晴れ女のわがままジャーニー(人生も旅も)

自由人です。やりたいことをやります。まず、やってみる。

イタリアひとり旅⑨【前半:南イタリア編】カゼルタ宮へ〜スターウォーズも撮影

さて、日付は変わって今日はイタリア3日目の9/26(水)です。

 

今日の目的地はカゼルタ宮

 

なぜ2番目に行くのかというと、入場料が比較的高い場所だからです。

 

アルテカードで最初の2箇所だけ無料になるので

 

安いところより高いところに先に行こうかと(ケチくさいかな)。

 

アルテカードについて詳しくはこちら⬇️

ちなみにカゼルタは火曜日はお休みです。 

 

カゼルタは行くには、まずポンペイ・スカビ駅からベスビオ周遊鉄道でナポリガリバルディ駅に行き

 

そこでFS線に乗り換えてカゼルタ駅で降ります。

 

ナポリからカゼルタまでは40、50分程でした。 

 

電車の時間は前もってスマホトレニタリア(イタリアの国鉄のサイトで調べておきました。

 

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スマホで簡単に時間の検索が可能

朝9:07ナポリ発の電車を目指します。

 

予約は不要。

 

前日にナポリ駅のインフォメーションのお兄さんにカゼルタへの行き方を聞いておいたのでバッチしです。

 

既に切符がある人のFS線の乗り方。

  1. 駅に着いたらこの下の写真の電光掲示板に突進
  2. 自分の乗りたい電車の右にある数字で何番ホームか確認する。
  3. ホームに進んで、乗る!

なのですが、この電光掲示板がちょっとくせ者。

 

私は9:07ナポリ発に乗る予定なので

 

上から3番目のRegionale24305号に乗ってくのですが

 

電光掲示板の前で待てど暮らせどホーム番号が出ない。

 

そう、この番号、結構ギリギリにならないと出ない場合もあるのです。

 

私が「14」というホーム番号の点灯を確認したのはなんと出発の3分ほど前。

 

そして、ここからがちょっとだけ大変なんです。

 

同じ電車を今か今かと待っていた人が番号の点灯と共にマリオカートのごとく猛ダッシュ

 

幸い私はスーツケースのような大荷物がないのでスタートダッシュに見事成功し

 

無事車両を見つけ、座席もゲットできました!

 

改札はなく、アルテカードを持ってるので打刻も不要です。

 

打刻が入らないのホント助かる〜!

 

旅行者はアルテカードが絶対オススメです。

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この電光掲示板がくせ者

電車の中は普通の列車と変わりません。

 

ここからはしばし景色を見つつ、まどろみながらカゼルタへ。

 

とは言え終点ではないので

 

降りる前になったらちゃんと注意して駅名を確認します。

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中の様子

カゼルタ駅を降りたら、カゼルタ宮はもう目の前です。

 

ただ、おぉ!あれか〜!と思ってからが長く、入り口までちょっと歩きました。

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入り口までが遠い・・・

でもお天気も良くて気持ちよかったんですけどね。

 

ここで、着いたら入場チケットを購入するのですが

 

アルテカードを出すと12の入場料はもちろん無料になりました!

 

そして中へ。

 

フランスのベルサイユ宮殿を参考にして建てられたというこのカゼルタ宮。

 

ちょうどこの半年前にベルサイユ宮殿も行ったばかりだったので

 

記憶が新鮮でしたが、規模はこちらの方が大きいです。

 

まず目に飛び込んでくるのが、大きな階段。

 

スターウォーズの撮影にも使われたそうです。

 

スターウォーズはあまり詳しくないのですが

 

壮大なかっこいい場面が撮れそうな雰囲気であることは確かです!

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スターウォーズの階段

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よっお三方!って誰だか知らんけどこの彫刻

この冷た〜い石の階段が延々と続き

 

上り終えるとまず礼拝堂のような場所が見えます。

 

なかなか荘厳で素晴らしい!のですが、椅子がなぜか透明のプラスチック。。。

 

これが最新のおしゃれというやつなのか!?

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手前のプラスチックの椅子が光ってる・・

カゼルタ宮の各部屋の天井は金の装飾が多いように思います。

 

ゴールドと白い壁のコントラストがとても綺麗で

 

この中で写真を撮ると顔のシミをレフ板よろしく一気に飛ばしてくれるので

 

角度によってはかなり盛れたセルフィーが撮れます。

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天井にも豪華な装飾が!

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鏡の間を彷彿とさせます

大広間も幾つかあり

 

ベルサイユ宮殿の鏡の間に雰囲気が似ていますが

 

ここの良いところは

 

ベルサイユよりも人が圧倒的に少ないところ。

 

人の頭だらけの写真にならず、ちゃんと内部の全景が撮れます。

 

ベルサイユの方がもっときらびやかな気がしないでもないですが

 

人の群れが盛り上げているのかもしれません。

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このようなお部屋が数え切れないほどあります

部屋から部屋へと巡るだけですが、これがなんか楽しい。

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テーブルの脚もいちいちすごい

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シャンデリアが垂れ下がってきてこんにちわ

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シャンデリアがスパイダーマンのようにぶらさがってきてかなり主張

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天井はどれも人がいっぱい

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2頭の羽生えたライオの顔は活気に欠けるけど、なんか座ってみたい気もするこの椅子

途中、中から外観が見えますが、外観はいたってシンプル。

 

学校の宿舎みたいです。

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外観はシンプルです

外の景色もビルなどがなく、緑豊かで気持ちいい。

 

お庭の植物を庭師が綺麗にカットして何かを描いていますが

 

何なんでしょ?分かりません。

 

向こうのお山がもうちょっと富士山のように高かったらもっと絵みたいになるのに。

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中から見える外の景色が最高。造形の模様が何なのか謎

でもここでのひとりぶらぶらは楽しかったです。

 

ここではのんびり景色を眺めたり

 

天井にあるこまかーい絵をまじまじと見上げたり

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天井は全て美しい

中に飾ってある絵に見入ったり。

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絵画も飾られています

絵画を見て本当にお腹がスイカを欲してみたり、

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イカの絵の完成度高っ!

ライオンとにらめっこしたり。

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ライオンの顔が怖いんですけど・・鼻が人間!

・・・。

 

でもこのライオン、ちょいブス。

 

欧州に行くと例外なくどこにでもいるようなライオンですが

 

私はこの鼻が許せません。

 

鼻が人間っぽすぎです。

 

しかも鼻の真ん中に線が・・これは事件です!

 

ま、宮殿自体がすごかったから許してあげましょう!

 

見学エリアの最後にはプレセピオがたくさんありました。

 

プレセピオのことを私もこの時まで知らなかったのですが

 

イタリアの伝統の飾りで

 

キリストの誕生を模したものをクリスマスの時に飾るのだそうです。

 

かなり寄って撮ったのでサイズ感が分かりづらいかと思いますが

 

ミニチュアのちょっと大きいバージョンぐらいの大きさです。

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プレセピオ:この中でイモトを探せをやってみたい

私、ミニチュア好きなんで

 

こういうの見入ってしまいます。

 

こちらもかなり色々な方々がいらっしゃる上、表情も細かいところまで表現されていて見事です。

 

牛の表情なんかもすごいです。

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プレセピオ:ちょっと怒っているスキンヘッド太鼓おじさんの隣で必死に楽器吹いているアナザースキンヘッドのおじさん、さらに手前の哀愁漂う馬の表情が気に入って撮影

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プレセピオ:手前の牛の驚いた表情が素敵で撮影

そして、ここのもう一つの見所は王宮庭園です。

 

宮殿からはちょっと離れていて、自転車を借りるかシャトルバスで行けるらしいのです。

 

楽しみ〜!

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向こうに見えるのが王宮庭園。お天気良し!

望遠でもう少し寄せるとこんな感じ。

 

散歩したいなー。

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ズームで寄せてみた。王宮庭園

と思って心の中ははしゃいでいたのですが、


この日はなんと王宮庭園は閉園。

 

ちーん。 T^T

 

そこら辺にいたガードマンのおっちゃんに聞いたところ

 

強風で危ないのでダメなのだと。

 

どの辺がダメなんすか?

 

私平気ですけど?

 

と詰め寄りたくなったけど

 

こんなところで日本人が粗相を起こしてはなるまいと自分に言い聞かせ

 

自制しました。

 

この柵のすぐ向こうが王宮なのに・・。

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こっから出してもらえず・・・

そんなわけで

 

肩を落としてカゼルタ宮殿を後にし、ボトボトと駅に向かいました。

 

帰りも電光掲示板で時間とホームを確認します。

 

これから乗れる一番早い電車に乗ってナポリまで帰るぞ。

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今度はホームの番号がもう出てた!

⑩につづく。

 

※この旅日記は20か月前の日記や写真、出費記録を基に書いています。

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