イタリアひとり旅も残すところあと1週間。
(現実世界では明日試験!爆!!!)
2018年10月9日の朝、授業の前に私がまず向かったのはベッキオ宮殿でした。
【場所】
ベッキオ宮殿はシニョリーア広場の一角にあるので、フィレンツェを訪れたら、この宮殿の時計台は必ず目に入るはず。
この日はこの時計の塔(アルフォンソの塔)に登るために、ベッキオ宮殿に行きました。
ベッキオ宮殿の入場料は€14と若干お高め。
ナポリではアルテカードであらゆる入場料がタダか割引になっていたので、フィレンツェではちょっと散財している気分になります。
まず、入って一番に目に飛び込んでくるのが、『500人広間』です。
トム・ハンクス主演の映画「インフェルノ」の撮影が行われた場所だそうですが、映画を見たのに、なぜか全然覚えていませんでした。(゚O゚) 寝てたんでしょうか。
忘れていたので、「あ、ここ、ここ〜!」という感動はありませんでしたが、初見でも壁一面の巨大なフレスコ画とその荘厳な雰囲気に圧倒されました。
中には小さな部屋もたくさんありますが、よくわからないので、見学しに来た学生さん一行に説明するおじさんの話を盗み聞き。
この必殺盗み聞きは、ポンペイ遺跡などガイドが多い場所で有用です。日本でも、一人で国会議事堂を見学しに行った時に、団体に何食わぬ顔で混ざって盗み聞いたおかげで、かなり勉強になりました。
この宮殿は、中の移動は階段が多いです。
そして、階段を一番上に登りきったところがアルフォンソの塔なのですが、アルフォンソの塔は人気らしく、人数制限があって、登るまでに階段で15分くらい待たされました。
さて、なぜアルフォンソの塔に登ったのかというと、そこに塔があったから。
そして、前の晩にいろいろ食べ過ぎたからです・・・。
この階段、デジャブ感がハンパない。
知らない人のお尻を追いかけること数分。ここは割と楽に登れました。
登ったところには回廊風の廊下が。
外をのぞくと・・・!!!
登ってみてわかったのですが、
アルフォンソの塔は、ドゥオモの真正面!!!
これ以上、撮影に最適な場所があるでしょうか!!??
そして、眼下には、シニョリーア広場。
ふと顔を上げてみると、目の前にどうも!と言わんばかりのドゥオモ!!
こんなに綺麗な写真が撮れます!!!
ドゥオモさまのお美しいこと。
ちょっと引きで撮っても、美しい。ひょえー o(≧▽≦)o
この写真が撮れた時、
OMG!! なんですかぁああこれは!
そこの路地裏で売りましょう、売りましょう!
と一人で小躍りしたものです(心の中で)。
こうして旅日記を記していると、忘れかけていた当時の記憶がよみがえります。
写真は記憶を呼び覚ます重要なツール。
こうしてブログを書くことで、2度目のフィレンツェ旅行を味わえるのは、ありがたいことです。
㊹に続く。