ひとり旅で宿に着いたら、とりあえずなんだかホッとしますよね。
私の旅のルーティンで、宿に着いたらやるべきことが2つあります。
本日のお品書き
- アラフォーひとり旅で宿に着いたらまずやるべきこと
- ポンペイ遺跡までは徒歩ですぐ!
- ナポリひとり旅の強い味方「アルテカード」
- イタリアの鉄道は罰金が厳しい!
- アルテ全州カード3日パス(€32)
- アルテカードの窓口はポンペイ遺跡のチケット窓口と違う列なのでご注意を!
アラフォーひとり旅で宿に着いたらまずやるべきこと
近所のコンビニかスーパーに行ってから、寝る
中年になると気づかないうちに長旅で疲れているもの。
宿に着いたら、近所のちょっとしたお店で飲み物やお菓子、おつまみ程度のものを購入しておくと安心です。
また、買い物をしなくても、お店の場所や営業時間を確認しておくだけでも安心感が違うと思います。
十数時間以上の長旅で身体は悲鳴をあげています。
しかも、自分の荷物を監視しながら、知らない場所を探して歩くことの連続で、知らず知らずのうちに、脳みそも疲れているのです。
中年女のひとり旅に無理は禁物です。
だから、私は到着した日は無理しないことにしています。
宿に着いたのが朝であろうと、夕方であろうと、必ず一度コンタクトを外して、ベッドに横になる。
その前に、ちょっとした食べ物を買っておくと、万が一そのまま夜まで寝続けたくなった場合も安心して寝続けられるのです。
というわけで、
到着したその日は、近所にカルフールがあることを宿の女将に教えてもらい、そこで水や生ハムなどちょっとしたおやつや食料品を買い(€10.47)ました。
カルフールは、宿から徒歩7分ぐらいで、カード払いが可能でした。
その後は、急いで宿に帰り、速攻9時頃に就寝。
宿に着いて最初に横になる瞬間は極楽です。
久しぶりに地面と水平になれたことへの喜びはひとしお!
それに、翌日からの楽しい冒険にワクワクする気持ちで、幸せな気持ちになれます。
ポンペイ遺跡までは徒歩ですぐ!
ポンペイ2日目(9/25)は良いお天気でした。
前日から十分に休んだので、朝は比較的早く垂直になれました。
この日やることは2つ。
ポンペイ遺跡の見学と
ナポリでピザを食べること
です!!
やりたいことはたくさんあるのですが、もうピチピチ若くはないので、私はあまり詰め込め過ぎないようにしています。
時間にゆとりがあると気持ちにも余裕がでいて、時間の遅れなどでイライラすることもありません。
というわけで、ポンペイ遺跡へ、いざしゅっぱーつ!!!
えいえいおー!
と気分高らかに出発しました。
朝の空気は気持ちがいい〜!
でも、徒歩15であっという間に入り口に到着!
実はこの写真の右奥の木々の向こう側がもうポンペイ遺跡なんです。
歩いていると外からもうすでに遺跡が見えてきます。
かなり高いところには両腕のない殿方がいらっしゃいます。
誰やねん?
遺跡周辺にはお土産やさんの露店などが立ち並んでいます。
私は朝9時頃到着したので、この時はお店はまだ開店前でしたが、日中通った時は活気があふれていました。
この通りは電車に乗るときに必ず通る道でもありました。
ナポリひとり旅の強い味方「アルテカード」
遺跡についたら、入場券を買う前に、
忘れずにしなければならないことがありました。
それは、
『アルテ全州カード3日パス(€32)』
を買うことです!
このパスは公共機関の乗り降りと観光がセットになったお得なアルテカードのうちの一つ。
このカードでナポリやポンペイなどが属するカンパニア州全域の乗り物全てが乗り放題で、且つ、最初に訪れた観光スポット2箇所が無料、さらに、その後訪れた観光スポットや博物館などが半額や割引になるんです!
私はあまりこうゆうパスは買わないなのですが、
このパスは特別使い勝手が良さそうだったので、迷わず購入しました。
これは日本とは違うイタリアの鉄道事情が理由です。
イタリアの鉄道は罰金が厳しい!
イタリアの鉄道事情は他国とはちょっと違います。
上から目線で言わせてもらうと、30年以上遅れている印象です。
日本で見るような自動改札はないし、PASMOのような交通カードもありません。
紙でできた切符が存在するレトロな世界です。
しかもその切符、乗る前に毎回必ず駅に入場した時刻を打刻しなければなりません!
その打刻機の場所が外国人や旅行者には非常にわかりにくく
ある時は忍びのごとく駅の隅っこの方にひっそりと佇んでおり
またある時はホーム上にいきなり現れて奇襲を仕掛けてきます。
切符はただの紙切れで、打刻して初めて切符としてデビューします。
そして怖いのは
うっかり打刻し忘れて抜き打ち検札のインスペクターに見つかったときです。
こうなると外国人であれ問答無用でまあまあな罰金を取られるので要注意です!
これは長距離列車でも郊外列車でも同じ。
切符の打刻が習慣化されている人はいいですが
慣れない旅行者などは打刻をよく忘れたり
このこと自体を知らなかったりで罰金の餌食になっている模様・・。
ただ、この心配をしないでも良い例外があります。
それがアルテカードです。
アルテカードは、あらかじめ券面に有効期限が記載されていて、その期間内なら何度乗ってもどこに行っても良いので、打刻し忘れたり、打刻機がどこか探し回ったりする心配がないんです。
だからどこに行くにも安心!
こうしたイタリアの変な鉄道システムにおいては、打刻機を探すムダな時間も省けるアルテカードが大活躍なんです。
というわけでポンペイ遺跡でアルテカードをゲット!
アルテ全州カード3日パス(€32)
アルテカードは数種類あります。
私の購入した3日間有効2箇所無料タイプ(『アルテ全州カード3日パス(€32)』)や7日間5か所無料タイプ、さらにはナポリだけで使えるカードもあります。
ですのでアルテカードを買うときは、ポンペイ遺跡の窓口ではっきりと
「全州3日間タイプよ/Tutta la regione, 3 giorni」(英語でもOK)
と告げます。
アルテカードの窓口はポンペイ遺跡のチケット窓口と違う列なのでご注意を!
アルテカードを買うときに注意すべきことがあります。
遺跡のチケットを買う列がかなりの行列で並んでいますが、アルテカードは別の窓口になるので、長い列とは別に端っこの方にある、人の少なそうな窓口で買えます。
私は最初そのことを知らず、バカみたいに長い列に並んでいました。
カードと一緒に冊子(上写真)も渡してくれます。
その中にどこの観光スポットや博物館でディスカウントを受けられるのかが書かれています。
このカードをゲットしたら、もう怖いものはなしです!
最初の2箇所はタダになるので、入場料高めの2箇所を最初に持ってくるのがポイントです。
なんだか長くなってしまったので、続きは次回。
チャオ!