今日学校に授業に行くと、先生から突然1階の事務室で先に体温測定をしてくるよう言われました。
13人のクラスでそう言われたのは私だけでした。
他のベトナム人の子たちと日本人の駐在の奥さんは言われませんでした。
授業開始まで時間がなかったので、言われるがままに、急いで1階に検査を受けに行きました。
事務室の前でこめかみに当てるバージョンの体温計で測ると35.9度でしたが、なぜかそれに1度足すよう言われ、記録用紙には36.9度と書かされました。この用紙に書かれた体温が38度以上になると、速攻で自宅待機になるそうです。
そして、これからは授業に参加する前に毎日この用紙を持って検温に来いと言われました。
台湾に来てもう2週間以上が経ちますが、今更検温って・・・と思い、さらに周りを見渡しても他に測っている風な人がいなかったので、若干不審に思って事務の人に思い切って聞いてみました。
「私だけ体温検査を受けなければならないのは、私が日本人だからですか?」
と。
最近台湾では日本の危機管理体制や新型肺炎感染リスクの上昇を問題視する意見がよく聞かれます。テレビのニュースなのでも毎日日本のことが報道されており、中国関連より多い気さえしています。それだけ日本への関心が高いのだと思います。現在日本は注意国に指定されていますが、もうすぐ警戒国に指定されるという噂もあり、日本旅行をキャンセルする台湾の方も少なくなく、日本人に対する警戒レベルはどんどん上がってきていると感じます。
すると、事務の人は慌てたように、「すべての国の人が受けています。」と答えてくれましたが、私がまだ怪訝そうな顔をしていたのに気づいたのか、奥にいた別の事務の方もこっちに来て、「日本人だけじゃないですよ。みんなみんな」と中国語で一生懸命説明してくれました。
ただ、要検温者のリストを見てみると、対象者全15人の学生の内、10人が日本人、4人が韓国人だったので、なんだか釈然とせず、教室に帰って老師に尋ねたところ、今朝校長から緊急会議の招集があって、2月10日以降に台湾に入った学生に実施するとのことでした。
私は2月5日に台湾に来たので検査対象外の胸を老師に伝えたところ、事務の人にそれを言えば毎日検温しなくても良くなると言われました。
ふーん。
そっか・・・
しばらく考えてから、私は決めました。
毎日検温に行ってやろうじゃないかと!
万が一感染していたら周りの人に迷惑がかかってしまうし、どうせタダで測ってくれるんならお得ですわ。
というわけで、2月5日に台湾入りしたことは言わずに、来週も毎日検温したいと思います!