晴れ女のわがままジャーニー(人生も旅も)

自由人です。やりたいことをやります。まず、やってみる。

地球一周の旅の通訳だったときの話(15)バルセロナ+カラフル+映えスポット=ガウディ!!の巻

こんにちは、晴れ女です。

アメリカに行った話を書いていたら、またものすごい時間が空いてしまいましたが、地球一周の旅の続きです。

アメリカの話もまだ終わってないっちゅうのに・・自分でも恐ろしくなるわ、このマイペース病。

地中海は通訳はオフの日が多い

さて、船はカサブランカからジブラルタル海峡を超えて地中海へ。

バルセロナに着岸しました。

Googleマップで船ルートが表示できないため、毎回違和感があるこの地図表示。

実際には海を通って行っています。

この地中海は通訳スタッフにとってゴールデンエリアです!

なぜなら、地中海周辺のヨーロッパ諸国は日本人に大人気の観光地で、現地スタッフが日本語が堪能なことが多いため、通訳する必要がないから。

というわけで、バルセロナは非番だぞーYay!!

ゲッティー*1と違ってCCの非番は大変貴重なので、私はバルセロナを満喫しました。

サグラダファミリアの凄さは実際に行って見たものだけが味わえる!

バルセロナのシンボル「コロンブスの塔」

船を降りたら、とりあえず地下鉄に乗ってみます。

地下鉄

地図もなにも持っていなかったのですが、まあ、もう行くところは決まっていて、とりあえず大雑把な感じでいける場所とといえば、かの有名なサグラダファミリア

おそらくスペインに詳しくなくても誰でも知っている名所です。

私も建築に興味はないですが、有名どころは押さえておきたいタイプ。

サグラダファミリアは、最寄りの地下鉄駅を出ると、すぐに見えました。

地下鉄駅出たらすぐみえる

まだ建築途上のこの教会、外観のぱっと見はまだ絶賛工事中という感じでした。

1882年に着工して140年も工事をやっているとは思えない、なんだか不思議な工事感がありました。

いや、もっとはよ工事せ〜よ!

欧米か!

とつっこみたくなるような「のろのろ感」ですが、実際に近くでみて、なるほどね!と思った次第。

写真では見えていなかったすご〜く繊細な作りがそこにはありました。

結局、行く前はあまり興味がなかった人とは思えないくらいこの教会に見入ってしまい、なんと気が付けば3時間以上そこに滞在していました。

もう笑うレベルです。

それくらいここは本当にヤバかったです。

お馴染みの外観

このお馴染みのこのイカツイ外観(上)。

私的には遠巻きには正直いったいこれなんなん?レベルだったのですが、近寄って見たら、想像とはかなりの別物。

とりあえず中に入ってみます。

えいっ。

柱多い

なんか意外じゃないですか?

中はとてもカラフル

教会なのでステンドグラスがあるのはまあ普通ですが、イタリアなどの教会は仲が薄暗い感じなのにくらべて、サグラダファミリアの中は白を基調としていて全体的にパッと明るさが開けていました。

フレスコ画的なものもあまりなく、重厚感よりもポップで軽い印象。

柱も色とりどりの微妙なパステル展開で、なんだか天国のような空間です。

明るかった理由は天井にもありました。

天井が白いっ!そしてなんだかちょっと気持ち悪い。

天井もなんだかぞわぞわする

と思ってよく見たら、丸の中には非常に精巧な絵が。

とにかく、外観のあのゴツゴツした松ぼっくりおばけのような雰囲気からは想像もつかない明るいトロピカルな空間が広がっていて、正直度肝を抜かれました。

ここで現物を初めて見て「ガウディまじすげー」と心で叫んだ方は多いのではないでしょうか。

特に壁の作りがなんだかすごく凝っていて、絶対これ、ほかじゃ真似できないよねって素人でもわかるレベル。

内装の壁がめっちゃ凝ってる

柱も一本一本普通じゃないのよ。

なんか生きている植物みたいな錯覚に陥るというか・・ニョキニョキしているのです。

ガウディが何を狙ってこのようにしたのかはわかりませんが、私にはなんだかこの教会が生きているように感じました。

ジブリとかファンタジー映画とかで森の奥深くに眠る不思議な空間のイメージ。

もうファンタジーよこれは!

あまりにもウロウロうろうろジロジロじろじろ見ていたら時間が経ってしまい、日差しの角度が変わって、こんな美しいステンドグラスの陰影も見ることができました。

光が神々しい。

ガウディさんの何がすごいって、この美しい色とりどりの光が真っ白な内装に映し出されたとき、この教会がさらにもう一段階上の美しさを醸し出すところです!(あくまで素人の私が持った感想です)

壁の作り複雑!

ちなみにこちら(下)はまだガラスが入っていない状態。

まだこんなに未完成の部分があるんですね。

まだできてないステンドグラスの窓

 

これで未完成というのだから驚き。。

何が好きって、内装が好きでした。

しかも、この内装、とっても垢抜けていると思いませんか?

今の時代でもかなりイケている感じがしますが、忘れてはならないのは、これが設計されたのは140年以上も前だということです。

サクラダファミリアにせっかく来たら、塔の上まで登ろう

ぐるぐる階段を上る

この教会は建築途中ながら、いくつかある尖った塔の一番上まで上ることができます。

上に登ると、教会の外壁の細部まではっきり見えるので是非登ってみましょう!

登る時はほっそい階段から上がっていきます。

落書きかな、たくさん文字が・・

らせん状の階段で非常に細く、目が回りそうになるので、写真でもとりながらゆっくり上るのがオススメです。

上る途中

上まではそんなに時間はかかりません。

上からの景色はこんな感じ。

景色

高度があまりないので、景色はタワーに登った時ほどの感動はないですが、この塔の目玉は景色ではなく、サグラダファミリアの外壁の詳細が見えるところだと自分では思っています。

下から見ても上の方がどうなっているのか、いまいちわかりづらいですよね。

下から見上げたぼこぼこ(参考)

でも、上からだと、ほら、はっきり見えます!

ボコボコの正体はこれでした!

ボコボコの近影

なんざんしょこれ?

下の写真は、なんだかサボテンみたいな模様です。

サボテン?

なんの果物かわかりませんが、フルーツっぽいものがまとわりついています。

こんなフルーティーなことになっているとは、下からでは想像も付きませんでした。

よく見ると、色が付いている

外観を遠巻きに見た時は全て茶色にみえて、気づきませんでしたが、ここも内装と同じく、赤色などの色がちらほら付いているのがわかります。


いや〜凄いです、ガウディさん!

気に入りすぎて、お土産ショップも含めて3時間以上も滞在してしまいました。

これがツアーのアテンドだったら、おそらく速攻1時間未満で退散の笛を鳴らされていたでしょう。

良かった!自由行動で!

心行くまで満喫しました。

作業場も見学できます

いや、ガウディすごい!

お土産に買ったマグネットも気に入りすぎて。

f:id:KirigirisuMax:20220818113102j:image

普通のマグネットに見えるって?

いやいや実物見た後に買ったらもう特別感ありまくりですから。

グエル公園

この後、グエル公園にも行きました。


この公園もガウディさんが設計しただけあって、やっぱ素敵ですね。

まるでおとぎ話です。

おとぎ話の世界

あまりに可愛かったので、階段の上からジオラマモードでも撮影してみました。

お菓子の家みたいで可愛いです。

屋根の白色がちょうどお砂糖を固めたみたいで。

グエル公園ジオラマモード)

ガウディの建造物は全体的に曲線やボコボコが多用されていて、独特の雰囲気があります。

ちょっと宇宙っぽいというか。

曲線を多用

ボコボコの質感も健在

色もたくさん使われていて、ポップで南国なイメージ。

ポップな爬虫類

よく見たら植樹されている木も南国っぽいし。

大勢の観光客で溢れてる

気づいたら、思わず「南米か!」と突っ込みたくなるいでたちのお兄さんたちが熱心に演奏していました。

ミュージシャンだってそりゃ弾きたくなるわ。

バルセロナはガウディ見に来るだけでも価値のある街ですね。

ぼーっと景色を眺めるのもよし。

お散歩するのもよし。

柱の裏に隠れるもよし。

ガウディまじAwsome!

リスペクトっす!!!

一度はやっておこう、チョコレートにチュロスひたひた

ところでスペインといえばチュロスです。

私の人生初チュロスアメリカでしたが、それはシナモン味でした。

ここで食べたチュロスはチョコレート味。

ランブラス通りをブラブラしていてふらっと入ったカフェにありました。

チュロスとチョコレート

と言っても、裸のチュロスをドロドロのチョコレートに浸して食べるスタイルです。

チョコレートはそれほど甘くないので、さらっと食べれます。

味は・・・10代の頃に食べたチュロスと比較するのはよくないですが、アメリカのシナモン味の方が個人的には好きだった。

いや、ミスドチュロスの方が美味しいかも。。

でも、これはスペインに来たら一度はチャレンジすべきB級グルメでしょう。

もっと衝撃的な本場のチュロスがあるかもしれないし!

(16)に続く・・・。

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*1:船に一緒に乗船する英語とスペイン語のネイティブ講師たちのこと。詳しくは過去記事をご参照ください。