今日もアメリカでのバカンスの続きを書くよ。
- アルカトラズ島内にはレストランやカフェがない
- サンフランシスコの港は大きい
- アルカトラズの囚人(本物)が体験談語ってる
- 数字から見るアメリカの刑務所と犯罪の現実
- アルカトラズ刑務所のショップでユニークなお土産を探そう
- ブルーエンジェルズの予行演習に遭遇
- 欧米に来たら必ず一回は食べたくなるベトナム料理
今回の目的は親友に会いに行くことだったから、観光はしなくてもいいと思っていたけど、ありました、有名な観光地。
アルカトラズ島です。
「アルカトラズからの脱出」という映画で有名になったこの島のことは私も知ってたけど、映画は見たことがなかった。
義父がこの映画が大好きでなぜか何度も見たって言ってた。
私もせっかく現地に行くのだから、実際にアルカトラズ島に行く前にアメリカの友達の家でネトフリで見ようとしたところ、
「昔の映画だから面白くないし、気分あがらないからやめときなよ」と言われたので、あっさり見ずに行くことになった。笑
アルカトラズ島内にはレストランやカフェがない
ところで、アルカトラズ島は島なのでボートに乗っていくのだけど、島内にはカフェや売店がないらしいとのことで、行く前にサンドイッチを買って行くことに。
ダウンタウンのサンドイッチバー(米国ではこう呼ばないのかもしれないけど、オージー的にはバー)でお好みの具を入れたサンドイッチをオーダー。
でもデカっ!!!
ここでまたもや誤算の大きさのサンドイッチを入手してしまう。。
いや、分量が大きいことは想定内だったのだが、それでもデカかった。
オーストラリアでサンドイッチを頼む時は、下の写真の奥(上部)のパンから好きな種類のパンを選ぶ。出てくるパンはこの写真のパンの断面をスライスしたもの。
だから普通の食パン2枚重ねたサンドイッチになるんだけど、このサンドはなんか様子がおかしい。
( ̄▽ ̄)
ここは、パンを選んだら、パン一本全部に具材を詰めたやん。
ターキー(七面鳥)とクランベリーソースと野菜とピクルスを詰め込んでちょっとピリッとしたソースにしてもらったのだが、いや、ターキー入れすぎだから!
このジャンボサンドイッチ、半分に切ってくれたけど、正直、これ半分で普通のサンドイッチ何個分あるんでしょ?
ただ、味は100点満点通り越して、200点だった。
アメリカ、何食べても美味しい!
アルカトラズ島には実際お食事どころがなんもなかったので、ピクニックしたいなら、手軽なサンドイッチを買って行くのは良いアイデアです。
サンフランシスコの港は大きい
サンフランシスコの港はピア(桟橋)が沢山あります。
私たちが車を止めたのはピア1番の近くだけど、アルカトラズ行きの船がてているのはピア33番。
だから、そこまで海沿いをずっと歩いていきます。
ずっと直線で建物があったり海が見えたりを繰り返しながら歩くこと10分ほどでピサ33番に到着。
【Pier 33】
ちなみに前に紹介したフィッシャーマンズワーフがあるのはピア39番です。
乗り場に着くと、もう船への乗船が始まってました。
アルカトラズ島へは必ず事前に予約をして渡ります。
個人が勝手に行ける島ではないので注意しましょう。
船に乗ると船の上は観光客でいっぱい。
この日は欧米系ばかりでした。
面白いのは下の写真。
ジーンズ率がめちゃくちゃ高い!
下半身青い人達だらけでした〜。
この日は快晴だったので、船からダウンタウンがよく見えた。
でも、アルカトラズ島のほうへ目をやると霧が出てる。
残念ながらゴールデンゲートブリッジも霧っていて下半分がなんとか見えた程度。
こうゆうのをMicro Weather(マイクロウェザー)と呼ぶのだけど、ベイエリアは典型的なマイクロウェザーらしく、バークリーがきんきんの快晴でも、ゴールデンゲートブリッジのある太平洋側に来ると霧が出てるなんてことがしょっちゅうらしい(友達談)。
でもこの時期は雨が本当に少なく、毎日良いお天気に恵まれました。
アルカトラズの囚人(本物)が体験談語ってる
島に入ると早速島内マップを入手(1ドル)。
日本語版はなく、英語版やスペイン語、中国語版のみが置いてあった。
張り切って1ドル払ってゲットしたものの・・・結局使う必要がなかった。
それほどこの島は小さいし、オーディオガイドが含まれているからそれで十分。
アルカトラズ島の模型はこんな感じ(↓)
坂を登ったてっぺんが刑務所のメインビルディングです。
上の写真の入り口からいよいよ刑務所に突入。
まず、下の写真の場所で囚人はシャワーを浴びて着替えるそう。
きゃーこんなオープンスペースでシャワーなんて〜と動揺していたら、この刑務所は男性だけだったとのこと。
びっくりさせるわ。
囚人のセルは写真取り放題。
オーディオガイドが面白かったのは、ここの実際の囚人の肉声が聞けること。
ここでの辛い体験談を語っていてちっと可哀想。
語り部の囚人の写真も刑務所内に貼ってあるので、顔と声が堪能できる。
但し、肉声が聞けるのは英語オーディオガイドのみで、日本語オーディオガイドは当然訳されているためただのナレーターのべしゃりになっとります。
どんな囚人だったか興味がある場合は、英語のオーディオがオススメ。
外観は映画やテレビで見たことあるような感じ。
ここに実際に囚人がいたらもっと怖いのだろうけど、観光客ばかりなので和気藹々と楽しい雰囲気。
一生入りたい場所ではないが、セル内に自分が入ってみることも可能。
下の写真はセルの中から撮ったもの。
あと、素行の良い囚人は通信教育を受けたり、絵画を描いたりすることも許されていたとかで、下の写真だけみたら、ただ飯食らいながら通信教育とは、なんと贅沢な!と思ってしまった。
チェスとか置いてあるし!
柵の中であることさえ忘れれば、楽しそう・・・なわけないか!
有名な話だけど、スプーン一本で排水口掘って脱獄した話があるね。
建物の構造を見る限り、スプーンで掘れるなんてありえないと思ってしまう。
食堂の刃物の形の入れ物(下)は、食堂から刃物がなくなったら(囚人が持って行ったら)危険だから、必ずこの箱の同じ形のところに刃物がはめられて返却されるシステムになっていたらしい。
数字から見るアメリカの刑務所と犯罪の現実
下図は10万人当たりの刑務所数。
内陸の特に南部の方が刑務所多いみたい。
刑務所に一旦入ると、いろいろなことができなくなると書いてある(下)。
投票、求職、陪審員参加(これは当然か)、従軍、学生ローン申請、フードスタンプ(食料費補助)などなど。
要するに出所してシャバに戻っても、それは事実上のもう一つの死刑宣告を受けたようなもの。
アメリカは日本より寛容でセカンドチャンスがある国だと思っていたけど、実際一度刑務所に入ってしまうと生きていくのは非常に困難なよう。
この上の写真の囚人おじさんはこう書いています。
「何年も前、刑務所を出た時、自由になれたと思った。犯罪歴が常に着いて回り、以前の食の経験を生かして新しい職を見つけるのを阻むとは思ってもいなかった。自分にいつも問うているのは、私は何故今も罰を受け続けているのだろう?ということだ」
さらに、米国で納税者が負担している刑務所のコストは年間約2,000ドル(現在のレートで約30万弱)とかなり高額。日本はそこまででないと思いますが、それでも結構な額を負担してるはず。
やだね。
さらに怖い数字はこちら(下)。
米国のの成人の37人に1人が服役中か仮出所中。
多くないですか?
これってコロナの患者数じゃないですよね?
アメリカの刑務所への投獄率は世界第1位(横棒グラフ1番上)。
決して誇れるものではない。
次いで、ロシア、ルワンダ、ブラジル、南アフリカ、メキシコなど。
嬉しいことに、日本はこのグラフには入っていませんでした。
やった〜。
アルカトラズ刑務所のショップでユニークなお土産を探そう
アルカトラズ島のお土産ショップはかなり充実しています。
囚人用のカップや
ゴールデンゲートブリッジの構造に実際に使われているリベットなど。
リベット買ってなんになるんじゃいと疑問もわきますが、持ってみるとかなり重たかったので、文鎮として使用するのにいいと思う。
あと、アメリカらしいジョークが書かれたマグカップも見つけたよ。
このマグカップには
"I spent time on Alkatraz."
とあります。
このジョーク分かるかな?
これには2つ意味があって、一つは、「アルカトラズ島に行ってきたよ(観光で)」で、もう一つは、「服役してきました」という意味。
コテコテのアメリカンジョーク。
ブルーエンジェルズの予行演習に遭遇
日本ではブルーインパルスが有名だけど、アメリカにはブルーエンジェルズというのがある。
翌日このブルーエンジェルズの航空ショーがあるため、予行練習をしているブルーエンジェルズに遭遇し、意図せず30分以上様々なアクロバット飛行を間近で見ることができた。
ただ、飛行機が早すぎて、スマホで捉えられたのはこの一枚だけ。
クルクルしたり、シュパーッと交差したり、西海岸の大空を舞う複数のブルーエンジェルズは凄かった!
近くでは空母の一般公開もやっていて、試しに入ってみたけど、あまりにも人気すぎて時間が足らず、待つのを途中で断念して出てしまいまった。
下の写真は入口の金属探知機の様子。
間近で見たかったけど、またの機会に。
欧米に来たら必ず一回は食べたくなるベトナム料理
前回カナダに行った時もそうだったんだけど、私なぜかイタリア以外の欧米に行くと必ず1度はベトナムかタイ料理を非常に欲します。
日本のと違うのよね、いろいろと。
個人的には欧米スタイルの方が本格的な気がして好き。
今回初めて食べて一番美味しかったのがコレ!
この揚げ豆腐みたいなやつ、調味料の味付けがめちゃくちゃ美味しかった!
日本に持って帰りたいと切に思った味。
まだ日本では出会ってない味!
ただ、やっぱ量は多いよね。
そこはアメリカ。
空芯菜なんか・・・どんだけ葉っぱ食べさせるんじゃい!てくらいてんこ盛り。
でも、どれも美味しすぎて・・・日本にもこんなベトナム料理屋があったらいいのに!
ベトナム料理・・・どうか日本風にアレンジしないでほしい・・。
もう何がなんだかわからんが、とにかく海外で食べると数倍美味しく感じるのでした。