今年のGWも日本にスタック・・耐え忍んでいる旅行好きの皆様、お元気ですか?
突然ですが、このブログで一番アクセスが少ないのがこの"ひとり旅"シリーズです。(失笑)
アクセスの9割ほどがGoogleなどの検索で訪問してくださる方々なのですが、その方々が見にきているのは他の記事。
このように、まるで人気のないこのシリーズ。読んでくださっているのは、はてなの読者の方々ですが、はてなブログからの流入に至っては全体の1%程度しかないという。。。えーん。
でも、やめられないんです。
旅を思い出している時が一番楽しくて。
そして、文字通り、ほんの一握りですが、読んでくださっている方々がいることも知っているので。
だから今日も書きます。
旅の記憶を辿りながら(実際には日記を掘り起こしているだけですが)
読んでくださって、本当にありがとうございます!
- サファリはドライバー同士の連携プレー
- 草食動物の優雅な朝ごはん
- 危険ストーリは突然に
- 何事も初動が大事
- ライオン捕食中
- 捕食中は近づいてもOK
- 野生の雄ライオンは疲れている
- エアストリップ(空港)もライオンのお散歩ルート
サファリはドライバー同士の連携プレー
マサイマラでもやはりライオンは大人気。
肉食動物は草食動物に比べて個体数が少ないので、ライオンやチーター、ヒョウがいるとドライバーもそちらを優先して見せてくれようとします。
特にヒョウはとてもシャイでなかなか人前に現れないので、貴重です。
私も滞在期間中、ヒョウをまともに見られたのは1度だけ、しかもちょっと離れた場所でした。
その代わり、チーターとライオンはたくさん見ましたよ。
特に騒がしくなるのが、ライオンが狩りに出た時です。
違う宿のサファリカーのドライバー同士がトランシーバーで連絡を取り合い、サバンナの大物を最大限にお客さんに見せる努力をしてくれます。
草食動物の優雅な朝ごはん
この日の朝もシマウマやトムソンガゼル、インパラ、トピ、キリンなどが優雅に草をムシャムシャ食べていました。
でも、ただのんきに草を貪っているわけではありません。
仲間のトピが肉食動物に狙われないか、ちゃんと監視役のトピもいたんです。
セキュリティー意識高め。たぶん。
なんとも平和な朝ですな〜などと見ていたら、急にドライバー周辺が騒がしくなりました。
どうやらライオンが狩りを始めるみたいです。
危険ストーリは突然に
さっきまで優雅に草を食べていたシマウマが同じ方向を見て動きを止めました。
そして、反対側に目をやると、ライオン様のご登場です!!!
風格がハンパない。
百獣の王のいきなりのご登場で、サバンナに一気に緊張が走ります。
向こうにいるトピを狙っているのです(上写真)。
ライオンはG面のごとく続々と集まってきます。
ライオンの目はギラギラしていて、全部雌ですが、かっこよく見えました。
先に逃げたのはシマウマ。
軽く身を翻してパタパタと走り出しました。
何事も初動が大事
一方、トピくんたちは何故かまだ固まったまま。
早く逃げないと!
さっきまであんなに警戒していたのに!
でも、トピくん、恐ろしく初動が遅い!どっかの国の首相のよう。
直立不動のまま、なかなか動こうとしません。
早く動け!動け!
おっと・・・シマウマも一頭逃げ遅れそうです(汗)。
背後にライオンが迫っていますが、俊足でなんとか逃げ切ります。
私たちはサファリカーで移動しながらライオンの狩りを追いました。
一体どうなるんでょう?ドキドキ。
奥からライオンGメンが迫っています。下の写真の奥にライオンが5頭いるのが見えますか?
こんなことを言っては嫌われそうですが、横一列に並んで獲物を狙う姿はなんとも決まっています。
怖くて固まっていたのでしょうか、しばらく動かなかったトピがやっと、急に我に返ったように、一気に逃げ始めました。
でも、逃げ始めたのがちょっと遅かった。。
勝負は一瞬で決まってしまいました。
トピの一匹がライオンに捕まってしまったのです。
ライオン捕食中
さっきまではトピ目線でしたが、ライオンにとってはこれは大事な朝ごはん。
狩りは生きるための手段です。
狩りが終われば、子ライオンも一緒に一匹のトピに食らいつきます。
今日も餌にありつけて良かった、めでたしめでたしと思っているはずです。
朝ごはんタイムが始まりました。
獲物の周りはあっという間に大小ライオンで埋め尽くされ、密になりました。
子ライオンだって負けていません。
我先にと頭をぶつけ合って食べていました。
顔を真っ赤にして。
捕食中は近づいてもOK
捕食中のライオンには簡単に近づけます。
きっとお腹が空いていたのでしょう。変な人間のカメラなど誰も気にしません。
野生の雄ライオンは疲れている
でも、普段は違います。
こちらはお水をペロペロ飲んでいるライオンさん(雌)。
こんな時にライオンに近づいたら、こうなります。
怖いっす。
こんな顔で睨まれたらもう謝るしかありません。
でも寝ている時はこーんな感じ(雄)。
肉球がぷっくりしていて可愛い。
お腹をポンポンっと叩けそう。ダメだけど。。
ちなみに最後の2枚(上)は雄ライオンです。
たてがみが短すぎるので、一見メスに見えてしまいます。
サバンナのオスライオンはなんだか疲れていて、動物園のオスライオンほど立派なタテガミがない個体が多かったです。
上の怖い雌にしばかれたのか、それとも過酷な自然の中でそうなってしまったのかは不明。
写真だけ見ると、あくびをしていて、今日も暇だにゃ〜という声が聞こえてきそう。
ライオンの雄は狩りもしないので、相当暇だと思うのですが。。。
ライオンとして生きるのって大変なんだなきっと。
誰にでも、他人にはわからない苦労があるのですね。
エアストリップ(空港)もライオンのお散歩ルート
ところで、このライオンさん。
こんなところでもよく見かけました。
初日にセスナ機から降り立ったエアストリップ(空港)です。
これ、空港の外ではなく、柵の中です。笑
飛行機を乗り降りする場所にも普通にライオンが歩いているので、若干油断できないですね。
柵の意味は、飛行機が降りる場所の確認だけのようです。
ライオンにここが空港だとわかっているかは?ですが、人間とライオンがここではうまく共存しているようでした。
⑮に続く。
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