北京五輪が華々しく閉幕した翌日、
南半球最大の国は再会を喜ぶ人々で溢れかえっていました。
コロナのパンデミック下で厳重な鎖国体制にあった豪州が国境を再び開いたからです。
オーストラリアに入国できる人とは
オミクロン株の流行で日本も国境を閉ざしており、鎖国だなんだのと言われていますが、オーストラリアの国境管理は日本の何倍も厳格でした。
ですが、オミクロンがピークを越え、ついに旅行者が検疫なしで入国できるようになったのです。
但し、緩和策の適用は
ワクチンの接種を完了した人のみに限られます。
オーストラリアに入国するには観光でもなんでも日本人はビザが必要です。
きちんとビザを取得し、ワクチン接種を完了した人は「渡航規制免除許可証」無しで入国出来ると書いてあります。
豪州はこれまでコロナ禍ではずっと、市民権を持つ国民や永住権保持者などを覗き、一般人の入国は「渡航規制免除許可証」を持つ者を覗いて不可能でした。
今回はそれがなくなるというものです。
ワクチン接種完了者とは
また、上記のワクチン接種完了者の定義は以下の通りです。
14日間以上の間隔をあけて上記一覧にあるワクチンの接種を終わっている人なら、入国できます。
接種は混合接種でもOK。
日本で接種が行われているファイザーとモデルナも一覧に入っています。
これらの会社以外のワクチンについても今後追加になる可能性があるようです。
渡豪の際には、日本のワクチン接種証明書を航空会社のカウンターで職員に見せる必要があります。
ただ、証明書があるからといって100%入国が保証されるものではなく、個人でちゃんと準備は必要ですよ(後半も参照)。
また、ワクチン接種証明書とパスポートの名前が一致しない場合は、新しいパスポートを取得するか、氏名変わったことを証明する婚姻証明書などを提示する必要がありますので、特に結婚や離婚で名前が変わった方は要注意です。
さらに、健康上の理由などでワクチンの接種ができなかった人の場合は、それを証明する必要があります。
ちょっと前にテニスのジョコビッチ選手が全豪オープンで入国できなかったことがニュースにもなっていました。
その辺はオーストラリアは昔からシビアな国なので、きちんと準備する必要があります。
検疫期間はどうなるの?
次に、検疫期間ですが、これは自治体により異なります。
オーストラリアには、ニューサウスウェールズ州やビクトリア州、ACT、南オーストラリア州、西オーストラリア州、ノーザンテリトリー、タスマニア州があり、それぞれで取り決めが異なります。
シドニーのあるニューサウスウェールズ州(NSW)ではワクチン接種済みの人の場合は、検疫が2022年2月21日から7日間に短縮されます。
入国後の流れ(NSW州、ワクチン接種済み)
ニューサウスウェールズ州に着いたら、自宅かホテルに直行し、コロナのウイルス検査か抗原テストを受けます。
その後は陰性結果が出るまで自主隔離します。
つまり、陰性結果が早く出たらその時点でおそらく出歩けるようになるのかなと思います。
6日目以降にもう一度同じテストを受けます。
これは駄目押しですかね。
ざっくりとこんな感じです。
鍵はテストの結果がどのくらい早く出るかということになりそうです。
テストは自分で自宅でやるもののようなので、自由度は上がります。
だいぶ緩和の方向に進んでいますね。
ちなみにワクチン未接種の場合はホテルで7日間隔離されます。
渡豪前にやること
ただ、オーストラリアに入るには、その前にいくつかやることがあります。
Preparing to travel to Australia from overseas | COVID-19 and the border
まず、
査証をゲットして、
ワクチン接種証明書をゲットして、
DPDといわれる申告書に記入し、
出国前にPCR受けて・・・などなど
このDigital Passenger Declaration(DPD)は健康状態を報告するもので、法的義務がありますので、ちゃんと申告しないと罰金されます。
一見面倒そうですが、おそらく今後コロナがひと段落しても、出国直前のPCR検査以外は全部やらなきゃいけない儀式になりそうな予感。
私の場合は、ワクチン証明書は取得済みなのであとはVISAはネットで取得し、空港でPCR受けて、もし可能なら機内でDPD書けばいいのかな。DPDネットでもできるなら飛行機待つ間にスマホでできそうかな。
*入国や隔離に関する規制は刻々と変わりますので、渡豪される際は必ずご自身で詳細を確認してください。
英国ではコロナ陽性でも強制隔離はなしに!
ところで今日、英国のニュースではまた新たな緩和策が報じられました。
英国はコロナ陽性でも強制隔離はなくなるそうです。
前回よりも格段に自由度が増しました。
これがいいのか悪いのかは分かりませんが、なかなか思い切った方向に舵を切りましたね!
もちろん自分が陽性なら自粛して出歩いたりはしませんが、法的な強制力がなくなるということは旅行者の自由度は格段にアップします。
でも、このニュースで驚いたのはこの陽性者が云々ということよりも、
ボリス・ジョンソン首相の髪型がさらに進化していたことです!!!
ちなみに普段でもめちゃくちゃ乱れ髪のこのお方・・・この下の検索リンクも是非見てもらいたいのですが・・これがジョンソン首相のデフォルトです。
boris johnson, hair - Google 検索
しかし、
今日の髪型はさらにすごかった!
これ・・・絶対寝起きでしょう!
いや、違う・・・寝起きでもなんか違う・・なんだこの妙に統一感のあるぐちゃぐちゃ頭は!!
これはもう確信犯ですな。
日本の将棋界のレジェンドである羽生さんがたまに寝起きがあるので有名でしたが、天才の髪の毛が一部チョンと立ったような者とは違って、この頭はもうカオスです!!!
一国の首相の髪型がボサボサでいいのでしょうか??
もちろん首相になるのに髪型は条件に含まれませんし、ヘアスタイルは自由ですが、イギリスは紳士の国のはず。。
自分的にはトランプのヅラ疑惑よりも大ヒットです。
ま、なんでもいいけど、
今後、留学生の方々がもっとどんどん世界に飛び立てるようになるといいな〜。