晴れ女のわがままジャーニー(人生も旅も)

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イタリアひとり旅(55)【後半:トスカーナ編】フィレンツェから北イタリア随一のカラフルワールド「チンケテッレ」に日帰り観光(完)

チンケテッレ(Cinque Terreを知っていますか?

チンケテッレ(チンクエテッレ)はジェノバフィレンツェのちょうど中間あたりに位置する5つの美しい村が点在する場所です。

マナローラ、ヴェルナッツァ、コルニーア、リオマッジョーレ、モンテロッソ・アル・マーレという5つの村のうち、私が訪れることができたのはマナローラ、リオマッジョーレ、ヴェルナッツァ、モンテロッソ・アル・マーレの4つです。

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チンケテッレ

フィレンツェからはかなり遠いですが、日帰りツアーがありました。

遠いので、朝がとても早く、辺りがまだ真っ暗なうちに駅の近くに集合します。そして、ツアーから帰って来たらもう真っ暗でした。それでも、自分一人では到底日帰りなどできない距離と内容だったので、時間がなかったフィレンツェ滞在最終日、私はこのツアーに参加できて良かったです!

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暗いうちから集合場所に集まった人々

集合場所に行ってみると、すごい人数で、なんと大型バス2台分。受付で2チームに振り分けられました。参加者には1枚ずつこのシールが配られます。懐かしいこのシール!覚えている方もいるかもしれませんが、実はこのツアー、前回ピサやシエナに行ったときと同じ会社のツアーです。シールの下の電話番号はもちろん集合時間に遅れて置き去りにされた時にかける番号!こわ〜っ!笑

このガイドさんも集合時間に遅れたら容赦なく置いていくと、何度も宣言していました!イタリアの人、外国人には時間に厳しい!笑 

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ツアー参加者に渡されたシール

このツアーに参加⬇︎

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大型バスが現地まで届けてくれます

フィレンツェから大型バスで揺られること2時間超(ぐらいだったような)。

現地ではマナローラ、ヴェルナッツァ、モンテロッソ・アル・マーレ、リオマッジョーレの順に周りました。

まず朝一番に着くのがマナローラマナローラまでは観光バスでそのまま連れて行ってくれますが、そこからはバスは入らず、徒歩と電車と船での移動となります。

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朝一で訪れたマナローラ

徒歩で街を見て歩きます。断崖絶壁なので、高低差があります。

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カラフル

次はベルナッツアに移動しましたが、村から村への移動の電車はかなり混雑していたので、はぐれないようにちょっと注意する必要がありました。国籍がバラバラの総勢50人ぐらいをたった2人で束ねるガイドさん、大したものです。

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駅のホームから見えた海

ベルナッツアは小さな村ですが、小さな灯台のような建物もあり、なかなかフォトジェニックです。

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ベルナッツア

村はたくさんの色で明るく賑やかな印象。

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壁のタイルがカラフル

とにかくパラソルでもなんでもカラフルです。

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お土産もいろいろカラフル

この洗濯物の干し方(下)からしてこの家の住人はきっと・・・几帳面な人ですね。でもなんだろ、この統一感と溶け込んでる感じ。

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白いTシャツが綺麗に干されてる

訪れた4つの村のうち、私が気に入ったのは、西の端のモンテロッソ・アル・マーレと東の端のリオマッジョーレです。

モンテロッソ・アル・マーレチンケテッレで一番リゾート感の強い、ビーチのある大きめの村です。この日はカンカンに晴れていて、日差しが強く、真夏のような暑い日で、2週間ほど前にカルロおじさんの家で暖炉で温まったのが嘘のようでした。

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10月中旬のモンテロッソ・アル・マーレ

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ビーチ沿い

ビーチ沿いには美しく整備された歩道があり、お散歩できます。そこからビーチを見下ろすと、歩道を歩く人に向けておじさんが布を売っていました。パレオでしょうか。こんなところで買う人いるのかな〜なんて思っていたら、早速近くの欧米人が買おうとしていました。笑

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布を売っているおじさんが見込み客と値段交渉している(左上)

ふと見上げるとパラシュート?で飛んでいる人も。

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優雅に飛んでいます

自転車で来た人もいる模様。みんな思い思いの余暇を満喫。

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自転車で来たのかな

私はここで軽食を取りました。食べたのがこれ。魚とチーズボール。

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フィッシュアンドチーズボール的な

本当は優雅にレストランで食べたかったのですが、暑すぎてどうしても食欲がわかなかったので、数千円も出してランチするのが惜しくなり、どうしたものかと悩んでいたところ、近くで若い女の子たち数人がこのシリーズを食べていたので、どこで売っているのか尋ねて、このお店を教えてもらいました。

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揚げ物を売ってるお店

メニューの文字が超絶見づらいのですが、お店の前にいろいろな組み合わせの品が刺さっているし、間違えてもどれも10ユーロ前後だし、全部揚げ物だから大失敗はないだろうということで、適当に指差しで注文。

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どれも美味しそう

近くのベンチに座って海を見ながらサクサクしたお魚とチーズをほうばりました。

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良い景色

そして、美味しそうなレモンジュースを買ってがぶ飲み。

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まさに求めていたものが!

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喉が潤う〜

海沿いもいいですが、街の中も雰囲気があります。

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可愛いストライプの教会

10月半ばでしたが、ここはまだまだ夏でした。イタリアに来てからというもの、寒くて暖炉に当たったり、暑くて死にそうになりながらキンキンに冷えたジュースを飲んだり、季節感がおかしくなりそう。

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海と若者がちょっと羨ましいお年頃

真夏の太陽を浴びてキラキラの青春時代を過ごす若者を尻目に、モンテロッソ・アル・マーレを後にしました。
次に向かったのはリオマッジョーレです。リオマッジョーレまでは船で行きました。このツアー、船に乗るにしても、電車に乗るにしても、点呼が大変そうです。そして、集合場所と集合時間を発表するたびにガイドさんに遅れたらチャオ!グッバイになりますと言われ続けました。その効果もあり、今回は最後まで誰も置いていかれることはありませんでした。 

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船で移動

着きました。リオマッジョーレです。

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リオマッジョーレ

ここは船からの眺めがとても映える村です。9月に訪れたポジターノを彷彿とさせます。

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ボートがたくさん。前を歩くのは同じツアーの人

カラフルな建物に青い空と海が映えます。

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リオマッジョーレ

チンケテッレは漁師町らしく、庶民的な暮らしぶりを垣間見ることのできる街でもあります。洗濯物がカラフルな壁にマッチしていて、なんだかそれさえもアートに見えてしまうから不思議。うちの洗濯物じゃこうはいかない。。

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洗濯物もアートの一部のよう

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壁に本物のアートも

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高台に登るとまた違った雰囲気

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風情のある街並み

下町っぽい風情のある街並みに癒されます。街中にはお土産屋さんやジェラテリア、軽食屋さんなんかもありました。

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海がきれい

イタリア滞在最終日、ちょっと急ぎ足ではありましたが、美しい海に面した小さくて素敵な村を訪れることができて、良かったです。

この怒涛の日帰りツアーの翌日早朝に、私はローマまでフレッチャアルジェントで戻り、タイ経由で日本に戻りました。

イタリアひとり旅はここまでです。

皆様、長い間、最後までお読みいただき、ありがとうございました。なんとか年内にこのシリーズを終えられて良かったです!ほっ。

(完)

次回は、タイに寄って帰ったので、タイ寄り道編です。

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イタリアひとり旅(54)【後半:トスカーナ編】お料理留学5日目:ゴルゴンゾーラとキノコのリゾットのレシピ

今週はいよいよクリスマスですね。

まだやっとったんかーい!という感じですが、長々と続いたこのシリーズも次回で最終回です。

では早速、お料理留学の最終日、5日目のラインナップをご紹介します。

今日はこの中から、リゾットのレシピを紹介しますね。

お料理の写真。

チコリーって日本ではあまり食べないですが、ちょっと苦味のある葉っぱがチーズやオリーブと合います。

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BARCHETTE DI INSALATA(チコリーとチーズのサラダ)

本当はポルチーニで作りたいところですが・・・。キノコのリゾット大好きです!

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RISOTTO AL GORGONZOLA E FUNGHI(ゴルゴンゾーラとキノコのリゾット)

豚肩ロースとリンゴとマスタードがめちゃくちゃ合います!

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MAIALE CON LE MELE(肩ロースとリンゴのマスタード煮)

洋梨のタルトのこの表面の凸凹にゾクゾクしますw

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TORTA DI PERE(洋梨のタルト)

 

ではレシピの紹介でーす。

RISOTTO AL GORGONZOLA E FUNGHI(ゴルゴンゾーラとキノコのリゾット)
<材料>3人分
米 150g
シャンピニョン マッシュルーム 300g スライスにする
ゴルゴンゾーラチーズ 3×8㎝ぐらい 最後に混ぜる
バター 25g
エシャロット(小さい玉ねぎ)1個 みじん切り
ニンニク 大1個 みじん切り
オリーブオイル テーブルスプーン3杯ぐらい
パセリ
白ワイン半カップ
塩コショウ
唐辛子
松の実 フライパンで炒る。

<作り方> 
1.フライパンにニンニクとオリーブオイルを入れて熱し、香りが出たらマッシュルームを入れて炒め、塩コショウ、パセリを入れ、15分ぐらいしばらく蓋して蒸し焼きにする。
2.1に唐辛子を入れて途中かき混ぜる。
3. 鍋にバターとエシャロットを炒め、コメを入れて炒める。コメがカリカリになったら(重要)、白ワインを半カップ入れる。蒸気が激しくじゅわっとなるので、入れるとき気を付ける。弱火で水分がなくなるまで煮る。
4.その後水をまた足してあまりかき混ぜずに弱火でさらに煮る。放置プレー。
5.ご飯がいいぐらいの硬さになる少し前に、ここに水、塩、マッシュルームを入れてかき混ぜさらに少し煮て出来上がり。マッシュルームは盛り付けの飾り用に少しだけ取っておく。
6.ゴルゴンゾーラをかき混ぜ、お皿に盛り、松の実をふる。

 

5日間のお料理留学は、あっという間でした。もっともっとたくさん作りたかったですが、毎晩、先生とマンツーマンで毎日4品ずつ作って食べられただけでも貴重な体験です。

これまでご紹介してきたレシピは、現地でお料理しながら私が殴り書きしたものを、このブログ用に、日本語に整えてタイプしたものです。欲を言えば、最初からレシピがあったらもっと良かったのですが・・・受講料が激安だったのでそこは我慢ポイントで大丈夫でした。先生は、作るたびに微妙に量の調整をしているようで、一見適当に見えるのですが、出来上がった料理はパーフェクトな仕上がりなことに、いつも感動していました。

これまでにご紹介できなかったお料理についても、もしニーズがありそうなら、今後も時間があるときに、レシピをまとめて順次公開できたらと考えています。

次回(55)はイタリアひとり旅の最終回イタリア北部のインスタ映えスポットへの日帰り旅行について書きます。

Happy Holidays!!!

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