晴れ女のわがままジャーニー(人生も旅も)

自由人です。やりたいことをやります。まず、やってみる。

中国ドラマ《三十而已》の会話でクルーズ用語をチェックしてみた。

出典:30女の思うこと ~上海女子物語~|女性チャンネル / LaLa TV《三十而已》

国語学習で1番楽しいと感じるのは、ドラマで会話を聴きとれた時です。

 

学習が進むにつれ、わかる表現が増えてはいくものの

 

ドラマで分からない表現も常に出てき増える一方・・

 

そう、語学は永遠に終わらないのです。

 

ならば楽しく学んでいこうではありませんか。

 

最近本当に強く思うのは

 

何をするしろ

 

そのプロセスを楽しむことが一番大切であるということ。

 

結果を出すためには時に苦しみも必要ですが

 

結果を求めるあまりに

 

人生の大半を苦しみに費やすのではなく

 

楽しんで夢中になった結果

 

それが一生懸命に変わり

 

その先に結果が付いてくるのが理想だと思います。

 

というわけで

 

好きなドラマで中国語学習。

 

題材は《三十而已》です。

 

以下は、自分の学習用に書き留めたものですが

 

使える表現が満載なのでシェアします。

 

今回取り上げた場面は

 

このブログの別記事でも書いているクルーズにまつわるエピソード。

 

クルーズ船に乗ったことがなくても

 

船上気分をちょっとは味わえるのではないでしょうか。

 

さあ、円安を気にせずに学習の旅にでちゃいましょう!

(そんな大げさなものでもないですが・・笑)

 

まずはこちらの動画(2:00過ぎくらいから)をみてください。

www.youtube.comマンニーが会社のご褒美でクルーズ船旅行に行くことになり、カフェで相談し、旅行の準備をする場面です。(以下、ネタバレありますのでご注意ください)

 

まず、クルーズ旅行は中国語で

游轮旅行

です。

 

マンニーがこう言っています。

公司奖励我欧洲游轮行

(会社が褒賞としてヨーロッパのクルーズをくれたの)

 

所以我就想在销售旺季前用掉算了

(だから繁忙期前に使ってしまおうと思って)

 

销售旺季はピークの時期のことです。

旅游旺季などとも言います(旅行の場合)。

 

旺季はHSKの試験にもちょくちょく出てくる単語です。

 

するとグー・ジアがクルーズ旅行の先輩としてアドバイスします。

坐游轮出去旅行特别省心

(クルーズでいく旅行は楽よ

 

さらに、こんなアドバイスまで。

那我建议你一定要升个舱

(なら部屋のアップグレードをお勧めするわ)

 

お部屋のアップグレードは升舱といいます。

 

ここでは普通舱から行政舱(エクゼクティブクラス)へのアップグレードのことを話しています。

 

なぜなら、グー・ジア曰く、

普通舱行政舱差的不是一点半点

(普通クラスとエグゼクティブクラスの違いはちょっとやそっとじゃないわよ)

 

你再带两条漂亮的小裙子去,感受就完全不一样了

(さらに綺麗なドレスを2着持っていくと、(旅が)全然違った気分になるよ。)

 

なのだそうです。

 

これ、一歩間違えればめっちゃ感じの悪いアドバイスなのですが

 

さらっとそれを受け入れて聞いているあたりが

 

マンニーのスマートさを表していて素敵です。

 

自己肯定感が低い私が実際にそんなこと言われたら

 

「自慢かよっ」チッて舌打ちしてしまいそう。

 

私は飛行機でもビジネスクラスに乗ったことがないので

 

上流階級の世界がよくわからんのですが

 

きっときらびやかな世界なんでしょうね。

 

ちなみにですが

 

私が乗っていたピースボートはどの部屋もすべて同じ公共スペースにアクセスできるとっても庶民派の船でしたよ。

 

このあとマンニーは差額を払ってアップグレードするか悩みます。

 

でも彼女の同僚の意見は最初はちょっと違っていました。

同僚:还是想升舱呀?

(やっぱアップグレードしたいの?)

マンニー:对呀。

 

(中略)

 

同僚:这算下来也蛮划算的。谁不想去行政舱。但是你,你这钱不出就不省了吗?

(計算したらめっちゃ割に合うけど。誰でもエグゼクティブクラスに行きたいでしょ。でもさ、得したんならその分を節約しとかないの?)

 

マンニー:但是错过了这一次,我可能就永远没有机会去行政舱了呀。

(でも今回を逃したらもう2度とエクゼクティブクラスに乗れる機会はない気がするの)

 

同僚:也是。那你要置办点行头,打扮的美美的去。万一有艳遇呢。

(それもそうね。なら衣装を買って、綺麗にしていかなきゃ。素敵な出会いがあるかもしれないしね。)

 

艳遇はもっと俗っぽい感じで異性に出会ってあれこれすること意味なので「素敵な出会いがある」とはちょっとニュアンスが違うのですが流れ的にふんわり訳しました。

 

この辺の会話はもう自分でも普通に友達としそうです!

 

てゆうか、この同僚の意見わかるわ〜

 

でもってマンニーの考えもすごーくわかる

 

あらかじめ半額出してもらえないと確かに一生ないな、1人でエグゼクティブクラス。

 

飛行機のビジネスクラスに乗ったことさえない・・・。

 

あー悲しくなるから考えるのやめて、次っ!!

 

次はクルーズ旅行の気分をシェアしたくて、

 

マンニーが実際にクルーズ船に乗ってからの船内の出来事の一場面の最初の部分だけ少し解説します。

www.youtube.com

男性(马志威):第一次喝威士忌?日本的酒好入口些啊。

ウイスキー飲むの初めて?日本のお酒の方が少し飲みやすいよ。)

 

この後、この男は別のお酒をたのんで、バーテンダーにこう言います。

 

算到我账上。

(僕の方につけておいて)

 

陳腐なドラマでありがちな男女の出会いの場面ですな。

 

なんっちゅうか、こんな出会い絶対ないだろ!

 

なのですが

 

実は実は

 

船に乗ったことがきっかけで

 

その時に出会って結婚したカップルが

 

私の周りに2組もいます!

 

そう、船は出会いの場なんですよ〜。

 

私はなかったけど!(しつこい)

 

ところでこのようにバーで話しかけてウンチクたれるような男性は8割型の女子は嫌いだと思いますが

 

それはマンニーも同じだったようで、

 

奢ってもらったお酒をマンニーは一気に飲んで、咳き込みます。

 

そんな彼女に男はこう尋ねました。

又不是买醉?没有必要喝那么猛吧?

(まさか酔っ払うために飲んでるんじゃないよね?そんなに一気飲みする必要ないだろ?)

 

买醉は、初めて見たのですが、酔いを買うという字のごとく、酔うために味わわずに飲む的なニュアンスのようです。

 

自分ならどう考えてもこんなキザな男にひかかることはないと思いますが

 

仕事でいろいろありすぎたマンニーはひっかかっちゃうんですよねー。

 

そう、彼女は悪くない。

 

でも、普段仕事を頑張りすぎの女性は注意してくださいねー。

 

こんな風に優しさを前面に出してくる男(後の場面でそうゆうのがある)には要注意なんですよー。

 

でも、思い切って飛び込んでみないと何も変わらないという気持ちもわかるのです。

 

このドラマ《三十而已》はもう随分前に見たドラマですが

 

上海という大都市に住む主人公の3人が仕事、出産、別居、子育て、不倫などでぶつかる様々な問題を取り扱っているので

 

この年代以上の女性なら誰もが共感するような内容となっています。

 

お気付きの通り

 

中国語の発音もとても聞きやすいので

 

時代劇を見がちな私にとって、現代中国語の勉強になるドラマでした。

kirigirisumax.hatenablog.com

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