!