海外に行くのが好きな人って基本的にお出かけ好きですよね。
私も無類の海外好きで、お出かけ大好き。ちょっと時間があるとすぐに海外行きの飛行機をリサーチしたり、良さげな宿をチェック。そんな自分のことを『お出かけ病』と呼んでいます。
私の場合は、ちょっと油断すると一つのお出かけが終わる前からもうその次のお出かけまで計画してしまう有様。でも、今それやってもあまり意味ないですよね。どこも価格が下がっているけど、行ける場所などないし、そもそも自粛期間中は行くのは絶対にNGです。
それでストレスが溜まりに溜まっている人も多いと思います。
私の場合、旅行に行くのも好きですが、その計画を立てる方がもっと好きで、計画を立てている時のワクワク感がたまらなく幸せなので、今その気分を味わえないのは２倍辛いです。
このお出かけ病、新型コロナに勝る難敵で、症状が悪化すると様々な弊害を引き起こしかねません。というわけで今日は、お出かけ病患者に特化した「禁忌（やってはいけないこと）」について整理してみました。
禁忌
1. 今、旅の計画は立てないこと！
⇨近い将来における計画の実現が見込まれないため、症状を悪化させる恐れがあります！
対処法）スカイスキャナで飛行機を予約しそうになったら、コロナのせいで予定がパーになったことを思い出してください。去年、私は今年の留学計画のためにそれはそれは綿密な留学計画を立てていました。ほぼ完璧とも言えるものを！それがコロナウイルスというあのチンチクリンな目に見えない卑怯者のためにすべてダメになってしまったことを考えると、計画なんて、意味ないぜ！ハーッハッッハッハ！
つい先日も「计划赶不上变化（直訳：計画は変化についていけない）」という表現を習いましたが、まさにその通り。この先何が起こるかは誰にもわかりません。計画が「白制订（無駄骨に終わる）」ことのないようにするには、最初から計画しないのが得策です。理想と現実とのギャップが大きすぎると、人は落ち込んだりやる気をなくしたりしがちです。
2.旅行がキャンセルになって失った金額を計算しないこと！
⇨心理的ダメージによる副作用でショック状態に陥る可能性があります！
対処法）長い人生、私は度々お金で損をしてきました。ある時は不要な高額教材を血迷って購入。ある時はシミが取れるとうたった高額美白液を輸入（もちろん効果なし）、ある時は株価下落の波に飲み込まれ、ある時はオーストラリアで車を売った時に受け取った小切手が不渡りになりパー、そして、今回はコロナウイルスのせいで飛行機代さようなら事件勃発・・。でもそんなことがあるたびに、私は自分に言い聞かせています。死んでもあの世にお金は持っていけないのだと。じゃあ死ぬ時に全部使い果たして死ねるかといえば、それも難しいことです。そんな緻密な計算をして死ねる人はなかなかいません。だからこう考えます。失ったお金は本来自分があの世に持って行き損ねたお金。本来不要だったものだったのだと。そう考えると不思議と大損をした気にならなくなってきますよ。
3.旅番組は見ないこと！
⇨今旅番組を見るくらいなら、死んだほうがマシです！！
対処法）この際、大好きな旅番組に心の中で文句を言ってやりましょう。そもそも、芸能人が自分で予約もせずに番組にお金出してもらっておいしいとこだけ体験するのですから、エセです！芸能人なので特別体験させてくれることも多いし、スタッフに囲まれて移動して、さぞかし安全なことでしょう〜。でもそれは私の求めている本物の旅ではないんだよーだ。disれdisれ〜い！
３月１日からずっと友達と会っていません。台湾で買ってきたお土産も渡せていません。
お店はスーパー以外に薬局しか行けていません。
ウイルスを移すのが怖くて年老いた両親の家に帰省もできないでいます。
シャープのマスクの応募さえ、何度やってもダメでした！（応募期間１日だけって短かすぎやしませんか？五輪のチケットだって20日ぐらいあって一時ログイン困難だったのに。）
ま、それは置いておいて、
毎日自分に言い聞かせています。
明けない夜はない！
人生晚吃苦不如早吃苦。
そんなわけで、このステイホーム週間をどう乗り越えるかを考えた結果、ただひたすら中国語の勉強に打ち込み、その傍らで、これまで旅先で撮った写真の整理をしたいと思います。デジカメになってから、写真の数だけ膨大で実はごく一部しか後でちゃんと見られていないので、これまでの旅をきちんと整理しておこうと。
今頑張っておけば、今度中国や台湾に旅行に行ったときにペーラペラで楽しめると信じて進みます。
