一年の終わりに変なタイトルで書いてしまい、すみません。
毎年同じことの繰り返しになりますが、あっという間の1年でした。
誰かに2020年はどんな年でしたか?と聞かれたら、私は迷わず
「マジうんこみたいな(丁寧に言ったつもりです)年でした」
と答えるでしょう。
こう答えたいのは、きっと私だけではないと思います。
2020年はいろいろなものが失われた年でした。このブログを始めたちょうど1年前には想像もしなかった1年になったことは間違いありません。
若者も、働き盛りの中年も、お年寄りも、皆それぞれが各々の悩みや苦悩や生きづらさを感じながら日々過ごしていたはずです。
Sxxt happens.
xxにはhiが入ります。日本語でシット。Fワード同様、私は抵抗があるので敢えてフルスペルは出しませんが、英語で「うんこ」を乱暴に言うとこの単語になります。オージーは結構この単語を使います。女性でも発する言葉ですが、使う人を選ぶ単語です。私みたいな、お上品なレディーは使いません(冗)。特にノンネイティブはこうしたswear wordsを使わないことです。
でも、Sxxt happens.は口癖のように言っていました。これは、とても嫌なことがあったとき、お互いを慰めるときや励ますときに使っていた言葉です。ちょっと汚いのですが、丁寧に訳すとこうなります。
そんなうんこみたいな事もあるさ(うーん、丁寧に訳すとニュアンスが微妙)
仕方ないさ、生きてれば、うんこみたいな事ってあるんだからさ〜って感じで、私も自分や友だちに対してよく連発していました。(うんこうんこって何度もすみません)
2020年はまさにこれを連発したい年でした。
一番このフレーズを自分に言い聞かせたのは、2月にコロナのせいで国際線(帰国便)に乗りそびれた時・・・。
でも、良い事もあったのです。
- オーストラリアの親友と数年ぶりにメルボルンで再会する事ができました。
- 日程まで確定していた手術をギリギリで回避する事ができました。
- そのおかげで、コロナ前にギリギリで台湾に行って、1カ月ほど有意義な時間を過ごす事ができました。
- 台湾に親友が遊びに来てくれました。
- はてなブログを始めてから、同じブログの仲間とつながる事ができました。
- オンラインレッスンを受けまくったことで、自分の中国語に自信が持てるようになりました。
- 在宅勤務で平日でもお昼ご飯を夫と一緒に食べられるようになりました。
- 日本語教育能力検定試験の勉強で、語学に対する理解がさらに深まりました。
- そして、日本語教育能力検定試験に合格しました。
- 日本で韓国ミュージカルやライブを現地に行くよりも安く観る事ができました。
- 骨密度が100%に回復しました(多分コロナで散歩を始めたおかげだと思われます)。
などなど。
あれ?意外といっぱいある!!!
とはいえ、全体的に自由を奪われて窮屈な思いをした2020年を振り返ると、やはり、
What a crappy year......
とボヤかずには入られません。crapもこれまたうんこの意味で、crappyはsxxttyよりもマイルドな表現。丁寧に直訳するとうんこみたいなという意味で、日常で普通によく使う単語です。くだらないとか、クズとか、何かをけなす時に使います。ちなみに、手を叩く方はclapでLのほうなので、rとlの発音にはご注意を。発音といえば、私はフィギアスケートを観るのが好きなのですが、flying sit spinを日本人の解説者がフライングシットスピンと言ったり、カタカナで実際にそう書いてあったりするのを見るとなんだか一人で勝手に焦ります。でも、日本語にはスィットがないのでしょうがないのですが。。。
まあ、何はともあれ、うんこみたいな状況の中にも(あ、また言ってしまった・・)、幸せがあったことに感謝です。
思えば、コロナ前の方が、しみじみと幸せを感じることは少なかったかもしれません。コロナは憎むべきですが、コロナ禍で、当たり前の事が当たり前にできる幸せが感じられるようになったことも事実です。
あんまり長々と書くと読者の方々から”Just get rid of the crappy stuff"とか"Cut the crap"と怒られそうなので、この辺にします。
皆様、今年一年、この変てこなブログをたくさんご訪問いただき、誠にありがとうございました。
来年もどうぞ、宜しくお願い申し上げます。