台湾といえば豆漿が有名。
ぷるぷるとしたお豆腐おやさしい味がたまりませんよね。
中でも阜杭豆漿(フーハンドウジャン)は大変な人気で、台湾好きなら誰もが知る名店。敢えてここで書く必要もないほどです。
でも、私はこれまで行ったことがありませんでした。豆漿のだけのためにあの長い行列に並ぶ気はサラサラ無かったんです。
並ぶのキライ。へへ。
行列に並びたくない私に阜杭豆漿に行くきっかけをくれたのは、友達のNちゃんでした。
この仲良しの親友Nちゃん、実は私の人生の要所要所でいろいろと私に大きな影響を与えてきた人物です。
私がオーストラリアに住んだのも、韓国に足繁く通うようになったのも全てNちゃんの影響です。私は疑い深くてブレない方ですが、Nちゃんに説得されると、必ず最後にはNちゃんの言う通りになっています。とても不思議ですが、Nちゃんのプレゼン能力がこれまた並大抵ではないのです。
ただ、今回はNちゃんがゴリ押ししたわけではなく、有名なので、せっかくNちゃんが遊びに来るのなら有名なところで食べないとな!と思ったことがきっかけでした。
その日は確か朝8時30ぐらいに出発して徒歩10分ぐらいでお店に着きました。
着いてみると案の定、長蛇の列でしたが、通常の行列の区切りスペースを全て使い切っていなかったので、おそらく通常よりはコロナのせいで観光客が減っている模様。
それでも地元の人も足繁く通うこのお店、やはり階段飛び出して大勢の人が並んでいました。
30分弱ぐらい並んだでしょうか?もしかしたらそれより短かったかもしれません。Nちゃんと話しながらだったので、体感的にはあっという間でした。どんどん進んでいくので、一見時間がかかりそうに見えても大した時間はかからないのかも。
並んでいる途中には、かなり広めの厨房をガラス張り状態で通り過ぎるので、大量の生地などが作られているところも見ることができます。
で、
食べてみたら、やっぱウマウマ〜!
パクチーがのっていてサイコー!っす。(パクチー苦手な人はおばちゃんに言って、除いてもらうことも可能)
ラー油みたいなのちょっとかけて食べたら優しい味にちょっとパンチがプラスされてこれまた美味!
こんなに美味しく感じるのはなぜ?
他にもいっぱい豆漿はあるのに?
なぜーーーーー???
と謎はつきませんが、一つだけ確かなことは、やっぱり阜杭豆漿は美味しいということでした!
欲張って、油条と飯团も買ってしまいましたが、アラフォーの胃袋には多すぎて収まりきれず、最後はヒーヒー言いながら食べましたが、
でも、阜杭豆漿並ぶ価値あり!ということは確かです。
因みに、後日、一人でも阜杭豆漿に行きました。
この時は閉店(12:30)ギリギリの正午すぎに着いたのですが、階段の中段ぐらいまでならばずに登ることができ、10分待たずしてオーダーできたので、狙い目はこの時間帯かもしれません。
とはいえ、どーしても並びたくない!という人にはこちらの
信陽街永和豆漿がオススメです。
宿から近いこともあり、私はここに滞在中足繁く通いました。
こちらの方が、台北駅から程近く、手狭な感じはしますが、ほぼ並ばずに入れます。豆浆もシエン(塩味)とティエン(甘口)の両方があり、味も美味しいです。但し、パクチーがのっていないのが残念なところ。
料理は店頭で作っていて、ここでオーダーしてから入ります。
店内はこんな感じ。
朝ごはんのメニューは豊富(赤色)。
豆浆とダンピンを注文。平均的なアラフォー女子なら、これでお腹は間違いなく爆発します。
ここの良いところは並ばない以外に、小籠包(ハーフ)というメニューがあり、お一人様女子でも小籠包を躊躇せずにオーダーできてしまうこと。
オーダーは片言でも指差しでもなんでもOKで、片言の日本語で返してくれる時もあります(多分最初から日本語でOK。但し、単語レベルにしてね。「ハーフ!ハーフ!」みたいな感じで良し)。豆浆はその場で渡してくれますが、蛋餅(ダンピン)などはオーダー後に作ってテーブルに持ってきてくれます。
店内にはちらほら日本人らしき人が座っていることもよくありました。
メニューが豊富なので、全てを制覇できませんでしたが、気軽に入れる良いお店です。