晴れ女のわがままジャーニー(人生も旅も)

自由人です。やりたいことをやります。まず、やってみる。

コロナ禍で思うこと。自分にとってタイミングは紙一重だった。

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新型コロナウイルスで世界中が大変なことになっているが、これが去年起きていたら・・と考えるとゾッとする。

去年の今日、私の母は交通事故にあった。自転車で美容院に行く途中、老人の運転する車にはねられたのです。GWの最中、救急でも開いている病院は少なく、遠くの病院に運ばれました。正午前に跳ねられ、足から骨が飛び出していたにもかかわらず、連休中で長い時間待たされ、母が緊急手術室に入れたのは夜20:30を過ぎてのことでした。手術が終わったのは夜中。その間、相当痛い思いをしたに違いありません。

幸いにも命に別条はなく、事故も相手の前方不注意で相手が10ゼロで非を認めたことから、保険などでそれから4か月に及んだ入院費用などは賄われましたが、その痛みは今でも取れずに通院中です。

あの時はとてもタイミングが悪く、心臓病を患っている父が母が事故に遭った1週間後に3度目の心臓の手術を控えていました。父の手術に付き添うはずだった母が別の病院に入院してしまったので、姉と私で別々の病院にそれぞれダブル入院した両親の看病でドタバタになりました。

幸い父も回復し、今は両親ともに元気とは行かないまでもほどほどに生活できています。

でも、これが起こったのがあと1年遅かったら。今年だったら。今日起こることだったら、と考えると正直ぞっとします。

コロナが流行っていなかった1年前でさえ、母の搬送先は簡単には決まりませんでした。ましてや今ならなおさらでしょう。搬送先が見つかっても、院内感染の可能性は十分ありますし、ましてや基礎疾患のある父が今入院していたらと思うと、自宅や病院を何度も往復してウイルスを運んでいるかもしれない自分が父の看病などできないし、でもしなくてはならないしでパニックもいいところです。さらに、父の場合は手術を延期されていた可能性だってあります。

 

でも、

ひょっとしたら、今そういう目にあっている人が大勢いるかもしれません。

新型コロナウイルス自体に感染していなくても、病院でまともに治療や手術を受けられない人がいるのです。

 

岡江さんの命は、救える命だったはずです。コロナさえなければと思うと、悔しくてなりません。救える命、助けられる人を助けられるよう、全力で自分ができることをやりたいと思います。

 

岡江さん、又、新型コロナウイルスの影響で亡くなった皆様のご冥福をお祈りいたします。

RIP