- ロッテワールド民族博物館へのアクセス
- 入館料はWOW PASSで支払い可能
- 古代から現代までの歴史を詳細に展示した秀逸な博物館
- 展示の人形が片っ端から動いている
- 目と耳で楽しんで理解できる博物館
- 大規模なミニチュアが魅力!!
- ミニチュアはどれも細かくてリアルな動きまで再現
- まとめ
今回の渡韓で唯一観光らしいことをしたのが、こちらの民族博物館です。
www.konest.comロッテワールドに併設されている博物館で、ロッテワールドに入場しなくても、別途入場料を払えば入れます。
入場料もとても安くて、たったの5000ウォンほど(約500円)。
ロッテワールド民族博物館へのアクセス
駅からすぐなのですが、入り口が私には分かりにくかったので、ここに書いておきます。
蚕室(チャムシル)駅の4番出口から出たら、そのまま進行方向に真っ直ぐ行きます。
すぐ左手に大きなロッテワールドの建物があるので、建物に入ります。
そして、エレベーターで3階に上がってください。
エレベータは入って正面のキャラクターの裏側にあります。
私はエレベータの場所がわからず、正面玄関を5分以上ウロウロしてしまいました。
3階でエレベータを降りたらすぐ正面が民族博物館です。
入館料はWOW PASSで支払い可能
受付で入場のためのチケットを買います。
お金を払ってチケットをもらいます。
入場料はたった5000ウォン(約500円)ほどですが、WOWパスで普通に支払いができたので、カードでも支払い可能だと思います。
チケットにQRコードがあり、それを入り口でかざすと中に入れます。
古代から現代までの歴史を詳細に展示した秀逸な博物館
この日は平日で雨天だったのですが、私以外の入場者がパラパラ数人いた程度で、ほぼ貸切状態。
いろいろ触ったりできるものは触り放題、写真も邪魔が入らず、撮り放題でした。
とても内容が豊富な博物館で、古代はなんと恐竜時代まで遡ります!
恐竜のレプリカとのツーショットも撮影可能。
展示の人形が片っ端から動いている
この博物館は立体的な模型による展示がほとんどなので、歴史に興味がない人でも十分楽しめると思います。
入って最初の方は大規模な人形の展示が続きます。
これらの人形はせっせと動いていて、なんなら音も出ていて、なんだかちょっと気持ち悪いのですが、リアリティーを追求した結果なのでしょう。
昔の様子がかなり手に取るように分かります。
ここでは、昔の遊びを体験したりすることもできるので、私もツボに棒を投げ入るゲームをやったりしてみましたが、周りに友達もほかの見物人も誰もいなかったので、ソウルまでやってきて、ひとりで遊ぶ孤独なさみしーいおばちゃんに成り下がってしまいました。
また、下の写真のような玉座に実際に座ってみることも可能です。
小学生らしき子供が数名来ていたのですが、ここで「ソンゴハォムニダ、チョナ〜(昔の言葉)」などといって、時代劇ごっこをやっていたのが、なんとも微笑ましかったです。
女性の衣服の変化なども時代別の展示で比べて見ることができます。
目と耳で楽しんで理解できる博物館
博物館は見るだけではありません。
音声での説明もあります。
中で展示されている人形は自らしゃべるもののありました。
例えばこの方。
結構礼儀正しい方で、韓国語と英語と日本語と、確か中国語も話せるマルチリンガル。
ボタンを押せばお話ししてくださいます。
また、案内ロボットがその辺をウロウロしていて、この日はほぼ私と数人しかいなかったためか、ついて来るついて来る・・・。
ちょっと最後にはどうやってロボットを巻くかにやっきになりましたが、別に嫌なやつではないです。
たぶんいい子。
きっとこんな人がいない日はそうそうないと思うので、皆さんが行くときはこのような心配はないかもです。
今回の旅では後でレストランでもロボットウェイターとの対峙も体験しましたが、それについては後日書きます。
それにしても、時代はどんどん変わっていきますね。
このほか、下のようなアニメ風の動画もありました。
大規模なミニチュアが魅力!!
ただ、私は細かい説明より何より、ミニチュアが見たくてやってきたようなものなので、やっぱり途中からどんどん展示の数が増えて行くミニチュアを是非堪能して欲しいです。
行く前から本当に楽しみで、ミニチュアがあることは知っていたのですが、思ったよりたくさんあったので、私はかなり満喫できました!
過去のミニチュア博物館の記録はこちら🔽
こちらは館内にあった光化門のミニチュアです。
とても精巧にできていて、この写真だと、もう現地に行ったと言っても信じてもらえそう!?
館内はブロック分けされていて、一つ一つのブロックをかなり間近で見学できるようになっています。
ドラえもんのスモールライトで小さくなれば、この階段を上って時代を遡ることができそうです。
このミニチュア内にいる人の数も非常に多く、老若男女全て勢ぞろい。
ほら、何人いるんでしょうか?
ちなみにこの上の写真の左上に見えている水原華城は、実際に登ることができ、この上から見下ろした写真も撮ることができます。
ミニチュアはどれも細かくてリアルな動きまで再現
韓国や中国の時代劇を見たことがある人なら分かると思いますが、このミニチュア、かなりリアルなんです。
近くに寄ってみると、一人一人の衣装も手が込んでいて、本物さながら!
本物と言っても時代劇で見たものですが、細かいところまで作り込まれています。
カメラの位置を低くして撮ると、自分も参加しているかのような写真になって、ぞくぞくしました。
人形の配置もまるで歩いているかのような人や、王様に向かってうなだれている人などがいて、時代劇の一場面のようです。
家の中を覗き見だってできますよ。
人んちの庭を勝手に覗いてみたり。
上の写真から気づかれる方もいると思いますが、ここの素晴らしさは、ミニチュア以外の壁に余計なものがないことです。
壁や天井に現代っぽいものを置いたり、変な装置があったりしないので、写真を撮った時に背景としてなじむようになっています。
その時代感をそのまま壊さないような写真を撮ることができるって、非常に大事なポイントだと思います。
背景だけ消すことももちろん現代技術では簡単にできますが、背景に空や山などの絵があるほうが背景真っ白より全然いいと思います。
お散歩中の王様(ちょな)も発見!
野菜なんかもとてもリアルで、下の写真の白菜は私のお気に入りです。
もちろん他の農作物もリアルです。
宮殿などは、接写すると装飾が細かくされているのがよくわかります。
下(地上レベル)と上(水原華城)以外に、ちょっとだけ高台も用意されていて、上から大き目の写真をとることもでき、いろんな角度から展示が見れて、楽しいです!!
まとめ
大きさは違えど、昔、ドラミア(龍任大長今パーク)行った時と同じようなワクワクがありました。
これがたったワンコインで楽しめるなんて、なんてお得なんでしょう〜!
ドラミアまで行く時間はないけど、時代劇の雰囲気を味わいたい場合や、雨が降ってどうしよう・・というときは、是非この民族博物館を訪れてみてはいかがでしょうか。
お土産やさんも今はがらんとしていますが、こ〜んなに広くて充実していましたよ。