前回のショートトリップの続きです。
前回は上の写真のような道をドライブしてサンフランシスコから南へ約2時間のMontereyというリゾートにやってきました。
可愛い街にはかわいらしい野生動物がつきもの
Montereyは観光地化されてはいるのですが、とても可愛い街です。
巨大なりんご飴?が売っていたりして、あまりにも可愛いし珍しいので、一瞬食べたくなりましたが、40代の舌と胃にはきつそう。。
街が可愛いいせいか、かわいい野生動物がいました。
民家をトコトコ歩いているのは野生の鹿。
立派なツノがあるのでオスです。
朝ごはんを探しているようです。
Sちゃんが住んでいるバークリーでも鹿は歩いていて、お散歩中に見かけるとは聞いていたのですが、なんか住宅街に普通にいるところに遭遇すると、ちょっと笑ってしまいます。
オーストラリアでカンガルーに遭遇すると言ってもこんな高確率で住宅街には出てきませんでしたから。
一日中遊べる!モンタレー水族館
さて、この街で最も有名なアトラクションが水族館(Monterey Bay Acquarium)です。
なんだか水族館らしくない、おしゃれな外観ですね。
朝一に行ったのですが、とても人気とあって、水族館の前には既に長い行列が!!
皆さんゆったりと並んでいる感じで、ソーシャルディスタンスが日本よりありますね。
日本はソーシャルゼロディスタンスですが、こちらは係員が誘導するわけでもなく、足元にマークがあるわけでもなく、ナチュラルソーシャルディスタンスでした。
こうゆうところがアメリカの好きなところです。
単に普通に並んでいるだけですが、これ以上近づくのは失礼とか不快であるという感覚が自分と同じなのが心地良いです。
日本にいるとその不快なレベルを越えてどんどん他人に近づかれるので、コロナとか関係なくよく不快な思いをします。
日本人が電車のホームできちんと並んでいるのを褒められることがよくありますが、大混雑の電車にぎゅうぎゅう体を捻じ込んで押し入ったり、他人を押したりして平気な顔をしている人が日本に沢山いることも事実です。
先日電車で隣に座ってきた人は、体半分私を踏みつけて座ってきました。私を踏んでおいて、すみませんの一言もなしでした。これはとても失礼で乱暴です。自分の体の大きさとスペースがマッチしないことをちゃんと計算してくださいと言いたくなります。
大陸と島国というスペースの差の問題もあるでしょうが、皆さんかならずExcuse meと言うことを忘れないですし、くしゃみのときのExcuse meが日本人にないのは、私は本当に残念に思います。
蛇足でしたが、
私たちはこれまた用意周到なYちゃんの予約のお陰でスムーズに入館できました。
この水族館の目玉はラッコくんの餌付けです。
愛らしいラッコたちが飼育員と戯れながら餌を食べる様子はいつまでも見てられます。
よっ、ラッコ優勝〜!!
と言いたいところですが、この水族館でもっと映える写真が撮れたので、自慢げにここで披露します。
小さい魚はイワシのトルネードなのですが、ここに突っ込んでいくウミガメさんがめちゃくちゃ神々しくないですか?
なんだか神様のようで、思わず拝んでしまいそう。
自分で言うのもなんですが、めっちゃお気に入りの写真です。
ということでウミガメさん優勝!
その中を悠々と泳ぐサメやマグロも気持ちよさそう。
他にも水槽の中のお兄さんが何かやっていたり、
色とりどりのくらげがいたりします。
もちろん普通に魚もいらっしゃる。
この水族館で私が一番大受けしたのがこのタカアシガニのコーナーです。
確かに大きい体に長ーい足が生えていて迫力満点なのですが、日本人にとってはカニってそこまで珍しいものではないですよね。
でも、このコーナーにさしかかったとき、私の前にいた、このタカアシガニをおそらく初めて見たであろうおばちゃんが大声で
Oh〜 my〜 Go〜〜〜d, look at those legs!!!
と、絵に描いたように驚きをあらわにして感嘆しながら、スマホで写真撮りまくっていたものだから、自分もなぜか写真を撮ってしまいました。
これ、子供に対して大げさに言ってあげているのではなく、本当に自分が驚いているだけ。このおばちゃんの仰天ぶりのほうが面白くて、本当はそっちを写真に撮りたかったのですが・・・肖像権の問題があるので掲載不可です。
この水族館はおしゃれで楽しい水族館なので、Montereyに来たら、ぜひ訪れてみてください。
私たちは午前中に入って、一旦出てお昼ご飯を食べてからまた水族館に戻って(再入場可)午後も楽しみました。
海辺に来たらやっぱりランチはフィッシュ・アンド・チップス!
ということで、魚をさんざん見た後ではありますが、フィッシュ・アンド・チップスを食べに近所のレストランへ。
来たのは水族館から徒歩8分ほどのSea Harvestというお店です。
アメリカはお肉キングダムとあって、やっぱ海沿いまでこないとここまでの規模のフィッシュマーケットにはなかなか出会えません。
ここは、とても清潔で雰囲気が良く、魚の種類も豊富でした。
外で食べられるスペースもあります。
パラソルがあって日焼けも防げてマル!
お天気が良いのでここで食べます。
タコスとフィッシュ・アンド・シュリンプ・アンド・チップスをみんなでシェアして食べました。
朝ごはんのブッフェを食べ過ぎた感があったのでお腹が空いてなかったのですが、結構揚げ物系はお菓子感覚で食べれてしまう。
美味しかったからだけど。
冒頭の写真からも分かる通り、Montereyはレトロな雰囲気の街です。
壁がアートなどもちょっとレトロな感じ。
下のアートはコンクリートの壁に漁師を描いただけのものですが、とても味があって好きです。
こうした絵があるのとないのとでは、可愛さが全然違うと思います。
お店の看板を集めたものもなんとなくレトロ。
よく銀座のビルにある看板のような作りですが、こんなにも可愛くできるんですね。
アメリカ合衆国の旗がはためいています。
This is the United States of Americaって感じ。笑
海外って、中国でもアメリカでも国旗が本当にいろんな場所に掲揚されているなと感じます。
昔は日本も祝日になると各家庭が国旗を掲げていたのですが・・・今はもう見かけなくなってしまいました。
街にはレトロな演出だけでなく、本物の昔の住居なども残されています。
ここは日本人が昔住んでいたらしい場所です。
急に家のサイズちっさ!て感じですが、その昔日本人がアメリカンドリームを夢見て大陸に渡り、そして、その子孫が日系アメリカ人として住んでいるのでしょうね。
アメリカに渡った日本人と言えば、このブログでかなり前に米国のドラマの紹介をさせていただいたのですが、そこに出ていたのもこうした日系アメリカ人でした。
実を言うと、このドラマのメインキャストが友だちだったのでした。
本当に怖くて面白いドラマだったので、ホラー好きや日系コミュに興味がある方は是非ご覧ください!
kirigirisumax.hatenablog.comあ、なんかすごい脱線してしまいましたが、今回のショートトリップのレポートはここまでです。
ラッコは水族館だけでなく、外の海でも泳いでいるようです。
こうしてみると、フィッシャーマンズワーフには巨大なアザラシが沢山いましたし、友人宅近くのビーチを散歩していたらペリカンが沢山飛んでいたりと、西海岸は海洋生物がたくさんいますね。
さらに、鹿やらプーマやら、野生動物に会える確率は日本より高そうです。
プーマは正直徒歩のときはあまり会いたくないけど・・・友だちは見かけたことがあるそうです。
今後アメリカで行ってみたいところは沢山ありますが、とりあえず今度は、エンゼルスの試合でも見に行って、大谷選手という動物、いや怪物・・・じゃなかった偉大な人間を間近で見てみたいです!
彼は本当にすごいですね。