今回は、旅のメインイベントの一つであるお料理留学について書きます。
フィレンツェで私にお料理を教えてくださったのは、フィアメッタ先生です。
ご年配ですが、美しい先生です。
息子さんがシェフなんだそう。
日本人にレッスンをすることもよくあり、日本の雑誌にも載っていました。
ご自宅も絵画などがディスプレイされていて素敵です。
棚の上の大量の筆が、ただ筆をたくさん立ててあるだけなのにかっこよすぎて、ノックアウトの白旗状態。
1日目のメニューは、以下の通り先生が書いてくれました。
何を作るかは、初日に先生と2人で相談しながら決めました。
初日のコースは、食べる順(アンティパスト⇨プリモ⇨セコンド⇨ドルチェ)に書くと、
CROSTONI CON MELANZANA(ナスのクロスティーニ)
PASTA CON ZUCCHNIE E ACHETO BALSAMICO(ズッキーニとバルサミコのパスタ)
PETTO DI POLLO AL LIMONE(鶏胸肉のレモン風味)
TORTA VELOCE AL CIOCCOLATO(チョコレートのタルト)
でした。(カッコ内の日本語は私が勝手に訳したので、変でもご容赦を)
どれも食べたことがない!
手順は毎回、デザートを作り、その後で肉料理やパスタを作っていきました。
マンツーマンなので、わからないことはその場ですぐ質問できるし、写真も撮り放題。
4品全て実際に作りながら指導してもらうので、かなり忙しいですが、世間話も交えつつ、作っていきます。
イタリア語ベースで進行しますが、先生も少し英語ができるので、分からないところは英語で確認できます。
コースは先ず、チョコレートのタルトから完成させますが、以下、写真はコースで食べる順に載せますね。
1日目の授業で作った料理はこちら〜〜!
ナスのクロスティーニはプチトマトの種をのぞいたりと、ちょっと手間をかけますが、絶品です。この時は先生があらかじめ用意したバゲットにのせましたが、私が日本で作る時は、バゲットも自分で焼いて作っています。
プリモ・ピアットのパスタもバルサミコ酢がきいた絶品です。最後にペコリーノロマーノをグレーダーでふわふわに削ってかけるのですが、これがめちゃくちゃハマります。
胸肉のレモン風味はフレッシュレモンの香りが爽やかなお肉料理で、しつこくなく、作り方も簡単です。
チョコレートのタルトは、見た通りのお味。チョコ好きで嫌いな人はいないでしょう。


美味しすぎて、とても幸せ。
お酒が飲める人はこれにワインや食前酒も付けられます(もちろんタダ)。
これだけ食べれば、もうお腹はパンパン。
パスタやデザート、おかずはお代わり自由なので、いつも食べすぎになってしまいました。
歩いてみると、まるでお腹に小さな土嚢を抱えているよう。
なので、健康のためのウォーキングは、レッスン後はナシ。毎晩帰りはバスに座ってデブデブと帰っていました。
昼間にたくさん歩いているからよしとしよう。
夜だし。
これがバスのチケット(下)。
この紙切れは昼間にタバッキで買っておきます。
バスに乗ったら、これを黄色のマシンにチュンと入れて、打刻。これ大事!
これをやらないとただの紙切れ。爆!
正直、この変な紙切れを、なくなるたびにタバッキに買いにいくの、面倒なんですけど。
( ;´Д`)
実際、これを常に持っていないと、急にバスに乗りたくなっても乗れないという悲劇が発生します。
イタリアさんよ〜、もう少し、便利なシステムにしておくんなまし。
夜のバスはこんな感じ。
あとは、ぼーっと座っていれば、15分ほどでステイ先近くまで運んでくれます。
帰ると夜の10時頃なるので、帰ったあとは、毎晩気を失うように寝ていました。
㊸に続く。
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