2018年10月7日午後
Osteria dei Centopoveriで遅めのランチをした後は、
そこから歩いてすぐのサンタ・マリアノヴェッラ教会へ。
(前回のお話)
サンタ・マリアノヴェッラ教会は、サンタ・マリアノヴェッラ駅を降りてすぐのところにあるのですが、テレビなどで「フィレンツェです!」というときに象徴的に映されたり取り上げられたりすることがあまりないので、期待はしていませんでした。
でも、チケットを買って中に入ると、意外と見所が満載。入場料は€7.50。
外観はこんな感じ。
シンプルな外観からは想像がつかないですが、中には気持ちの良い中庭と回廊があります。
教会の中もとても広いです。
ステンドグラスやフレスコ画が至る所にあり、中は美術館のよう。
教会を出て他の部屋にもフレスコ画がたくさん展示してあります。
壁一面にフレスコ画が描かれていてすごいです。
でも、ここで私はちょっと失敗してしまいました。。。
のんびりしすぎて、閉館の16:00までにすべてを見て回ることができずに、途中で追い出されてしまったのです。
悲しい・・・€7.50の元は取れたかもしれませんが、どうせなら全部見て周りたかった。
後悔先に立たず。
というわけで、その日の観光はこの辺にして、ホテルに荷物を取りに戻り、ホームステイ先へ移動。
ステイ先は数日前に学校から連絡があり、偶然にも1週間前にカルロおじさんと待ち合わせしたPiazza dell'Indipendenzaのすぐ近くだったので、すでに土地勘があり、荷物を持って徒歩でスムースに移動!
それにしても・・・学校からの連絡がギリギリすぎてびっくり。
しかも、ステイ先の詳細の連絡はこちらがツンツンしてからじゃないと来ないという・・。
これもイタリアの洗礼か・・・思えば、オーストラリアも似たようなものだったな。
最近日本に慣れ過ぎているので、「もっと早くしなはれ〜」とせっかちに思いがちなのを気をつけよう。。イカンイカン。
ホストから17時以降に来るように言われていたけど、居なければ外で待てばいいしということで、20分くらい早く到着。
試しにドアのベルを押してみたら、居らっしゃった!!!
ラッキー!
事前情報で得られたのは、ここの住所と電話番号と、ホストが40代で姓がベンゾということだけ。
どんな人かなーと待っていたら、想像以上に感じの良い夫婦に出迎えられました。
ご夫婦で下まで降りてきてくださったのには、意味がありました。
私のスーツケースを上の階まで運ぶためです。
ベンゾさんのお家は3階にあります。これは日本の4階にあたります。エレベータはありません。なので、旦那さんが運んでくれるというのです。
ですが、私のスーツケースが小さかったので、旦那さんはちょっと拍子抜けしたようでした。
ひょいと荷物を持ち上げて「軽い軽い」と言って運んでくださいました。
家について案内されたのは、広々としたお部屋で、シングルベッドが3つ置いてありました。
私は上の写真の部屋の凹んだ部分にあるベッドを使いました。
この手前には勉強机もあり、フィレンツェの地図や観光情報の描かれたパンフレットや筆記用具一式が準備されていました。
そうか、ここは留学生がホームステイしにくるところか!
私はそこにコスメ一式と鏡を置いて、お化粧台にしていましたが。
この3人泊まれる部屋を一人で1週間使わせてもらいました。
ベッドが3箇所にばらけて配置されている広いお部屋で、女子3人で旅行なんて時に泊まったらとても楽しそう!
窓を開けるとフィレンツェの通りが見えます。
お家の前は基本的に路駐なんですね。
私はリビングやキッチン、バスルームのある1階の端のお部屋に滞在しましたが、このオタクには2階もあり、2階には米国人の留学生の男の子とご夫婦の寝室やバスルームがありました。
バストイレ、キッチンは共同ですが、1週間(7泊8日)の滞在で170ユーロ(2020年9月現在約20,879.09 円)は、ロンドラフィレンツェが2泊分で3万円以上したことを考えると、お得感が半端ないトプール〜ポンポーン⤴︎⤴︎です。
それに、とても明るくて笑顔が素敵なご夫婦で良かったです。
㊴ではこの学校について紹介します。