船で2週間かけてやっと辿り着いたタヒチですが、小さな国のため、それってどこじゃーい!と思われている方もいるかと思います。
まずはその疑問の解決から。
太平洋の楽園「タヒチ」の場所
フランス領ポリネシアのタヒチは南太平洋のど真ん中にあります。
↓↓地図上だとここです↓↓(飛行機のルートしかでませんでした)
タヒチはちょうどハワイと赤道を挟んで反対側(南)に位置し、西はオーストラリア、東はペルーに挟まれたちょうど真ん中辺りです。もっと東に行くとモアイ像で有名なイースター島があります。
以前、飛行機で行った時はエアタヒチヌイで13時間ほどかかりました(グーグルマップの19時間はかかりませんでした)。
しかも昼間のエコノミーのフライトだったので、窮屈で暇でした。
そういう意味ではタヒチに船で行くのはアリだと思います。船だと、私は通訳の仕事がありましたが、お客さんでもアトラクションやプログラムが毎日無数に催されているので、一日中退屈しません。
海の透明度がプール
言うまでもないですが、タヒチの海はスーパー超絶綺麗です。
透明度が高くてまるでプール。
モルディブやグアム、オーストラリアのグレートバリアリーフなどでも泳いだことがありますが、タヒチの海の美しさは私の中ではダントツ軍を抜いてナンバーワンです!!
まだ2回しか行ったことはないですが、タヒチの海はとにかくどこもかしこも綺麗で、一箇所たりとも淀んでいるところがなかったです。ビーチのエントリーからドロップオフの向こう側の外洋まで隅々綺麗な印象です。
グレートバリアリーフと違ってタヒチの海のサンゴは元気でカラフルでした。
水中なのに、どこまででも先が見渡せそう。
この日はモーレア島のシュノーケリングツアーに参加するお客さんのアテンド通訳をしました。
ツアーの日は朝早くから準備しないといけないので大変です。
しかもタヒチ島からお隣の島に船で移動しなきゃならず、さらに早起き。
まず、フェリーでモーレア島に行き、そこから小さな船でポイントに向かいます。
タヒチは海が青くて、山や木々の緑が濃いのが特徴です。
そして、基本的に人が少ないので、静かにのんびりできる場所・・・のハズですが、この日は仕事なので私はひたすら人の話に耳を傾けてはしゃべるの繰り返し。
ツアーガイドはハンサムで面白い現地人とフランス人の2人。
こんなゴージャスなガイドさん2人に同行できるなんて、この日の私はツイていました。
もちろん仕事も非常にやりやすかったです。
仕事でも海へダイブ
でも、やっぱりこんなに美しい海なので・・・
一度ハネムーンで体験済みとはいえやっぱり・・飛び込みたい衝動が!
というわけで、私も一緒に海に入りました。
水着持ってきて良かった〜。
というのも、お客さんたち、一度海に入ったら、もうガイドや通訳など御構い無しにどんどん魚を追いかけてしまうからです。
でも、その気持ち、よ〜〜く分かります。
だってこんなに綺麗な海ですから。
嘘みたいに透明度の高い美しい海が目の前に。
ツアーでは、ガイドさんが魚を水中でまいて、シャークやエイを呼んでくれます。
タヒチのエイは人に慣れていてとても人懐っこく、ひらひらしながら「餌ちょうだーい!」と可愛く迫ってきます。
中には名前が付いているエイもいて、あまりにも愛らしいので、ハネムーンでエイと戯れた後、日本に帰ってから私は居酒屋でエイヒレが食べられなくなってしまいました。
サメもたくさん寄ってきて、とても楽しいのですが、このサメの肌はエイと違ってザラザラしていて、通り過ぎる時に自分に当たると、若干ざらっと気持ち悪いのが特徴です。
でもサメも可愛い。
しかも、こんな海のど真ん中でプールのような透明度。
楽園とはまさにこのことです。
モーレア島の絶景ランチ
このツアーは仕事で来ているとはいえ、食事もお客さんと同じものをいただけます。
ツアーに入る時はガイドさんも私のような通訳も毎回同じ食事を食べることができます。
ただ、お客さんよりは時間は後になりますし、時間も短いです。また、食事中に運悪く呼ばれてしまったらすぐに対応しなければなりません。
近くには、絵に描いたような椰子の実が落ちていて、芽がでていました。
ここからまた大きく育っていくのですね。
などと考えながら、こうした小さなことでも非日常に感じられて、ただ佇んでいるだけでとても幸せになれる場所です。
この絶景の中、仕事なのにこんなに美味しいランチをいただけることは、相当ありがたいことに違いありません。
思い出すと、ため息が出ます。
フルムーンも必ずタヒチに!
2度目のタヒチもやっぱり素敵でした。
1度目のタヒチの後は、感動しすぎて友達にタヒチ旅行をお勧めしまくり、数ヶ月後に結婚した友達も新婚旅行にタヒチに行き、別の友達もまた家族でタヒチを訪れましたが、みんな例にもれずタヒチが好きになって帰ってきました。
フルムーンも絶対タヒチに行きたい!!!
死ぬまでに絶対もう一度タヒチに上陸するぞ。
お土産にパラオを買って帰るお客さんもいました。
タヒチは、食べ物もお土産も景色も全てが完璧なのでした。
次回(4)記憶喪失のペルー3日間 に続く。