海外旅行に行くと、現地ではあまりTVのワイドショーなどを見なくなります。
他に楽しいことがありすぎて、見る必要がなくなるからだと思います。
そう考えると、日本での日常はちょっと持て余しているのかも。
日本でも、それなりに幸せを感じるし、日常をありがたく感じるのは感じるのですが、でも、旅行に行けないのはもうそろそろ終わりにして欲しいと思う今日この頃。
時を戻そう。
サバンナの動物たちの日常
マサイマラを毎日朝昼晩見ていると、動物たちの様々な表情が見えてきます。
特にキリンなどの大型動物は、動物園のような狭い場所だと窮屈そうにしか見えませんが、アフリカの広大な大地でお目にかかると、動きや表情がとても豊かに見えるのは、気のせいでしょうか?
親キリンが子キリンに寄り添う姿は、何か親子で会話しているようにさえも見えます。
上の写真は、か細い足で立ってこちらを見ている子キリンが可愛すぎました。
こちらのバブーン(下)も何か考え事をしているように見えます。
空を見上げるバブーンくん。
何かを見つけたのか、一心に空の一点を見つめています。
本人(猿)は意識していないでしょうが、両手が共に揃ってペロンと垂れているのが可愛いので、思わず頭をなでなでしてあげたくなります。
と、急に目をこすり始めました。
コンタクトにゴミでも入りましたか?
それとも、太陽を直視しちゃいましたか?
私たちのご先祖様だけあって、人っぽいところが憎めませんね。
こちらはハイエナファミリー。
子どものハイエナが親の周りをチョロチョロ歩いていました。
平和な何気ない日常の姿にほっこりします。
人生で一番たくさんカバが見られた
私が泊まったオロナナテンテドサファリキャンプのそばにはマラ川が流れていて、カバがたくさんいました。
ここで私は本当にたくさんのカバに出会いました。
カバって、普段は本当に可愛いですよね。
でも、カバも怒るとこうなります!⬇︎
日本の動物園のカバが怒っているのは見たことがないですが、野生のカバ社会ではきっと腹ただしいこともストレスもたくさんあるのでしょう。
機嫌の悪いカバにはくれぐれも近寄らないほうがいいです。
人間なんて、ちょんと突かれたら、死にます。
特に以下のような状況ではカバをなるべく刺激しないことです。
アフリカの大地は命であふれている
ここに来て感動する人は多いと思います。
ケニアのサバンナで過ごす非日常。
それは毎日仕事ですり減った心に癒しや新しい発見を与えてくれました。
ここは、必死に生きる動物たちや、地平線に沈む夕日だけでなく、親切で面白い現地の人々からもたくさんパワーをもらいました。
ケニアといえば、どうしても野生動物にスポットライトがあたりがちですし、このブログで紹介してきたのも動物がメインですが、一言だけ言わせてください。
ケニアは動物だけじゃなかった! 人間もとても魅力的な場所でした!!
次回⑳は最終回です。