相変わらず中国時代劇とシャオジャン（肖战）にハマり続けています。
中国時代劇は内容が面白いだけでなく、テーマ曲や挿入歌もキャッチーで、耳に残ります。
今日はシャオジャン出演作品と共にそのドラマの主題歌も紹介します。
もちろん歌っているのはシャオジャンかX玖少年団（X9）。
まずは古いほうから。
華麗なる皇帝陛下《哦！我的皇帝陛下》
左から肖战，赵露思，谷嘉诚，伍嘉成，彭楚粤
出典：Baidu百科
このドラマは時空を超えたファンタジーで、正統派の時代劇ではありません。
構成は全部で２部作になっていて、１話が20分程度の短い作品なので、休憩時間に見るのにちょうどいい感じ。
中国人は星座がお好き
主人公の赵露思（ジャオ・ロースー）が現代から上の写真のような時代に移動してしまうところからドラマは始まります。
ネタバレする内容は一切書きませんが、タイムスリップものというよりはパラレルワールドものなのかなと思いました。
面白いのは学園超能力ドラマ「超星星学園」同様、ここでも星座が人の性質や能力を決めているところです。
中国の他のバラエティ番組でも、ホストがゲストに「何座ですか」と尋ねる場面を何度か目にしました。ある番組では「当ててみてください」とゲストが言っており、まるで血液型で日本人がやるような会話だったのは興味深いところです。
他の中国の現代劇や時代劇の中でも、星を見上げて話す場面や星が出たから何かが起こるという話がたくさん出てきます。
中国人の星や宇宙への思いは他の国よりも何倍も強そうですね。
X玖少年団（X9）総出演作品
この作品は、X玖少年団（X9）が総出演であることでも話題になりました。
と言っても、ちゃんと毎回出ているといえる主要キャストは谷嘉诚（主役）、伍嘉成，
肖战（シャオ・ジャン）、彭楚粤、陈泽希、焉栩嘉の６名のみで、赵磊、夏之光、郭子凡はちょい役で一瞬しか出ていません（かわいそう）。
ヒロインは当時新人売り出し中だった赵露思（ジャオ・ルースー）です。
このドラマでは役どころがオーバーザトップのキャラなので、若干イラっとくることもある感じでしたが、実力のある女優さんだと思います（他の作品も観ました）。
この中で一番かっこいいのはもちろんシャオ・ジャンです。
当たり前です、佇まいも役柄もカッコよく、顔面偏差値ぶっちぎり1位なのですから。
主役じゃなかったのが残念ですが、このドラマは主役の役柄に一番フィットしたのは老谷こと谷嘉诚だったという点は納得できたので、よしとしましょう。
老谷は演技に関してはもう少し頑張ってほしいかな。
ドラマ全体の感想としては、歴史ドラマの重厚感は一切なく、ワチャワチャ感も否めないですが、ユーモアがあり、ストーリーとしては面白かったです。
中国ドラマには珍しく予算をさほどかけていなさそうなのに、ここまで仕上がっているのは評価できると思います。
パート１とパート２があるのですが、パート２のほうが面白いので、観るなら最後までみることをお勧めします。
さて、ドラマ以上に私が気に入ったのがこちらオープニングテーマです。
《哦！我的皇帝陛下》のオープニングテーマ（头片曲）《我想給你： I Want to Give You》（X玖少年団）
この曲は歌詞もさることながら、本当にキャッチーな旋律が切なさを醸し出していて、とても好きです！
歌っているのはX玖少年団ですので、当然シャオジャンのパートもあります（１番は「又是一个浪漫的夜晚〜像极了你微笑的模样」まで）。
１番では特に途中で「又是一个浪漫的夜晚〜」とシャオジャンが歌い出すところは最初の頃鳥肌モノでした。
声が、う〜美しい！
繰り返しになりますが、黒い衣装をまとったシャオジャンはとてもカッコイイのでファン必見！（陳情令も黒い衣装でしたね）
慶余年《庆余年》
出典：チャンネル銀河ウェブサイト（https://www.ch-ginga.jp/feature/keiyonen/）
次にご紹介するのは慶余年（庆余年）です。
このドラマも時空を超えたファンタジーものです！
ミステリーとファンタジーと時代劇の融合作品
ただ、タイムトリップではなく、現代の記憶を持ったままドラマ設定の時代に生まれた主人公の物語です。つまり、小さな子供の頃から前世で死ぬまでの記憶がある人が違う時代になんらかの理由で生まれ、出生の謎を解いていくミステリーとファンタジーと時代劇のヒュージョン。
このドラマのエンディングテーマを歌っているのはシャオジャンです。
シャオジャンのこのドラマでの出番は非常に少ないのですが、それにも関わらず、テーマソングを任されるとは！
彼の歌や歌唱力がいかに大衆に受け入れられているかをうかがい知ることができますね。
《慶余年》のエンディングテーマ（片尾曲）《余年》（シャオジャン）
www.youtube.com
出典：《慶餘年》片尾曲MV：肖戰《餘年》｜愛奇藝台灣站
私がいつもはブチっとすぐに消してしまうエンディング曲を毎回聴いているので、夫もこの曲を耳にする機会が多くなり、このドラマを見たことがない夫がついにある日私に
「この曲はなんでこんなに悲しそうな曲なの？」
と興味を持って訪ねてきました。
ドラマを見ていないとこの切ない感じはわからないですよね。
この曲は一度聴くと耳慣れない感じですが、後になってなぜか脳裏に蘇ってくる不思議な旋律が魅力です。
しかも、歌っている人の声が良いし、良い唄なのですから数回聴いて直ぐに口ずさまずにはいられなくなりました。
一度入り込むとこの旋律はしばらく脳を支配します。
面白くてめちゃくちゃハマる《慶余年》というドラマ
ところで、この《慶余年》というドラマがめちゃくちゃ面白くてハマりました。
主役の张若昀（ジャン・ルオユン）を最初見た時、顔がイマイチで（個人の好みの問題）、なんでシャオジャンが主役じゃないんだ！と思いました。
それくらいお面が私のタイプではなかったのです。一方シャオジャンは脇役で最後の方にしか出てきません。
ですが、このジャン・ルオユン、主役を張るだけあり、やはりタダ者ではなく、一話一話と進むたびに引き込まれていきました。この人の演技力、目力、人を引き込む力はすごいです。
途中からは、もうファンですがな。
このドラマを観ようとしたのはシャオジャンが出ているからだったのに、もう途中からシャオジャンのことは忘れてドラマに夢中。
40話辺りにシャオジャンが出てきて初めて、あ、出てたんだっけ？と思い出す始末。
ジャン・ルオユンさんは、ちょっと韓国の俳優のユン・シユンさんを彷彿とさせる実力派の俳優さん。別の作品もぜひ観たいと思いました。
現代感覚でみられる不思議な魅力の時代劇
《慶余年》に興味を持たれた方のためにこのドラマの番宣も貼っておきます。
www.youtube.com中国ドラマ「慶余年～麒麟児、現る～」2021年12月3日（金）DVD-BOX発売！【公式】
第26回白玉蘭賞 最優秀脚色賞ほか総計16冠！とあるように、様々な賞を受賞した優秀な作品です。
このドラマのすごいところは、歴史物でありながら、一切古臭さを感じさせない垢抜けた演出とストーリー展開で、ドラマ全体を通してテンポが非常に軽快なところです。
登場人物もキャラが一人一人際立っていて、悪役キャラでさえ引き込まれてしまいそうです。
なんというか、ドラマ全体を通して現代感覚でみられる不思議な時代劇です！
しかも中国ドラマの例に漏れず、美男美女揃い。
中国に行っても、こんなイケメンや美女にあったことないぞ〜！一体どこにいるんだ〜〜！！
噂によると、このドラマは全３部作で構成されているとのことなので、今後シーズン２、３もそのうち出てくると思います。シーズン２は既に始まっているとか。
楽しみです！！！
シャオジャンはここにも⬇︎
