今日は動物がたくさん出てきます。
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前回のお話⬇︎
ケニア2日目は朝からボートサファリに出発しました。 湖にボートで漕ぎだします。 ボートに乗って数分もしないうちにカバの群れがお出迎え。 ナイバシャ湖にはカバのほか、多くの水鳥が生息しています。 顔だけ出して水面で優雅にくつろぐ姿に癒されます。 カバって浮いてる時、体力消耗しないんですかね。気持ちよさそうだけど、浮いてるから足動かしてるのかな。分からない。 ボートサファリのガイドはジェイソンというおじさんでした。 ジェイソンおじさんは私に言いました。 「魚の餌を買ってきたら、あそこのワシがこの魚を空中キャッチするところを見せてやるぞ。」 と。 あんまり得意げに言うので、岸で1匹200ケニアシリング(約190円)の魚を2匹買っておじさんに渡しました。 おじさんは、遥か高い木に止まっているワシに向かってカッコよく口笛を吹きました。 手足の長い黒人がピューっと口笛を吹く姿はなんとも板についててカッコイイ!!!ヒューヒュー! と、思ったのもつかの間、おじさんの投げた魚は20メートル先の湖にポチャッと落下・・・それを慌ててワシが拾いに来るという・・・なんともグダグダな餌付けショーに終わりました。(空中キャッチどこじゃーい!?) どっちが悪いのか?ワシ?おじさん? おじさん、これじゃあチップははずめませんで〜!とは思いましたが、その努力に報いて5ドルのチップを贈呈。 ボートサファリのボートはそのまま湖に浮かぶクレッセントアイランド(三日月湖)へ横付けされ、そこでもサファリが楽しめます。 島に着くと、早速やる気のないお土産屋さんが。もちろんスルー。 ウォーキングサファリは現地でお申し込み。 30ドルでした。 お気付きかと思いますが、ケニアではケニアシリングと米ドルの両方が使えます。私は、ローカルな感じのお店ではケニアシリング、観光地やホテルでは米ドルを使っていました。 この三日月島は肉食獣がいないので、自分の足で歩いて見て回るウォーキングサファリのスタイルです。 ガイドはケニア人のおじさんで、名前は聞きそびれたのですが、聞いておけばよかったぐらいインパクトの大きな方でした。(以下、三日月おじさんと称す) 水辺なので水鳥がたくさんいました。シマウマもいます。 三日月おじさんはとても良い人でサービス精神も旺盛。私が2台持って行ったうちの1台のカメラを預けると、写真をたくさん撮ってくれました。(現地ドライバーのジェイソンと違い、指も入ってません。ジェイソンは2枚に1枚くらい指が入っていて後で確認して雄叫びを何度かあげましたが) それにしても、シマウマにこんなに近づける場所は初めて!感動でした。 三日月おじさんはクイズも出してくれました。 ゾウの牙のようなものを拾ってきて、これな〜んだ? 触ってみたりしましたが、よくわかりません。 正解はカバの歯でした! カバの歯って牙みたいですね。 草しか食べないのに、歯が大きすぎやしないか? こんなので甘噛みでもされたら、即死です。 ロスチャイルドキリンの赤ちゃんもいました。 写真を撮る私をじっと見つめるキリンの赤ちゃんが可愛すぎて悶絶。 キリンもとても近かったです。 ウォーターバックもたくさんいました。 こうしてのどかに動物と戯れて散策している時に、事件は起きました。 事の発端は、私の靴紐がほどけてしまったこと。 私は三日月おじさんに言いました。 「ちょっと待って、紐直すから」と。 私はしゃがんで靴紐をしばり直し、周りを見渡すとおじさんの姿がない。 おじさんも「OK」と言ってくれたハズなのに、見るとはるか彼方を進むおじさんの姿が。三日月おじさんの足の速さ恐るべし!と私も急いで後を追いました。 が、この判断が間違っていたのです。 追いついた場所で私が目にしたのは・・・・!!? にゃんと 三日月おじさんの立ちションの姿でした。 私➡︎動揺(通りで小走りで先に行ったわけだ) 三日月おじさん➡︎冷静な眼差して私に、「先進んでて、すぐに追いつくから!」と告げる いや、この道も指標もない大平原でどこに進めばいい?私?? うろたえる私を尻目に通常運転の三日月おじさん・・・。 そして、何事もなかったかのようにまた動物の中を進んで行ったのでした。 マイペースな三日月おじさん・・・でもロスチャイルドキリンと自分の2ショットも見事に収めてくれたことに免じて許してやろう! いろいろありましたが、このウォーキングサファリは30ドルの価値以上のものでした。 動物は温厚でしたが、ここの木は若干攻撃的だったので、行くときは気をつけて下さい。ボートサファリはカバ天国
ウォーキングサファリへ
世界一野生のシマウマに近づける場所
キリンの赤ちゃんに遭遇
靴ひも事件