晴れ女のわがままジャーニー(人生も旅も)

自由人です。やりたいことをやります。まず、やってみる。

20カ国語を話すSteveさんのインタビュー動画を見て気分上がった!

今日は語学学習に関するYouTubeの紹介です。

内容を見て非常に共感できる部分が多く、また、外国語を勉強しているけど、ちょっと進まないという方の参考になるのではないかと思った2つの動画を紹介します。

まず一つ目。

この動画は中国四川省出身で日本語ぺらぺらのヤンチャンさんによる20カ国語が話せるカナダ人ポリグロットのSteve Kaufmannさんへのインタビュー動画です。

2人の会話は日本語で始まりますが、言語学者でもあるSteveさんは日本語がほぼネイティブで、この会話、日本人同士の会話にすら聴こえてきます。また、動画の後半では2人が中国語でも会話をしますが、こちらも、四声の少しのミス以外は、大変流暢でナチュラル。中国に住んだことがないとは思えないほどです。すごい方です!

こんな20カ国語を話すSteveさんでさえ、単語を覚える時は「覚えては半分忘れて、また覚えて忘れてを繰り返す」と話しています。自分もそうなので、こんなすごい人でも忘れるということを知って、ちょっと嬉しくなりました。

ヤンチャンさんがどうやって四声や文法を勉強したのかを尋ねた時のSteveさんのコメントで、ビビッときたものがあったので、以下に紹介します。

聴いているだけで潜在能力がアップしてくる(語学の能力のことだと思われる)

脳はたくさん聞いてたくさん読めば、パターンができる

脳はパターンを作る機械

分かります!分かります!

Steveさんはこう述べています。(文法の勉強のとき)

説明聞いて、わかりました。今正しく使いますは無理

これは、私も!という方が少なくないのではないでしょうか。

作文を添削してもらっても、間違いの理解はするのですが、それで終わってしまって、実用化に至らないことがあります。それは、脳にまだその正しいパターンが染み込んでいないからだと思います。

『手続き記憶』という言葉を知っていますか。これは、自転車の乗り方や泳ぎ方など、何かをする時の手続きについての記憶を指します。体に染み込んでいるので意識して考えなくてもできる動作の元となるものです。言語学習においても、この『手続き記憶』は非常に大事だと考えられます。Steveさんも言われていましたが、つまるところ、言語も「慣れ」が重要で、それは意識して考えなくても口をついて出てくるようになるということだと感じました。

次は、別の動画ですが、これもSteveさんのインタビュー動画です。

Rupaさんという別の方によるインタビュー動画で、Steveさんの息子さん(一番右)も出てきて話すのですが、息子さんのコメントの中でとても気に入ったのが、

Feed your brain.

です。これは、SteveさんがBecause the brain learns all the time(脳は常に学習している)からKeep having fun(楽しんで(学び)続ければいい)と述べた後に続けたコメントです。

乱暴に直訳すると「脳に食べさせろ」です。つまり、脳に学習する材料や機会を与え続けることで脳が学習するということを言っています。確かな力をつけたいならば、短期間の詰め込み学習ではなく、長く継続して脳にその言語を与え続けるのが良いという意味だと思います。

そして、どちらの動画でも、Steveさんはつまらない詰め込みの勉強ではなく、自分が面白いと思うものから言語を吸収することがポイントだともおっしゃっています。

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楽しむぞよ

楽しんで続ける。

心得ました!

開眼!!

 

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