朝の30分ドラマ「駆け抜けろ1996」を録画して時間のあるときに勉強がてらちょくちょく見ています。
原題は「人不彪悍枉少年」。舞台は1996年ですが、制作・放映されたのは2018年なので現代っ子が見ても違和感がない仕上がりになっています。韓国ドラマの「応答せよ」シリーズみたいな感じですかね。あっちは1988年(パルパル)しか見てないですが、主人公の髪型が前髪短めのおかっぱ頭なのがシンクロします。ただ、ストーリは全く別物。ドラマの冒頭でオリンピックの話題が出るところが共通していますが、これは時代感を出すためだと思われます。「人不彪悍枉少年」ではアトランタ五輪が、パルパルの方はソウル五輪の話題からスタートします。
設定が96年なのでローラースケートやゴロゴロとした立体のコンピュータが出てきたり、話題に「らんま1/2」や山口智子が出てきたりして、懐かしい。ちょうど山口智子のロンバケが流行った時期でした。スマホもNijiUもフワちゃんもいなかったあの時代、きっと若い人たちには異次元の世界なんだろな。
昨日も夕飯の支度をしながら見ていたら、"250(èrbǎiwǔ)"という表現に出くわしました。
意味は「おバカ」。
下の場面は主人公の成績が30位上がって250位になり、先生に褒められて、以下のように答えました。その字幕の下に「バカ」とあったのです。
出典:BS11 中国ドラマ「駆け抜けろ1996」
しかも次の字幕は解説までありました。
出典:BS11 中国ドラマ「駆け抜けろ1996」
勉強になります!
こうゆうふうにドラマの中のイメージごと覚えられると、記憶に残りやすくていいですよね。
出典:BS11 中国ドラマ「駆け抜けろ1996」
このドラマはストーリもそうですが、家のセットも可愛くて、本当に好看です。
ちなみにこの主人公の杨夕はこのおばあちゃん(写真)から小丸子(ちびまる子ちゃん)と呼ばれて可愛がられています。そして実際におばあちゃんは夕方テレビで「ちびまる子ちゃん」を見ていることがあって、ほんわかするんです。
こんな可愛いおばあちゃんも出てきて、なんだかほのぼのとするドラマ。
発音も聞き取り易いので、中国語学習にもおすすめ。